YMのメンズファッションリサーチ

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【今大人が選ぶべきシンプルスニーカー】メジャーブランドから一足ずつ厳選してご紹介

 

大人はシンプルなスニーカーを選ぶべき

徐々に徐々にではありますが、熱狂的なスニーカーのトレンドは終焉に向かいつつあるようです。スニーカーヘッズ達が熱狂的な眼差しを向けていたプレ値付きスニーカー達も落ち着きを見せはじめ、一昨年あたりからはアディダスのSAMBA(サンバ)を筆頭にクラシックないで立ちのスニーカーが台頭してきました。

トレンドは何度も何度も繰り返すものだし、見方によってはテック系の波に乗ってハイテク系のスニーカーが隆盛という趣きもあったりはしますが、やはり今注視すべきはシンプルな路線でしょう。

大人が選びやすいデザインのものへと変遷したことで、「スニーカーを選んでみたい」と思っている大人にとっては選択肢が増えている時期だとも言えます。各ブランドが競うようにクラシックでシンプルなモデルを続々リリースしているからです。

そこで今回はメジャーなブランドから一足ずつ、今大人が選ぶべき一足を主観を交えてご紹介していきたいと思います。

 

①NIKE(ナイキ) フィールドジェネラル82

出典:NIKE公式オンラインストア

 

まずはNIKE(ナイキ)から。90年代から00年代にかけてハイテクスニーカーのトレンドを牽引してきたNIKE(ナイキ)。数々の名作が存在していますが、NIKE(ナイキ)の創業モデルであるコルテッツ等シンプルなモデルはあるにしても、持っているイメージはどちらかと言えばシンプルとは対極にあるのではないでしょうか。近年のストリートを席巻しているモデルにしてもその傾向は間違いのないところです。

だからこそ、今回復刻されたフィールドジェネラル82は極めて異彩を放っていると言えます。

出典:NIKE公式オンラインストア

 

非常にシンプル且つ無駄のないミニマルなデザイン、滑らかなコンビレザー(天然皮革と合成皮革のコンビ)とシュッとシェイプされた木型も大人っぽさを引き立ててくれそう。ワッフルソールが程よいアクセントになっていて、なかなか完成されたスタイルだと言えそうです。

このフィールドジェネラル82は80年代にNIKE(ナイキ)がリリースしたアメフトシューズ。NIKE(ナイキ)フリークではないにしても凡そのアーカイブは把握しているつもりでいましたが流石に存外でした。

間違いなく今大人が選ぶべきNIKE(ナイキ)として相応しい一足なのではないかと思います。

 

Nike. Just Do It. Nike.com (JP).オンラインストア (通販サイト)

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フィールドジェネラル82はこちらから

 

②adidas(アディダス) シュタット

ymfresearch.info

先述したSAMBA(サンバ)のヒットを受け、クラシックなインドアシューズやぺたんこソールのモデル群等を「テラスシリーズ」と銘打って矢継ぎ早にリリースし続ける近年のアディダス。NIKE(ナイキ)と比べてビジネス下手な印象が強かったですが、近年のプロモーション運営はなかなか上手く行っているようですね。

そもそもアディダスはクラシックなスニーカーという土俵では圧倒的な優位性を誇るメーカーな筈。なのでこの路線は極めて理に適っているのではないかと感じています。現にどれもこれもまず外れがない。覚えこなさないほどアーカイブからの復刻リリースを続けていますが、言ってしまえばどれでもOKと言っても良い程です。

 

出典:楽天

 

そんな中で今回ご紹介するのはSTATD(シュタット)

人気のサンバやガッツレー(ガゼル)、ハンドボールスペツィアルやロンドン等と同じ路線のシューズですが、より都会的な雰囲気を纏っている一足です。

 

出典:楽天

 

STATD(シュタット)はドイツ語で「City」の意。街並みを歩くのに映える一足にピッタリのネーミング。

アッパー素材が合皮なのはちょっぴり気にはなりますがこのコアブラックカラーはかなり良い雰囲気を纏っており、大人っぽいスタイリングにハマりそうです。

 

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③PUMA(プーマ) パレルモ

出典:楽天

個人的には「アディダスがサンバならばプーマにはパレルモがある!」と思っていました。

パレルモは80年代にプーマがリリースした「サッカー観戦用の定番シューズ」。当時の欧州のサッカースタジアムの観客の足元はこのパレルモが席巻したとも聞きます。

つま先のT字構造、アイコニックなガムソールはクラシックながらもどこか新鮮。絶妙に野暮ったいデザインとシルエットもそそられます。だからこそ大人のクリーンなスタイリングの外しにピッタリだし媚びないクラシックさが非常に良い。

 

出典:楽天

 

しかし何よりも、ナイキでもアディダスでもなく、プーマのパレルモを選ぶという選択肢自体が「格好良い」。私は本気でそう思っていて、自身も一足購入しようかと思案しているところでもあります。ああ、格好良い。

 

