歳をとっても使い続けたいものは
遂に当ブログも650記事投稿を突破しました(実は気付いたら少しだけ過ぎていた)。
これもひとえに訪問して頂ける皆さんのお陰です。心から感謝申し上げます。
さて。節目の記事はいつも何について述べようかと迷うのですが、今回はあくまでも現時点でですが自分が爺さんになっても使い続けたいと思っているものを挙げてみようと思います。
現在私は44歳。イメージは70歳を過ぎても・・・といったところなのであと26年後。
・・・それは無茶なのでは?
そんなこともありません。古着市場では平気で70年代、80年代のものが売られているし、特に90年代くらいのものはコンディションが良いモノが多い印象です。
つまり、30年くらい前のものも十分使えるというわけで、全く当てのない話をするわけではないのです。
歳をとっても使える物の条件
では、爺さんになっても使える物の条件はどんなものだと言えるでしょうか。
長持ちする物
まずは何と言っても長持ちする耐久性の高い物ということになります。・・・ただ長持ちするというだけではなく、経年と共にアジの出てくる素材を使っているものだとなおベターでしょう。
動き易い物(過ごしやすい物)
歳をとると、身体機能は否応なく衰えます。現在よりも動きやすさ、過ごしやすさにおけるプライオリティはだいぶん高くなることでしょう。幾ら良いモノでも、この条件を満たさなければ愛用し続けることはできないと思います。あと、着脱のしやすさ等も同様ですね。
時を経ても色褪せない魅力がある事
40代である現在は幾らかトレンドも気にしながら身に付けるものは選んでいますが、流石に爺さんになってからはトレンドはどうでも良いです。それよりも時代に囚われない普遍的な魅力のある物を選ぶべきでしょう。
歳をとっても使いたいもの
バブアー・ビデイル
まずはバブアーのビデイル。
元々お年寄りが着ていてもおかしくないデザインではありますが、これを着て寄合に行ったり近所の公園をのんびり散歩したり。なかなか洒落た爺さんといった感じになりそうです。
現在一着所有していて大事に着ていますが、リプルーフしながら大事にすれば恐らくもう20年位軽く持つことでしょう。
緩めのサイズ感で選んでいるので嵩張ることもなく着やすいようになっています。但し懸念点としてはやや重みがある事。・・・まあ大丈夫でしょう。
老後も変わらず良き相棒として付き合っていきたい一着です。
キャプテンサンシャインのデニムカバーオール
同じくアウターですが、こちらのキャプテンサンシャインのデニムカバーオールも一生ものだと思っています。
アメカジのデニムジャケットとは違い、欧州風のディテールを備えているこのジャケットは極めて大人っぽい雰囲気の一着。
既に表面は毛羽立ちが目立ちますがあと20年間くらいはしっかりとその体を保ってくれそうな気がします。デザインに目が行きがちですが厚めのオンスのコットン生地は数年ヘビロテしても全くヘタレていません。
これを着て出かける70代の爺さん・・・やはりなかなか粋な感じがします。大事にしようっと。
オールドコーチのショルダーバッグ
オールドコーチはやっぱり極めて丈夫で美しく、感心してしまいます。
ご紹介している記事の中でも言及していますが、現行のコーチと違い分厚くて頑強なグローブレザーが使用されていて、所有しているものも製造から既に30年余が経過しているにも関わらず余裕で現役。そして一層味わい深い雰囲気を纏っています。
こまめにクリームを塗ってケアしているので出来れば爺さんになっても使い続けて行ければなと考えています。その時はまた今とも随分違う渋さを纏っているかもしれませんね。
探そうと思えばまだまだ比較的安価で手に入るので非常におすすめです。
ドルモアのダンガリーシャツ
私はシャツが好きで、最近は最早把握しきれないくらいの量を所有していますが、この中で最後まで残るのはどれだろうと考えることがあります。
それは恐らくこのドルモアのダンガリーシャツ。
世界最古のニットメーカーと言われるドルモア。同ブランドに於いてシャツは代表的なアイテムではありませんが、やはり極めて作りが良い。
上質なコットン生地はダンガリー織りなのも手伝って極めて頑丈。光沢感も素晴らしくて、カジュアルアイテムなのに気品が感じられます。
柔らかくて軽いのでとても着やすいし、多分爺さんになっても愛用できるのではないかと思います。
ymfresearch.info
やはり小汚い爺さんにならないためには、カジュアルな中にも品を備えているアイテムは必須でしょう。
ラッセルモカシン スポーティングクレーチャッカ
ラッセルモカシンのスポーティングクレーチャッカはもう20年来の相棒。一度ソールを張り替えに出しましたが、未だにすこぶる調子が良く、自分の足型に馴染んで世界で一足だけのブーツになっています。
もしも70歳まで履くとしたら48年間履くことになりますが、何かこのシューズが劣化して駄目になることが想像できません。
確かに大事に履いているしケアも怠ってはいませんが、アメリカの職人が未だハンドメイドで一足一足丹念に作り上げるこのシューズは、驚くべき耐久性を保持しています。
私の青春時代から老年期に至るまで、ずっと足元に存在していて欲しい。愛しくてたまらない一足です。
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まとめ
皆さんは、歳をとってもずっと使っていきたい、そんなものをお持ちでしょうか。
ある程度はトレンドに沿った格好をする事も必要ですが、普遍的で丈夫で、何十年も愛用できる物も見つけておくと非常に有意義なのではないかと思います。
自分が年老いた姿を想像する時、何を身に付けているのか。そんなことを想像するのもまた一興かもしれませんね。
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