- KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)のジャケットを発見する
- KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)を知ってほしい
- 発見したKAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)のジャケットレビュー
- KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)のおすすめアイテム
- まとめ
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)のジャケットを発見する
過去に私は、「好きなブランドは特にない」と述べていました。
その通りで、一つのブランドに固執する傾向の薄い自分自身を自覚していたのですが・・・
先日クローゼットの整理をした際に、キャプテンサンシャインのカバーオールを発見。
その存在すら全く忘れていた(ヤバいですよね、自分でもそう思います(笑))このアイテム。
引っ張り出して眺め、着てみると・・・
なんとも今の気分にピッタリ。
今、デニムジャケットがかなり気分だし、何より改めてこのカバーオール、かなり格好良い。
そして、そんなことを考えていると、「自分の好きなブランドは『キャプテンサンシャイン』なのではないか」と思えたのです。
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)を知ってほしい
キャプテンサンシャインについては過去記事でご紹介しました。
この記事を書いて公開した間も、このカバーオールの存在が抜けていたのですよ、本当にヤバいですよね(笑)。普段から忘れっぽいのは忘れっぽいのですが、度を越しています。
キャプテンサンシャインは日本のブランドで、そのハイセンスなデザインと、古いヴィンテージに着想を得ながらも現代的な解釈を加える独特な感性を備えており、本当に格好良いブランドなのです。
上質な原料から作る豊かな素材。
日本のファクトリーの確かな縫製。
気にせず洗って天日干しできる日常着。
古くからのトラデッショナルや
フィールド・ウエアなどのエッセンスを大切に、
旅へと連れ出したくなる一着をデザインしています。
素材や縫製への拘りは相当なもので、デザインはベーシックではあるもののどこかに一工夫があり、デイリーに着ていてもさり気ない違いを醸すことが出来るブランドなのではないかなと思っています。
「旅」が一つのブランドテーマになっていますが、即ち使いやすく、着やすい、そして妙に気取ったところもない。そのような表現の仕方でそう遠くはないのではといったところです。
出典:その道の識者9名が表現する、新しいビッグヤンクのかたち。 CASE5_児島晋輔さん(KAPTAIN SUNSHINEデザイナー) | feature | HOUYHNHNM(フイナム)
デザイナーは児島晋助氏。「ウェストトゥトゥワイス」を立ち上げ、その後独立し「キャプテンサンシャイン」を設立しました。
元々雑誌編集者だった児島氏は非常にヴィンテージのアーカイヴに精通しており、キャプテンサンシャインのアイテムもそれらの見識、知見がベースになっています。
決してメジャーなブランドとまでは言えないキャプテンサンシャインですが、個人的にも「推し」のジャパンブランドで、多くの方々に是非知ってもらいたい存在なのです。安価な部類には入らないのですが、価格以上の価値を持った稀有なブランドだと思います。
発見したKAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)のジャケットレビュー
①概要
というわけで、クローゼットの奥で眠っていたキャプテンサンシャインのカバーオールです。18SSのモデルなので4年くらい前のものになりますね。
出典:COLLECTION - SS 18 - KAPTAIN SUNSHINE
キャプテンサンシャインの18SSのルックブックには素材・カラー違いのアイテムが掲載されています。こちらはフィンクスコットンを使用したヒッコリー風のタイプ。形は同じです。
確かな記憶ではないのですが、4年くらい前にオンラインで購入して、価格は30,000円くらいだったかなと思います。不確かですが。
②ディテール(1)
ディテールについてですが、所謂アメリカのデニムカバーオールというよりはユーロのワークジャケットといった雰囲気で、恐らくデザインソースはそっちなのではないかと思います(不確かな見解です)。
デニムジャケットと聞いてパッと思い浮かぶ伝統的且つクラシックなデニムカバーオールとは、よく見ていくと一味違うディテールが満載になっています。
前立ては若干アシンメトリーな作りになっており、ボタンを閉めるとご覧のように斜めに角度がついていることが分かりますね。
これを開けるとこのように立体的且つテーラードジャケットのような見え方になります。ここは非常に品のあるディテールと言えそうで、このジャケットの一番のミソかもしれません。
③ディテール(2)
先述のように独特な前立てになっているので襟は必然的に小襟になります。タグはキャプテンサンシャインのロゴ。このロゴ、格好いいですね、男らしい洗練されたデザインなのではないかと思います。
