YMのメンズファッションリサーチ

メンズファッションについて、ブランド、アイテム、ショップ、人物等様々な角度からリサーチします。

【メトロポリタン美術館×チャンピオン】現行リバースウィーブのスウェットは最高のお土産じゃない?

 

一目惚れの一本釣り

プリントのスウェットが、この季節になるとどうしても欲しくなる。

ヴィンテージ市場が相変わらず活況で、キングオブスウェット・チャンピオンのリバースウィーブも90年代のものであってもグッドコンディションのものは値上がりが著しい(この前古着屋で物色していたら、物によっては20,000円では買えないほどであった)。

それでもまだ買えないというほどでもないが、何かピンとこない。

かといって、現行の物を見ても食指はなかなか動かない。

 

というわけで今回手に入れたのは、ニューヨークのメトロポリタン美術館オリジナルの現行チャンピオンリバースウィーブ

勿論新品で、現地買い付けのもの。実際にメトロポリタン美術館でお土産として売ってあるものだ。一目惚れの一本釣りだった。

現行ではあるものの、その「面白さ」に惹かれたというわけだ。

 

メトロポリタン美術館のお土産

出典:Wikipedia

 

メトロポリタン美術館は、アートに疎い質の私でも大体概要は知っている程有名である。

1870年に開館した美術館で、かなり幅広い分野や分類のコレクションが展示されている。ニューヨーク・マンハッタンのランドマークのひとつと言って良いだろう。

 

出典:okayu's gift research room♡

 

メトロポリタン美術館の面白いところは、グッズへの注力具合が高いところだ。その中には今回ご紹介するチャンピオンとのコラボスウェット等もあるように、ご当地ブランドを用いたグッズも存在している。

如何にもアメリカらしいというか、日本人の感覚では良い意味で突飛な発想をするところが素晴らしい。

他にもセレクトショップやブランドとのコラボにも積極的。要は、自己ブランディングが極めて上手いという言い方が近いといったところだろう。

 

レビュー

 

概要

先述のように、このスウェットは勿論チャンピオン社のもの。現行モデルのリバースウィーブのボディが使用されている。

通常ならカレッジロゴなどのプリントが為されている胸部分がメトロポリタン美術館に置き換えられている。他ブランド等とのコラボでここにブランド名を持ってくること等もあるようだが、なかなか面白いアイディアだと言える。

 

現在はアジア生産だが昨年くらいまではアメリカ圏内で生産されていたようだ。コレクターはアメリカ圏内生産期のものに価値を見出しているようで、私ももう少し早めに手を出していたらという思いもなくはないが、基本的に作りが粗悪になったとかそう言う事はほぼほぼないと思うのでまあ良しとしたい。

 

生地・素材

リバースウィーブは1934年にチャンピオン社が開発した製法で、縦方向に使用される生地を横方向に使用することで縦縮みを抑え、同時に横縮みに対しては設計上の配慮を施したもの。因みに特許は切れており、チャンピオン以外のメーカーもリバースウィーブ製法を使用しているようだ。

 

ymfresearch.info

新品の時は滑らかでフワフワしているが、洗濯していくうちに独特のごわつきが出てきて、素晴らしい雰囲気を醸してくる特徴がある。勿論着心地、動きやすさも極上だ。

昔はコットン100%だったが現行は20%のポリエステルが混紡されている。着心地は向上したと思うが、風合いや生地の厚みはコットン100%の方が素晴らしい。

この辺りが「古い物の方が良い」と言われる所以の一つでもあるだろう。

 

その他のディテール

サイドリブのフラットシーマも健在。凹凸の少ない縫い目を作ることで肌触りの快適性、動きやすさの向上に一役買っている。

 

袖リブや裾リブの作りも勿論チャンピオン品質。

 

袖にはチャンピオンのロゴ。

 

サイズ感、コーディネート、着心地

サングラス:MOSCOT(モスコット)レムトッシュ ジャパンリミテッド15

スウェット:メトロポリタン美術館×チャンピオン

パンツ:PORTER CLASSIC

シューズ:ニューバランスM990V6GL6

172㎝61㎏標準体型でLサイズを着用。勿論アメリカ企画なのでかなりゆったりとしている。日本サイズに当て嵌めるとXLサイズ位となるだろう。

やはり実際に合わせてみると普通のカレッジロゴ等の物と比較して面白さ、捻りを感じられると思う。「へえー」「なんか、おもろい」といった感じがして良い。あからさまではない、さり気ない捻りがある。そういう服が好きだ。

 

勿論ヴィンテージのリバースと比べると(現行品だから)アジはないし雰囲気は今一つなのかもしれないが、今から育てていけば良いと思っている。余り気負い過ぎなくとも、普通に着て、着たら洗濯して。それを繰り返していけばその内ナチュラルに育っていくものだ。

 

まとめ

チャンピオンのリバースウィーブも、定番過ぎるが故に何か一捻りあるものが欲しくなるという方も多いかも知れない。ヴィンテージ市場の、古い物を探している方の食指は動かないかもしれないが、これはこれでなかなか逸品だと思う。

・・・それにしても、お土産でチャンピオンのリバースウィーブを打っているメトロポリタン美術館はやはり面白い。今回はネットで購入したが、いつかは現地に行って直にスーベニアショップで物色したい気持ちにもなってしまう。

 

チャンピオン×メトロポリタン美術館を楽天で探すならこちら

 

 

https://x.com/ymfresearch8739?t=A7ddqUJ4BIOTY4PczIgQhg&s=09

↑ 最近X(旧Twitter)をよくアップしています。ブログ記事の補完的役割の他、日常やうちのネコたちの近況なども。良ければご覧ください!

 

にほんブログ村 ファッションブログ メンズファッションへ
にほんブログ村

にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければバナークリックをお願いいたします。

是非ブックマークやコメントで皆さんのご感想などお聞かせください!

 

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村