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④asics(アシックス) GEL-PTG

出典:楽天

 

アシックスからも一足。こちらのGEL-PTG(ゲルピーティージー)はアシックスのアーカイブからの復刻というわけではなく、1983年に発売されたファブレポイントゲッターエスをベースにアップデートが施されたモデル。

アシックスも近年「ネクストニューバランス」と言われ勢いのあるメーカーですが、ローテクでシンプルなモデルを敢えて履くという選択肢もアリ。

 

出典:楽天

 

「いかにも」なクラシカルなアシックスのローカットバッシュ。何と言うか、アシックスの真摯な姿勢が伝わる上に品質の良さも良くわかるし、ミニマルさが際立っていて、大人がスラックス等に合わせるとなかなかハマりそうだと思います。

繰り返しますが、今アシックスと言えばハイテクモデルが全盛。そこで敢えてこのローテクでシンプルなシューズを履くことで周囲との差別化を図ることができます。「おしゃれは差別化」。大いに「アリ」なのです。

 

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⑤REEBOK(リーボック) クラブC85

出典:楽天

 

リーボックからご紹介するのはクラブC85は1985年に登場したテニス専用シューズです。「C」はChampionの頭文字です。

ナイキやアディダスと比べるとやや影の薄いリーボックですが紳士の国・英国生まれのスポーツブランドらしく気品の漂うアーカイブが結構多く存在しています。

 

出典:楽天

 

クラブC85も名品の一つで、品質の良い天然レザーの質感も素晴らしく、奇をてらわないクラシックな佇まいは大人のクリーンな装いにピッタリハマると思います。

定番のオールホワイトも良いですがミントグリーンが程よいアクセントになっているこちらのカラーも何処か今っぽくておすすめです。

 

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⑥new balance(ニューバランス)996

出典:楽天

 

最近のニューバランスの路線は明らかにハイテク路線です。

デザイン性が高くアッパーには切り替えも多く入っており、トレンドのテック系、ゴープコアの潮流に乗っていることは明白。

私も勿論嫌いではないのですが、そんな今だからこそおすすめしたいのはクラシックなデザインのもの。

ニューバランスの定番中の定番モデルである996などはいかがでしょうか。

 

出典:楽天

 

「1000点満点中990点」を標榜するニューバランスの990番台の中で、1988年に3番手として登場したロングセラーモデルです。

誰が何と言おうと不朽の名作と呼ぶに相応しいルックは決して色褪せることはなく、現在のストリートを席巻するハイテク系のニューバランスとは明らかに一線を画した佇まい。時代には決して流されない。けれども間違いなくダサくない。いや、極めて格好良い。

996もアジア生産のもの等幾つかの種類が製造され流通していますが、折角ならば若干値が張るのは理解した上でアメリカ製のM996かU996を選ぶのが大人というもの。

・・・うん、でもまあ細かいところを見なければ(勿論履き心地も含めて)大差はないのでCM996等の量販モデルでも全然OK。結局のところニューバランスの原点はクラシカルなデザインだと思うので、その内きっとこちらに(流れは)戻ってくると密かに思っています。・・・まあそんなことは関係なく、何が流行しようとも決してブレない素晴らしさがあるのでいつの時代も常におすすめしたいモデルの一つ。

 

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⑦CONVERSE(コンバース) USオリジネーター

出典:楽天

 

当ブログでは幾度も述べてきたことですが、コンバースの「種類」は極めて難解で理解が難しい。余程スニーカーが好きな人でないと正しく理解しているということはないのではないでしょうか。

まず、アメリカ本国のコンバースはナイキに買収されて子会社になっています。なのでアメリカ企画の現行コンバースのソールはナイキ社が作っていたりします。

そして日本国内で流通しているコンバースは伊藤忠商事が手掛けていて、(オトナの事情により)基本的にアメリカ企画のコンバースは日本国内で買うことはできません。アメリカと日本のコンバースは全く別物と言われる所以です。

 

出典:楽天

 

日本企画のコンバースも極めて多くのライン、シリーズに細分化されていて、最早気合を入れて追っておかないと訳が分からなくなるほどですが、今回ご紹介したい「USオリジネーター」はなかなか良い出来だと言えます。

上級ラインのコンバースアディクトや度々数量限定で販売されるコンバースタイムライン等のプレミアムなバリエーションと違い、どこでも買いやすい(手に入りやすい)ように流通しているラインですが、アメリカ本国のコンバースのディテールを上手く取り入れてあり、大手セレクトショップ等でもこぞって取り扱われています。要するに価格の割には非常に評価が高く、廉価モデルと比べると細かい違いではありながらも実際に履いた時の雰囲気がかなり違う。オールスターだけではなくワンスターやスター&バーズ、ジャックパーセル等定番モデルは割と網羅しているので気になる方は是非チェックして頂きたいです。少なくとも10,000円以下で購入できる日本企画モデルでは突出した出来の良さと言って良いでしょう。

 

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