ボタンは勿論キャプテンサンシャインのオリジナルメタルボタン。ここも好きなディテールです。
アームはテーパードしており、こなれた雰囲気を演出します。
この辺りは先述した「古いアーカイヴを基にしながらも現代的解釈を加えてい行く」ブランドコンセプトに沿ったもので、着用したときに全く古臭い感じがしないという特徴になっています。
④ディテール(3)
デニムならではの経年変化が結構進んでいますね。光に当てると毛羽立ちもかなりあり、退色も見られます。
自分としては満足なエイジングです。しかし、実は最初から少し加工もなされている状態でした。少しですけれど。それから雰囲気はそれなりに変わっています。
若干低めに設定された胸ポケットとパッチポケットはワークなムードを引き立てます。
裏にはキャプテンサンシャインお馴染みのタグが。ここに英語でプロダクトの矜持が記されています。
本当に言うまでもないのですが、メイドインジャパン。日本のファクトリーで拘りの手法で製作されています。
⑤着用イメージ(コーディネート)
173㎝65㎏の私がサイズ40(Lサイズ相当)を着用。程よくゆったりと着ることが出来ます。
アウター:キャプテンサンシャイン
シャツ:MUJILABO(ムジラボ)
パンツ:ジャーナルスタンダード
シューズ:パラブーツ
ネコ:ねね
バンドカラーシャツ、テーパードチノパンツ、ローファーでコーデしました。
前を開けて着ると前部分の立体感が際立ち綺麗な印象になります。
先述したようにアメリカというよりはユーロ寄りのデザインだというのが分かるのではないかと思います。
アウター:キャプテンサンシャイン
パンツ:スウェーデン軍
シューズ:ビルケンシュトック
こちらは前を閉めて着用。パンツをスウェーデン軍の軍パンに、シューズはビルケンシュトックのロンドンに変えています。
カジュアルに寄せた武骨なコーディネートにもすんなり馴染むかと思います。
元々カバーオールは短丈のジャケットよりも安心感がありコーディネートがしやすいのではと思いますが、意外と綺麗なスラックスなどを合わせても良いし、シューズもスニーカーからレザーシューズまで幅広い親和性があるのかなと感じています。
「ベーシックだけれどもよく見るとさりげない工夫があり、違いが出せている」。これは私がいつも思っている最も好きなアイテムのポイントなのですが、まさにそれにぴったり当て嵌まるジャケットですね(じゃあなんで忘れていたのか(笑))。
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)のおすすめアイテム
先述したようにこのジャケットは18SSのもので、もう入手することはできないのですが、折角なのでキャプテンサンシャインのおすすめアイテムを何点かご紹介したいと思います。
まずは10.5オンスと適度な厚みのホワイトデニム素材を使用したトラッカージャケット。
トレンドのトラッカージャケットですが、ムラ糸とハイツイストコットンをブレンドして旧式のシャトル織機で仕上げたこちらのアイテムは格別な雰囲気を纏っています。実に春らしい、正に今の気分な一着ですね。
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キャプテンサンシャインの定番アイテムの一つであるレギュラーカラーシャツ。所謂ドレス仕様なレギュラーカラーシャツではなく、リラックスシルエットと、超長綿とシルクを交織したオリジナルファブリックを使用し、独特な雰囲気を持つ極上のシャツです。ストライプ柄も今の気分にぴったりですね。画像のように第一ボタンまで閉めて着用したい。
価格:33,000円 |
ウェストコースト・ロングスリーブTシャツは近年のキャプテンサンシャインの代表作の一つ。
アメリカ産の超長綿、スーピマ原綿とムラ糸をミックスしたファブリックを使用しており、着心地がクセになる一着のようです。
デザイン面も特徴的で、袖に充てられる背面のラインは一発でキャプテンサンシャインだとわかるほど印象的。前から見ると無地で、後ろから見るとラインが通っているという仕様で、さりげなさが堪りませんね。
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キャプテンサンシャインのアイテムを多数取り扱っている「WOODY HOUSE」さんのオンラインストアはこちらから。
まとめ
というわけで、久々にキャプテンサンシャインのカバーオールに袖を通したわけですが、改めてこのブランドの凄みを再確認しました。
そのアイテム作りの矜持はやはり他とは一線を画しているのではないかと思います。
繰り返しになりますが、昔からあるアーカイヴが元にはなっていても、そこへの一工夫が必ずある。
クラシックだがモダン。
それがこのブランドのコンセプトを形容するのに最も相応しいワードなのではないかなと感じています。
私はユニクロもジーユーも着ますが、それはあくまでもワードローブの隙間を埋める役割のもの。
主役級であるキャプテンサンシャインやその他の本格派ブランドは外せないピースなのです。それらがあってこそ、脇を固めるプチプラも活きる。
基本なくして例外なしなのです。
それもまた再認識しました。
おまけ(きょうのネコ)
最近テレビが大好きなクロネコのねね。
はまってます(笑)
見えないんですけれど・・・
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