- アメリカ軍のトレーニングシューズが面白い
- SAS（SAN ANTONIO SHOEMAKERS） MISSION1 STABIRITY
- new balance M950
- Propper Eagle Mountain
- まとめ
アメリカ軍のトレーニングシューズが面白い
出典：楽天
今回はアメリカ軍のトレーニングシューズをご紹介します。
軍のトレーニングシューズで最も有名なものといえばドイツ軍のジャーマントレーナーと言って良いかもしれません。
その汎用性の高いデザインとバックグラウンドの格好良さから、ファッショニスタの間でも愛用者が多いモデル。
ミリタリートレーナーで言えば英国軍はHI-TEC（ハイテック）、チェコ（スロバキア）軍ならノヴェスタ等といった、自国にルーツのあるブランドが納入するのが常套。
では、肝心のアメリカ軍の事情はどうなっているのでしょうか？
実は結構面白い事情があって、結論から言うとSAS、ニューバランス、プロッパーの3社から納入されていて、兵士はその中から好きなものを選んで履いて良いらしいです。如何にもアメリカらしい感じがしますよね。
因みにアメリカ軍内での人気ランキング（シェア）？は
1位SAS
2位ニューバランス
3位プロッパー
とのこと（当然流動的なものだとは思いますが）。どれも素晴らしいクオリティのものであり（アメリカ軍が採用するくらいだから当たり前ですが）、見た目もかなり格好良い3モデルになっています。
全て放出品が手に入るというのも朗報。次項から順にご紹介していきます。
SAS（SAN ANTONIO SHOEMAKERS） MISSION1 STABIRITY
まずは先述した通りアメリカ軍の兵士たちの間で一番人気を誇るSASのミッション1・スタビリティ。SASはサン・アントニオ・シューメーカーズの略で、（若干マイナー気味ながら）アメリカを代表するフットウェアブランドです。
1976年にテキサス州アントニオで創業し、大量生産が当たり前になった現在に於いてもメイドインUSAに拘り一足一足職人の手によってモノ作りを行っている拘りのメーカーです。
後述するニューバランスを抑えて米軍兵士着用率1位を誇るSAS・ミッション1・スタビリティはその名の通り（スタビリティは「安定」と訳されます）抜群の安定性能と軽量性を誇っており、クセの少ない合理的なデザインも秀逸。当然の如く搭載されているビブラムソールもイカしてます。
個人的にはメッシュとリフレクターが合わさったアッパーデザインとブランド主張が少ないデザインがツボで、その内手に入れてみたいシューズにいつも挙げている一足です。実物放出品が10,000円台～20,000円台位で探せるのでタイミングが合えば購入したいと思っています。
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ミリタリーショップWAIPERからも探せます。
new balance M950
出典：Cott 楽天市場店
「ニューバランスのミリタリートレーナー」。なんて、男心を擽るキラーワードなのでしょうか。
やはり、アメリカのシューズブランドといえばニューバランスだと言って良いかと思いますが、その機能性、信頼性の高さはお膝元のアメリカ軍にもバッチリ認識されているのだという事です。
こちらのモデル名はM950。ニューバランスがアメリカ軍に支給するために開発したシグニチャーモデルです。
細かいことを言うと先代からマイナーチェンジした「V2」が現行モデル。スポーツモデルにも採用されているファントムフィット、ニュートラルのミッドソール（かなり厚い）、そしてビブラムソール。まさにニューバランスの最新の英知が詰め込まれたハイエンドモデルと言って良いでしょう。
何と言っても生粋のアメリカ製という点も勿論良いし、通常のニューバランスにはあまり見られない無骨でミリタリー感あふれるデザインは、犬も歩けば棒に当たる程巷で見かける一般的なニューバランスのモデルと一発で差別化が図れること請け合いです。
デッドストックは未だになかなか出てきにくいですが状態が良いもので20,000円台位が相場のようです。
Propper Eagle Mountain
出典：ヴィンテージ古着屋通販Feeet楽天市場店
最後はプロッパーのイーグルマウンテン。プロッパーと言えばミリタリーウェアのみならず警察などの民間ユニフォームも手掛けるメーカーです。
ユニフォームに関しては米軍納入業者に於いても最大手の一つであり、例に洩れずミリタリートレーナーも納入しているというわけです。
出典：ヴィンテージ古着屋通販Feeet楽天市場店
今回ご紹介している3タイプの中でも最も希少性の高い（放出が少ない）レアなアイテムがこちらのイーグルマウンテンで、既知の方は少ないかもしれません。
シューズ作りに特化したブランドであるSAS、ニューバランスとは違うプロッパーですが、こちらのイーグルマウンテンの機能性は決して両者に見劣りするものではなく、軽量性、安定性も相並ぶほどのスペックを誇っているようです。ソールはこちらもビブラムソールが採用されており（ビブラムって本当に凄いですね）信頼性は抜群ですね。
出典：ヴィンテージ古着屋通販Feeet楽天市場店
デザインもよりシンプルでソリッド。如何にもミリタリートレーナーっぽいいで立ちがそそられます。
やはりデッドストックにはなかなかお目に掛れない代物で、中古相場なら10,000円台～20,000円台後半位で探すことになるようです。
まとめ
今回は、アメリカ国防製品の調達に於いて、国産品の使用を義務付ける法律「Berry Amendｍent」に準拠し、コントラクターとしてアメリカ軍に納入されているトレーニングシューズ3モデル（3社）をご紹介しました。
国産であることは勿論、スペックやデザイン等に於いても高いハードルを突破した3モデルになっていることは明らかですよね。軍の使用品というのはある意味その国の威信がかかっているものであるという見方も出来ます。世界一の軍であるという自負が勿論あるであろうアメリカ軍のトレーニングシューズ。そのクオリティの高さは折り紙付きでしょう。
どれか一つを選ぶとなるとかなり迷うところですが・・・どれも極めて魅力的で格好良い・・・。
ただし、軍放出品なのでなかなか丁度良いサイズが探しにくいところが唯一の難点です。ヴィンテージショップでたまに見かけてもサイズが30㎝以上なんてこともザラ。若干大きめを履くのは悪くないですがさすがに大きすぎる・・・もしもマイサイズに近い、若しくは1～1.5㎝大き目くらいのものを見つけたら幸運だと思って良いでしょう。
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