皆さんは、愛してやまない所有物はありますか?
私は・・・
ニューバランスM1400NV
かれこれ何年のお付き合いでしょう。
私のいろいろな人生の場面で、本当に良く足元にいたヤツです。
最近、ニューバランス1000番台のファーストモデルである1300が復刻されました(最近とはいっても2年くらいになるのか・・・)
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復刻される直前は1300は異様な高値がついていました。
現在1400は生産中止のアナウンスがされています。
・・・というわけで、1400を楽天で検索してみると・・・
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ちょっと恐ろしい額。
ちょっと前までABCマートで30,000円前後で買えていたはず・・・
以前996も一度生産中止がアナウンスされましたが、あっさり復刻された経緯があります。
絶対はないですが、そのうち復刻されるんじゃないですか?
というかこれ、マーケティングのテクニックなんじゃないですか?
アディダスも、かの有名な「世界一売れたスニーカー」スタンスミスを、わざと一定期間製造せずに復刻し、瞬く間に街中はスタンスミスで溢れかえった・・・なんていう手?を使っていましたよ(私も飛びついたクチですけど・・・)
スタンスミスについてもそのうち書きたいのですが今回はニューバランスのお話。
我ながらいつ見ても惚れ惚れします。
とはいえだいぶん年季が入っていて
ヒール部分は劣化が否めません。
リペアの見積もりを取ったこともありますが、NBマークがなくなってしまうので、納得できずやめました。
さて、さっきから1300だの1400だの言っていますが、1000番台のモデルは
ニューバランスのフラッグシップ(最上位)モデルです。
M1300
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は、かのラルフ・ローレンが
「雲の上を歩いているようだ」
と、その履き心地を絶賛したことでも有名で、「スニーカーのロールスロイス 」と言われています。
ニューバランスの上位モデルに搭載される「ENCAP」をソールに搭載し、ランニングシューズとしての機能性はもちろん、洗練されたルックスからなんとスーツスタイルにもハマってしまう汎用性の高さも魅力です。
ファッショニスタなら誰もがその存在価値を認めざるを得ない崇高な存在と言えるでしょう。
次にM1400
1300を継承するルックスだということは一目瞭然ですが、実は諸事情からデビューが遅れ、M1500
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の次にリリースしたという逸話を持ちます。
シルエットはM1300よりも若干細め。
なので、私的にはM1300よりもスタイリッシュな印象を持っています。
私はM1400のスエードアッパーが大好きです。M1300もよいのですがアッパーにナイロンメッシュを使用しているのでややスポーティーな印象を持ちました。
男は(女性もですよね)革が好きなのです(人それぞれでしょうけど)。
それに、スエードは補色ができます。
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このファマコのダイムリキッドで褪せた色を補色します。じわっと補色されていき、また新鮮な色味が戻るのを見るのが私はとても好きです。
さてさて、ニューバランスについては、まだまだ語りつくせぬほど話題がたくさんありますが・・・(アップル創始者のスティーブ・ジョブズが愛用した「1000点中990点」がキャッチフレーズの「990」やメイドインUSAとメイドインUKのお話、日本での販売代理店月星シューズのお話等々)どれはまたの機会に。
私のM1400は何度か補色し、インソールもスニーカーショップで購入したものに一度交換しました。
「愛用品」とは、自分でメンテナンスをしながら大切に育てていくものです。
スニーカーも、量販店で販売している安価なものを短いスパンで買い替えていくのも悪くないですが(私もそういうものも所有していますし)、「自分にとってのこれ」という品物を持つのも、非常にヒューマニックでロマンティックなのではないかと思います。
そのためには、それが時代を超えて愛されるものなのかどうかを見極める審美眼も必要だし、昨今の大量消費社会を俯瞰できる芯の強さも必要なのではないでしょうか。