厚みのあるモコモコアウターが似合わない
今冬は、真冬用アウターに関してはコートを一着新調し、概ね着回せる分は揃ったと感じたので終了の予定でした。
しかし、強いて言えば余り何も考えずにサッと纏えて温かいジャケットがあればという思いも。
しかし、一つ悩みが。厚みのあるダウンジャケットなどのアウターがとにかく似合わないのです。今までほぼほぼ購入したことはなく、たまに気まぐれに試着してもやはり似合わない。
これは何が原因なのかというと、元来自分が持っている雰囲気や感覚に要因があるのだとは思いますが明確な理由は分かりません。誰ぞかにパーソナル診断のようなものをして頂きたいくらいです・・・。
しかし、案外そういった特徴を持った方は多いのではないでしょうか。
WILD THINGS(ワイルドシングス)のサプレックスデナリジャケットで悩み解消
そこでピックアップしたのがこちらのワイルドシングス・サプレックスデナリジャケット(フリースライナー)。
これまで、ワイルドシングスでは名作ミリタリージャケットのモンスターパーカやハッピージャケットをチェックしていたのですが・・・かなりボリューミーな作りであるこの両者がやはり当然の如く似合いませんでした。違う、違う。探しているのは出来るだけボリュームが抑えられているけれども保温性が高いものなのです。
サプレックスナイロン×フリースライナーで中綿なしで温かい
このジャケットはほぼボリュームがありません。それもそのはず。中綿が入っていないのです。
表はサプレックスナイロンという、米DUPON社が開発した、60/40(ロクヨン)クロスのようなコットンライクだけれども抜群の撥水機能を備えている生地が採用されており、裏地はかなり分厚いフリースライニングが施されています。
このコンビは高いレベルで保温性と機能性を両立させ、中綿がなくても十分に真冬の寒さに対応可能なスペックを保持させているのです。
前立ての仕様も抜かりなし
前立てはダブルフラップになっており、ベルクロ、ジップアップと併せてかなり優秀な冷気侵入防止仕様になっていると言えます。元々サプレックスがかなり優秀な素材なのでこれでダメを押しているという言い方ができましょう。
因みに勿論ダブルジップ。私はこの手のジャケットを手に取るとき、ダブルジップでなければ購入はかなり躊躇します。重要なポイント。
その他のディテール
従来の定番モデル、ワイルドシングス・デナリジャケット(デナリジャケットは中綿入り)をリラックスフィットにリデザインしてあり、シルエット面のスタイリッシュさが増しています。
後身頃を長めに取り、シャツテールにしてあるのはワイルドシングスの得意技。これ、かなり好きなんですよね。重アウターながら野暮ったさが解消されトレンドライクなスタイルが作りやすくなります。
どうしても寒くてたまらない場合はフードを被ることになるでしょう。フード部分までフリースライニングがあるので安心です。
着用(サイズ感・着心地・コーディネート)
アウター:ワイルドシングス・サプレックスデナリジャケット
シューズ:プーマ・クライドペイズリー
173㎝69㎏の私がXLサイズを着用。Lサイズでも行けるかと思いましたが、よりリラックスフィットになるような選択を敢えてしています。
着心地は、兎に角温かい。凄く温かい!サプレックスナイロンは軽くて柔らかく、コンパクトな感触で本当に着易い。直球的なナイロン感がなくコットンライクなのにこの質感はなかなか素晴らしいと思います。アウトドアの定番60/40クロスに勝るとも劣らないクオリティ。
フリースライニングの厚みがかなりあるので、保温感が強く、これなら寒い冬の朝夕もへっちゃらな気がします。
フードのボリュームもあるのでコーディネートがしやすい点も〇。下はワイドパンツでも細身のパンツでも良いし、シューズはブーツを合わせることも可能でしょう。意外とコーデ面では万能だと思います。
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ワイルドシングスについて
出典:ワイルドシングス公式サイト
ワイルドシングスについても少しだけ触れておきましょう。
ワイルドシングスは1981年にアメリカのニューハンプシャー州ノースコンウェイで創設されたアウトドアブランド。創設者は夫妻なのですが会社名義は奥様だったようなので、女性という事になります。
日本ではサブカルチャーとの結びつきが強く90年代のストリートでも人気を博しました。ワイルシングスと言えば「ダウンよりも温かい」説が根強い機能中綿「プリマロフト」と「モンスターパーカ」「ハッピージャケット」といった米軍特殊部隊の防寒アウターが有名ですね。最近はグローバルなブランドになっていますが、その実本格派なアイテムもリリースされ、未だ侮れない気鋭だと言えます。
初めてワイルドシングスを買おうかなと思う方はやはりプリマロフトを実装しているアウター(特に元祖のデナリジャケット)かモンスターパーカ、ハッピージャケットといった近年の代表作であるミリタリーアウターを手に取ることをお薦めしたいところではあります。
まとめ
今回はワイルドシングスのサプレックスデナリジャケットをご紹介しました。
中綿なしでもこれだけ保温性が高く、快適な着心地の物はありそうでなかなかないのではないかと思います。中綿がないので勿論ボリュームがなくシルエットが綺麗。やっと見つかりましたね。
私と同じように、保温性が高いアウターが欲しいけれどボリューミーなものが似合わないとお悩みの方がいらっしゃったら是非チェックしてみて下さい。きっとそんなニーズに沿う一着になっていると思います。
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