今年の部屋着を決めたぜ!
今朝起床後に撮影したものである。
起きがけの姿を敢えて公にさらす勇気を誰かに褒めて欲しい気持ちだ。
・・・今回ご紹介したいのは着用しているスウェットシャツ。
昨年GUで購入したグレムリンコラボのこちらのスウェット。マジで愛用し過ぎて見事にボロボロになってしまった。
冬から春にかけて家にいる時間はほぼほぼこれを着ていたため(因みに記事でご紹介した後洗い換え用に全く同じものをもう一枚買っている)、もしかしたら所有している衣料で最も長い時間着ていたのはこれだったかもしれない。
それ程愛用した理由は、デザインがイカしていたことは勿論なのだが生地、着心地も部屋着としては理想通りだったことが大きい。
そして今年。全く同じ仕様でGUがリリースしたのは伝説のロックバンド・QUEEN(クイーン)、Rowlingstones(ローリングストーンズ)とのコラボだったのである。
Rowlingstones(ローリングストーンズ)もそそられたが私が選んだのはQUEEN(クイーン)コラボ。これで今年の部屋着に関して逡巡することはなくなったというわけだ。
QUEEN(クイーン)について
それほど洋画を観ない私だが、ボヘミアン・ラプソディはこの心の中に今もなお強く焼き付いている作品である。
正直なところ、QUEEN(クイーン)にもフレディ・マーキュリーにも左程強い興味があるわけではなかった。
QUEEN(クイーン)が伝説のライブ・エイド(因みにフレディがライブ・エイドで着用していたスニーカーはアディダスのヘラクレス。復刻されないだろうか・・・。因みの因みだがアイスウォッシュのデニムはラングラーのものだ)に辿り着くまでの軌跡を描いたこの映画は、2018年の公開当時相当大きな話題を呼んでおり、何気なしに私も鑑賞した。
決して過言ではなく、その時に受けた衝撃と感動は今も微塵も色褪せていない。
QUEEN(クイーン)とフレディ・マーキュリーが世界的なロックスターになるまでの眩いばかりの足取り、スーパーな存在に駆けあがった後に待ち受けている難解な課題達、フレディの中に内包されていた本来の自分との葛藤・・・。そして、ラストも悲劇と栄光の陰影が見事な構成で描かれている。
サブスクが解禁されてからは覚えているだけでも3回くらいは再鑑賞したが、毎度毎度この胸は深く抉られ、お決まりのように頬には涙が伝った。
勿論フィクションが入っていることは分かっているし(フレディがHIV感染の事実をメンバーに明らかにしたのはライブ・エイドの際ではなくその後だったこともそう)、美化されている部分が多いのも承知している。でも、もう私の中のフレディは(いい意味で)映画「ボヘミアンラプソディー」のフレディなのだ。永遠のヒーローの一人であることは間違いなくなった。
それからというものの、私はQUEEN(クイーン)についておおいに勉強し、曲を聴きまくって今に至る(因みに最も好きな曲は「Somebody To Love」と「Killer Queen」。我ながらなかなかのミーハーっぷりだ)。
・・・このままだとかなりとりとめがなくなってしまう。QUEEN(クイーン)とボヘミアンラプソディーについてはまた追々他の記事にしたい。
QUEEN(クイーン)×GUスウェットレビュー
アルバム「ホット・スペース」リリース後のアメリカツアーTが元ネタ
というわけでこちらがQUEENコラボのGUのスウェット。
プリントの元ネタはQUEEN(クイーン)10枚目のアルバム「HOT SPACE(ホット・スペース)」リリース後に行われたアメリカツアーTである。
ホット・スペースがリリースされたのは1982年。奇しくもマイケル・ジャクソンのスリラーがリリースされたのと同じ年である。
映画のラストに描かれたライブ・エイドが1985年なのでフレディが元気に活動していくのもあと数年ということになる。
それほどメジャーなアルバムというわけではなく、世間一般的にポピュラーな代表作は収録されてはいない。敢えて言えば80年に銃殺されたジョン・レノンに捧げた「ライフ・イズ・リアル」、デヴィッド・ボウイとの共作「アンダー・プレッシャー」が収録されているといった感じだ。
かすりプリント
如何にも80年代くらいのヴィジュアルといった感じで、レトロ感がありながらも何故か洗練された印象も受ける、何とも格好良いデザインになっている。
4人のカラーが4色で表現されているが、元々音楽的思考の全く異なる4人で結成されたQUEEN(クイーン)の特徴を暗に名に示しているのかなと勝手に思ってしまった。
「もしも80年代のヴィンテージならばこんな風にかすれがあるよね」と言わんばかりのかすり加工が為されている。GUはヴィンテージ加工がとても上手なことで知られているが、まあ本当にうまい。程よくて、全くやり過ぎ感がないところが良い。
褪せ加工
生地に関しても絶妙な褪せ加工が為されている。
「ここまできちんとする必要があるのか」と言いたくなるが、これほど絶妙な褪せ具合の古着を見つけるのはかなり骨が折れるもの。(賛否あるかもしれないが)それを人工的に作り出して提供するGUはやはりある意味凄い。
私は部屋着にするわけなので、この褪せ加工や前述のかすれ加工は「劣化隠し」のようにもなって別の意味で有難くもあるのだが。
裏毛とソフトな生地(着心地が抜群)
裏地は裏毛(ウラケ)になっている。GUの人気シリーズ・ヘビーウェイトスウェット等もそうだが、裏起毛だとどうしても厚みが出過ぎてごわつきが気になることが多い。裏フリース等も同じようなもの。
程よい保温性と軽さ、着心地の良さが担保されるのが裏毛なのだが、何故かこれがなかなか見つかり難いのである。この件でスウェット選びに四苦八苦している方も意外と多いのではないだろうか。
昨年のグレムリンコラボもそうだったが、GUのこのタイプのスウェットは一貫して裏毛が採用されていて、この点も極めて有難い。
やや耐久性には劣るものの対応時季も長いし非常に運用がしやすい。特に部屋着には最適である。
シルエット、サイズ感
172㎝61㎏の標準体型でXLサイズを着用。見ての通りかなりゆとりがある。
ジャストサイズはMくらいだろうと思うが、昨今のトレンドを考えるとこの位ゆとりがあった方がこなれて見えると言えそうだ。
何度も繰り返すようだが今回は部屋着用途で購入したからゆったりとしていた方がベターでもある。
程よく落ちた肩、広めの身幅、そして程よい着丈。掛け値なしに格好良いシルエットだ。
まとめ
出典:GU公式オンラインストア
今回リリースされたもう一型はこちら。QUEEN(クイーン)の公式ロゴが大きくプリントされている。
2頭のライオン、カニ、シルフ(乙女)がメンバー各々の星座を現わしている、この公式ロゴのものもなかなか捨て難かった。いや、もしかすると洗い換え用に購入してしまうかもしれない。シーズンアウトするともう手に入らなくなってしまうので思ってしまったら待ったなしではある。
出典:GU公式オンラインストア
勿論ローリングストーンズのアイコニックなデザインもイカしている。
最後に、GUは最近コラボもの(小規模なものに関しても)タグをオリジナルで作製している。今回もQUEEN OFFICIALの拘りタグだ。こういう細かい拘りは外から見えない部分であるにしても大いに着目すべきところだと思う。
まだ十分サイズも残っているので気になった方は是非チェックして欲しい。QUEENに興味がなくても十分格好良く、一見の価値はあると思う。
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