GU×アンダーカバー第4弾(2024秋冬)とユニクロU2024秋冬同日発売
2024年9月27日(金)。この日はGU×アンダーカバー第4弾(2024秋冬)とユニクロU2024秋冬コレクションの発売日です。
両コレクションの発売前プレビューを記事にしましたが、優劣つけがたい期待感だということはビュー数を比較するとよくわかりました。因みにユニクロ:Cは両者を上回っていたように思えます。初のメンズの展開があったという点も大きかったのかもしれませんね。
9月27日の行動をどのようにしようかと思案しましたが、GU×アンダーカバーは全店舗展開、対してユニクロUは今に始まったことではありませんがかなり展開店舗を限定しています。
これを踏まえて、GU×アンダーカバーを実店舗に行って購入し、ユニクロUはオンラインで購入することにしました。ユニクロのフルラインナップ店舗は自宅からかなり遠いためです。
GU×アンダーカバーの買い物が終わった後に同じショッピングモール内のユニクロも一応覗いてみたのですが(ユニクロUの買い物はオンラインで済んでいます)、一応大型店舗に分類されている所にも拘わらず、置いてあったのはこのラムニットジャケットのみでした。・・・なんというか・・・何とも寂しい。ちょっと前まではこちらの店舗でも大体のものは手に入ったのに・・・。
GUとユニクロでは特別コレクションの位置付けや販売戦略等に差異があるのでしょうが、郊外に住む私のようなユーザーからしたら置いてけぼりを喰らったような気にもなります。
GU×アンダーカバー発売日のGUの様子
開店時間の10時に合わせて件(くだん)の店舗に足を運んだわけですが、客足はまあまあといったところ。如何にもファッション感度が高そうな若い女性、そして私くらいの世代の男性もちらほら見かけました。
デニムコンバーチブルワイドカーゴパンツは販売遅延になっているようです。オンラインでは問題なく販売されているようなので輸送等の問題なのでしょう。
販売前から注目していたクルーネックセーターの出来は相当良かったと思います。ただ、他の物を買ってしまったので今回はスルーしました。
ジャガードで大きく胸部分にデザインのあるニットセーターはなかなか良いブランドなどで見つかりにくいので貴重だと思います。
購入品レビュー
こちらが今回の購入品。
オズの魔法使いコラボのグラフィックTシャツ、同じくヘビーウェイトスウェットプルオーバー、そしてトラックジャケットになります。
いやー。ユニクロUも買ったので、少しだけにしようと思っていたのですが、結局3点買ってしまいました・・・。それでも、スウェットは2点、Tシャツは3点欲しかったし、上記のクルーネックセーターやカーディガンにも惹かれたので我慢したほうです(笑)。これでも苦心の末絞った結果です・・・。かなり価格は安いのですが、買い過ぎても体は一つしかないので結局着る機会は限られますからね・・・。
グラフィックTシャツ
まずはグラフィックTシャツ。
今回はオズの魔法使いとのコラボということですが、このコラボ、全く絶妙ですね。
その世界観はミステリアスでダーティーなアンダーカバーの世界観とも相性が抜群。前回のユニバーサルピクチャーズのモンスター映画とのコラボも素晴らしかったですが、これは思わず買ってしまいますよ。
余談ですが、何を隠そう私はオズの魔法使いを二人の魔女の視点から描いた「WICKED(ウィキッド)」が大好きで、隣県まで劇団四季のミュージカルを鑑賞に行くこともあるほどのファンなのです(ミュージカル鑑賞が実は趣味です)。
生地は前回の第3弾で大絶賛した、ツルっとしたコットン100%のシルケット加工が為されていそうなほど綺麗な生地で全く文句がありません。
今頃Tシャツを買ってもと思われる方も多いと思いますが、今からでもアウターのインナーに使えるし、まあ保管しておいて来年着ても良いと思います。価格は1,990円。
173㎝61㎏でLサイズを着用。サイズ感は恐らく第3弾(2024春夏)よりも若干大きめになっていると思いました。Lサイズでもかなりゆったりとしています。シルエットも抜群。
ヘビーウェイトスウェットプルオーバー
続いてはこちらのヘビーウェイトスウェットプルオーバー。
こちらも発売前から注視していたアイテムでしたが、期待以上にハイクオリティでした。
同じオズの魔法使いコラボのこちらのタイプとかなり迷ったのですが(2枚買おうかとも思いましたが買い過ぎても着る機会が限られますからね)、こちらがかなりのトゥルーホワイトだったのと(汚れが気になる気がする)、今一つ似合わなかったこともありグレーの方に決めました。ホワイトのドロシープリントタイプはアンダーカバーの高橋盾氏のお気に入りだという情報もあったので、それならばこちらの方が惹かれるという方も多いことでしょう。あれ?こっちもやっぱり欲しくなってきたかも・・・(笑)。
