今年の春アウターの候補にミリタリーのトレーニングジャケットを
そろそろ春に向けてライトアウターをお探しの頃でしょうか？
今年の春、私が個人的に春アウターとして推薦したいのはミリタリーのトレーニングジャケット。要するに、各国の軍が実際の戦闘時以外のトレーニングの際に着用するトレーニングウェアという事になります。
単純にトラックジャケットが気分という事もあるし、スポーツミックスの潮流は根強い人気を誇っている背景も勿論加味しています。
軍のトレーニングジャケットって、例えばアディダスやナイキ等のメジャーなスポーツブランドのものと違って他者とも被り難いけれど機能性も良いし勿論デザインもグッドなんです。
今回は記事投稿時点で実際に本格派ミリタリーセレクトショップ《WIP》で購入可能なミリタリートレーニングジャケットを5つピックアップしました。
ミリタリーセレクトショップWAIPER（WIP）で買えるミリタリートレーニングジャケット5選
①アメリカ軍（USアーミー）APFUトレーニングジャケット
まずはアメリカ陸軍（USアーミー）のトレーニングジャケットAPFU。
USアーミーのトレーニングジャケットといえば・・・
こちらのIPFUがとても有名で、古着屋ではズラッと陳列されてあるし街結構中でも見かけることが多いジャケットです。
APFUはIPFUの後継にあたり、機能性やデザインなどが実際の兵士からのフィードバックにより改良されたモデル。2012年から変更が開始され、2017年から着用が義務付けられたそうです。
レトロな雰囲気と機能性だった前身のIPFUとはかなり趣が違い、防水・防湿、ストレッチ性など最新鋭の機能性が搭載されています。
しかし胸元の通称シェブロンVは健在・・・というかある意味意表を突いているイエローのカラーリングがかなり効いていて格好良いですね。
シルエットも現代的で、緩めのサイジングで着用すればかなりこなれた感じも演出出来そう。ストリート寄りのコーデにも馴染むことでしょう。
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②オーストリア軍トレーニングジャケット
オーストリア軍のトレーニングジャケットはかなり渋いカラーリングになっています。オーストリア軍のアイテムは全体的にオリーブカラーのくすみ方が絶妙で、いまミリタリー界隈でジワジワと人気が上がっているジャンル。トレーニングジャケットも例に洩れずカーキオリーブのカラーを採用しています。
ジャケットだけを見るとちょっとおじさん臭くてダサいかもと思われるかもしれませんが、着用イメージを見るとこれがなかなかどうして良さげ。大人が緩めに羽織ると雰囲気が出そうですね。
素材はポリエステル50％と、BAUMWOLLE50％・・・BAUMWOLLE？これは知らなかったので調べましたがドイツ語で木綿のことだそうです。読み方は「バウムヴォレ」。
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③フランス軍フリーストレーニングスーツ
こちらは2000年代にフランス陸軍で使用されていたフリース素材のトレーニングスーツ。おおよそ軍物というカテゴリーとはかけ離れていそうな鮮やかなカラーリングが魅力ですね。如何にもフランスのお国柄が反映されているといった感じです
こちらはですね、上下で着用するとなかなか普段使いには厳しそうなのですが、別々に使うととても良いのではないかと思います。
デッドストックで上下セットがアンダー10,000円という価格なので、例えばジャケットは普段使いに、パンツは部屋着になどといった使い方も良いかも。厚手のフリース素材なので冬から春への移り変わり頃に活躍してくれそうです。
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④ドイツ軍トレーニングジャケット（アドラーロゴ）
ドイツ軍のトレーニングジャケットはかなり有名な名品で、市場での人気も高い定番アイテムです。絶妙なコバルトブルーと（限りなくネイビーに近い）ブラックのツートーンカラーが目を惹きますね。
実はこのモデル、昨年久し振りにアウトドアブランドのヘリーハンセン（ヘリーハンセンはオランダ軍のイメージですがドイツ軍に納入していたというのが意外過ぎて惹かれました）が作ったものとプーマ社製のものが倉庫から放出され（てWAIPERが買い付け）、WAIPERのオンラインストアでちょっとした争奪戦になりました。私もどうしてもヘリーハンセンのものが欲しかったのですがあえなく争奪戦に敗北。そのうち必ず手に入れたいです。因みに勿論アディダス社製のものもありますがそちらはサッカー日本代表のジャージーに見えそうなのでスルーしています（笑）。
こちらは製造元は不明のものですがその分お買い得価格（3,000円台）。こちらも年々弾数が減少傾向らしいので、買えなくなる前に入手すべきかもしれません。例の如くですがコーデのコツは緩めのサイジングを選ぶ事だと思います（足元はブーツなんかだと格好良いですね）。なかなか格好良いと思いますよ。
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⑤ドイツ軍トレーニングジャケット（現行）
④のアドラーロゴタイプが80年代から90年代くらいのものなのに対しこちらは現行のドイツ軍トレーニングジャケット。カラーリングは踏襲しながらもかなり洗練されたデザインになっています。
勿論機能性もグンとアップ。素材は着脱時のノイズを軽減するソフトな質感のポリエステル素材、裏地は前身頃にメッシュ、ヨーク切り替えもベンチレーションになっています。
新旧でデザインは好みが分かれるところだと思いますが、こちらの流麗な切り替えデザインも格好良いですね。個人的には意外にこちらの方が好きかもしれません。オーバーサイズで上までジップを締めて着たいですね。パンツはチノかスラックスなんかが合わせやすい思います。
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まとめ
いかがだったでしょうか。春のライトアウターとして今回はミリタリーのトレーニングジャケットのご提案でした。
私は普段着に関してキメている感が出るのが苦手で、リラックス感を演出するのが最近特に好みです。襟付きのジャケット等ではなく、敢えてこんなスポーティーなアウターを品を損なわないように大人っぽく着こなすのも一興なのではないかと考えています。
スポーツメーカーやアウトドアメーカーのジャケットはどうしても他者と被ってしまうので、古着でミリタリーのトレーニングジャケットを探すというのは非常に良い選択肢になるのではないでしょうか。
それに、ミリタリーというと若干武骨なアイテムが多いイメージがあるかと思いますが、それを覆す意外性も良いですよね。
皆さんも春用のアウターの候補としていかがでしょう。
今回ご紹介したトレーニングジャケットはほんの一部です。まだまだ様々な品揃えがあるので良ければ覗いてみて下さい！
また、セットアップに出来るトレーニングパンツやトレーニングシャツ、トレーニングシューズ等もあります。
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