JUN(ジュン)グループが手掛けるライフスタイルショップ

出典:ライフスタイルショップの先駆け 支持され続ける「ビオトープ」の15年とこれから
今回ご紹介するのは、JUN(ジュン)グループが手掛けるライフスタイルショップ「BIO TOP(ビオトープ)」。
JUN(ジュン)グループと言えば50代くらいの方々にとってはDCブームの中核を担ったJUN、それ以降の世代にとってはADAM ET ROPE(アダムエロぺ)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
因みにファストファッションに近い価格帯で展開していた「JUN RED(ジュンレッド)」は最近終了しています(意外と偶にチェックしていたので若干残念です。モノはそれなりでしたが割と役に立つアイテムのリリースがあっていたので)。

出典:ライフスタイルショップの先駆け 支持され続ける「ビオトープ」の15年とこれから
BIO TOP(ビオトープ)がスタートしたのは2009年。アダムエロペ白金本店がリニューアルして誕生しています。
BIO TOP(ビオトープ)はクリエイティブディレクターの迫村岳氏が統括していますが、実はGDCの熊谷隆志氏も立ち上げに携わっていました。そういう意味でもやはりベースになっているアダムエロペよりもハイエンドなショップを作ろうとしていた感が伝わってきます。
また、「ライフスタイルショップ」という事で、アパレル関連以外にもコスメや植物、食器、インテリアなど生活雑貨等も総合的に取り扱うという点に於いても通常のセレクトショップとは一線を画していると言えるでしょう。
ツボを押さえた別注品がアツい
そんなBIO TOP(ビオトープ)ですが、取り扱いブランドはインポートだとルメール、ジル・サンダー、メゾンマルジェラ、ザ・ロウ等、ドメスティックブランドだとオーラリー、ハイク、アプレッセ、コモリ等と、かなりハイエンドなラインナップになっています。

出典:BIO TOP公式
しかし一方で、ヘインズやリーバイス、コンバース等の生活のベースになるような誰にとっても身近なブランドの別注も定番的に手掛けています。この辺りがライフスタイルショップらしいところで、ハイエンドなアイテムの上質さを引き立てるベーシックな部分への着目に抜かりがないところは他の高価格帯なショップとは一線を画す高質な戦略と言えるのではないでしょうか。

出典:楽天
コンバースとの別注では最近話題を攫ったジャックパーセル1935をスリップオンモデルで別注。

出典:楽天
以前にリリースされた「ラリー」も素晴らしかったですが今作もそのセンスたるやです。BIO TOP(ビオトープ)のフィルターを通して解釈したモダニズムとクラシックな雰囲気の融合が良く伝わってくるのではないでしょうか(オールスターではなくジャックパーセルとその派生モデルを手掛けるという着目点が良いんですよね)。
では次項では何点か所有しているものがあるので実物のレビューを行います。
Hanes(ヘインズ) FOR BIOTOP(ビオトープ)

まずはHanes(ヘインズ)。毎シーズン洩れなくリリースされるコラボシリーズです。このHanes FOR BIOTOPは本当に外れがなく毎回欲しくなるほどなのですが、25AWで発表された「コンフォートクルーネックプルオーバーウィズサムホール」は販売開始日を待って楽天(JUN公式)で即購入しました。
まず、パックTの祖であるHanesという事で、このシリーズは必ずパックに封入されています。Hanesのルーツを知っている人やファン、服好き等はまずここが琴線に触れますよね。

今作は中肉厚のコットン100%生地を使用。スウェットとカットソーのちょうど中間位の厚みでややもっちりしており(インターロック編み)、触り心地、着心地が抜群です。
カラーはスミクロ表記でしたがチャコールグレーといった様相。秋冬のコーデに馴染みやすくドレス寄りにもカジュアル、ストリート寄りにも(コーディネート次第で)持っていける中庸的な雰囲気になっています。

ネック幅も高さ、詰まり具合も丁度良く絶妙。勿論Hanesの生地ですからタフでヘたり難いという点も抜かりなしです。最初はややツヤっとしていますが洗濯を繰り返すと目が詰まってきて多少ゴワっと変化します。体に馴染みが良くなり極上のフィット感に。さすがはHanes(往年の名品・スエードニットクルーネックプルオーバーをベースにしてあるとのことです)。

そしてこのカットソーの最大のポイントはサムホール(指ぬき)。袖リブ部分は通常のカットソーよりも極厚且つ長めに取られており伸縮性に優れたフライス生地を使用。サムホールが配してあり、ご覧の様にアウターの下から出してアームウォーマーの様に使う事が出来ます。
これがまあ役に立つこと。勿論スタイリング上もアクセントになりますし寒い時はこの上からグローブをすればかなり重厚な防寒アイテムになります。
使わない時は折り返しておけばOK。長い季節に対応します。

兎に角この秋冬はよく使いました。何にでもよく合うし着心地が良いのでついつい引っ張り出してしまいます。
毎期毎期趣向を凝らしたものをリリースしてくるので目が離せないシリーズです。
ORCIVAL(オーシバル) FOR BIOTOP(ビオトープ)

続いては世界三大バスクシャツブランドの一角・ORCIVAL(オーシバル)に別注をかけたカットソー。
こちらの記事内でも述べたように、幸運にもアウトレットでかなりお得に手に入れる事が出来ました(因みにアダムエロペアウトレットに置いてありました)。
通常のオーシバルとの違いとしては、BIOTOP(ビオトープ)限定の細ピッチ(これがなかなか良い)、限りなくブラックに近いダークネイビーのベースカラー(これもBIOTOP限定カラー)、狭めに調整されたボートネックの天巾、裾のオリジナルスタンプ等。シルエットもかなり大幅に調整されています。

オリジナルのオーシバルを知っている者からすれば最早別物と言えそうなほどの大幅な改変ですが、これがかなりの傑作でデザイン・シルエット等BIOTOP(ビオトープ)のエッセンスを十分に感じる事が出来る気がします。先述したコンバースの別注と同じで、クラシックさは残しながらとことんモダンな雰囲気を醸していると思える。それでいてナチュラルで奇をてらわない。

【カットソー:ORCIVAL FOR BIOTIP ボトムス:YAECA(ヤエカ)シューズ:レッドウィング ポストマン アイウェア:TOM FORD(トムフォード)】
オーシバルのインラインも勿論好きですが、これは正直言ってさすがはBIOTOP(ビオトープ)と言いたくなる秀逸なバランス感覚.。
本当に最近よく使っており、腐るほど持っているバスクシャツの中でも特に気に入っていることを認めざるを得ません。
オーシバルとの再タッグは是非にと願っています。
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まとめ

出典:ライフスタイルショップの先駆け 支持され続ける「ビオトープ」の15年とこれから
BIOTOP(ビオトープ)はコンセプトの特徴からも、そうそう簡単に店舗数を増やせる業態ではありません。なので居住地の近くにはなく、実店舗は未踏です。

出典:muto-web.com
先述のようにアパレルだけではなく生活全般の提案をするライフスタイルショップという点も非常に興味深く、インテリアや雑貨、植物もハイセンスなのは間違いなく興味は尽きませんし、トレンドに靡きすぎることなく独自のフィルターを通してセレクトしたハイエンドなアイテムが並ぶ様も圧巻なことでしょう。

出典:BIO TOP公式
今回ご紹介した別注アイテムはJUNのオンラインでも見れますしアダムエロペにも置いてあることが多いので気になる方は是非チェックしてみてください。
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