こちらはドロシーと魔女のワンシーンのプリント。グラフィックはそれ自体が持つ意味合いと、ボディとの配色のバランス、そしてプリントの範囲等が組み合わさって格好良くなるかダサくなるかが決まってくるものだと思うので、結構しっくりくるものに出会える確率は低かったりするように感じているのですが、これは絶妙ですね。さすがはアンダーカバーだと思います。
ヘビーウェイトスウェットとネーミングされていますが、確かに生地はかなり分厚い作りではあるものの、所謂アメカジのガザっとしたヘビーオンスな生地とは違い、ポリエステルが18%とまあまあな混率になっているのでキレイ目な印象。スウェットとは言いながらもかなり汎用性が高いのではないかと思うし(綺麗目なコーデにも合う)、アメカジのスウェットと差別化できるという利点もあると思います。アメカジのヘビーオンスの生地もチャンピオン等のリバースウィーブも好きですが、こういうスウェットも使い易くて欲しいと思っていたところでした。
今更ですがGUの生地は本当に最近優秀です。
173㎝61㎏でLサイズを着用。かなり余裕のあるオーバーサイズになっています。
店舗ではXLサイズも試着しました。一枚着の想定ならばこの位オーバーサイズでも良いと思いましたが、基本的にスウェットシャツは上からジャケットやコートを着る為、嵩張ってしまうかもしれないと思いLサイズを選んでいます。
Lサイズでも十分ゆったりと着用できるので良かったのではないかと思いました。
価格は2,990円。
トラックジャケット
特にやられたのがこちらのトラックジャケットです。
恐らく実物を店舗で見なければ購入には至らなかったでしょう。元々そんなに意中ではありませんでした。しかし、実際に実物を拝んだ時、もう抗う術はありませんでした・・・。
様々なブランドがリリースしているトラックジャケットですが、スリーブ部分のデザインが一つのポイントになると思います。
今回のGU×アンダーカバーではアンダーカバーデザイナーの高橋盾氏のタトゥーがライニングされています。このGIZ柄は本家アンダーカバーでもアイコニックに使用されるもので、これが格好良すぎました。
オンラインの画像で見た時は若干やんちゃ感が過ぎるかなと思っていましたが、伝説的で別格過ぎる高橋盾氏の矜持の詰まったGIZデザインを実際に見ると、そんな安っぽい表現では片付けられないということに気付かされます。
勿論これまでも今回もGUコラボでは幾度か使用されてはいますが、トラックジャケットのライニングにこれを用いるとは・・・といった感じです。
しかも、そのライニングが襟の上部まで伸びているという点も極めて格好良いと思いました。意外とあまり見ないですよね。
生地は一般的なジャージー生地ではなく、ダブルフェイスのダンボールスウェットと言えそうなもの。もちっとしていて伸縮性に優れ、ジャージー生地よりもやや大人っぽい雰囲気です。
173㎝62㎏でXLサイズを着用。かなりリラックスフィットになります。
トラックジャケットはジャストサイズで着ると一遍におっさん臭くなるのでオーバーサイズを選ぶのが正解でしょう。
因みに、襟を立てて着用するのがトレンドらしいですが私は折って着用する派です。ジップを締めて着する時のみ襟は立てます。
カラーは、実はこちらのワインレッドとかなり迷いました。うーん、もしもセール時期に余っていたらこっちも買おうかな・・・売れてしまう可能性の方が高いとは思いますが・・・。
価格は3,990円(安っ)。
※他の着用アイテム
Tシャツ:ユニクロU2024春夏
パンツ:MANUAL ALPHABET
シューズ:【PUMA SUEDE SPLT(スエードスプリト)
まとめ
今回のGU×アンダーカバー第4弾(2024秋冬)は期待以上の出来でした。
デザインが気に入るならば是非購入すべきでしょう。私が購入したもの以外もほぼ全て素晴らしかったように思っています。
一部、大人が着るには安っぽい等と言うヘイトな意見もあるようですが、私は全然思いません。それにもしそう思うならば、大人っぽい物に混ぜて着ればよいのです。そういうのが本当の大人の着こなしだと思うのです。
・・・そもそも、GUの生地は本当に近年優秀で安っぽさは皆無。「安っぽい」という見解の方は「GU」という固定概念から脱却できていないのではないかと思ったりもします。
出典:GU公式 | ジーユーUNDERCOVER(アンダーカバー) (gu-global.com)
アンダーカバーの高橋盾氏は今後もGUとのコラボに前向きなようですが、第4弾までのギミックが存分に発揮されたデザインのものではなく、ベーシックでシンプルな路線のコレクションにも取り組みたいと発言しています。そういう側面もまた、アンダーカバーの得意とするところであると。
パリコレでも活躍するアンダーカバーの真価が発揮されるのは次回以降なのかも知れないと思うと、また一段と期待が膨らみますね。
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