滝藤賢一氏の金言
過去記事でご紹介した、俳優の滝藤賢一氏が自身のフォトブックで示したオシャレ論の中で「紫はネイビー」という金言がありました。
即ち、一見クセの強そうなカラーである紫ですが、使い易いカラーの代表格であるネイビーのように実は着こなすことは難しくないという意味です。
実際に滝藤氏は紫のアイテムを上手く自身の着こなしの中に取り入れています。彼を象徴するカラーだと言って良いでしょう。
パープルカラーの魅力
私はファッショニスタとしての滝藤氏をリスペクトしており着こなしの参考にする事も多いのですが、前述した金言を聞く前からパープルは大好きな色でした。
「紫はネイビー」という魅力的なワードは思いつきませんでしたが・・・。
ここで私の思うパープルカラーの魅力を述べてみたいと思います。
「無難」からの脱却
特にメンズに関しては、売れ筋のカラーはオーソドックスでシンプルなカラーのものと相場が決まっています。それは即ちブラック、ホワイト、そしてネイビーとグレーといったところ。メンズファッションの究極形はスーツスタイルな訳ですが、元もフォーマルとされているカラーはネイビーとチャコールグレー。そして基本的には目立ってはいけない事がメンズの起源だということも関係しているのではないかと思います。「着飾る」文化が背景にあるレディースとはそもそもルーツが違うのです。
なのでどうしてもシンプルなカラーが基本になりやすいと思うのですが、一方で現代のファッションは「楽しむ」ことも一興。私の信条の一つでもあります。
そんな時にアクセントになるパープルカラーは便利だったりするのです。
ちょっぴりやんちゃな雰囲気だけれど実は上品
パープルは何故だかちょっぴりやんちゃな雰囲気を感じさせるカラーです。パープルとは言っても明るさや濃いさ等によって随分印象は変わりますが、ライトなものは特にそう。
しかし、元々平安時代から紫は高貴な色とされてきたという歴史があるし、スピリチュアルな世界でも神秘的なものと言われたりもします。
この、一見相反する評価を受けているという面が何とも魅力的。面白い気がするのです。見る人、感じる人によって様々な印象の違いがある。なかなか他のカラーではないことかもしれません。
パープルのコーデ
サングラス:MOSCOT(モスコット)
アウター:NEEDLES(ニードルズ)
シャツ・パンツ:ユニクロU
ユニクロU2023春夏のシャツとパンツのセットアップにニードルズのパジャマシャツを羽織っています。ダークパープルのセットアップなのでそんなに悪目立ちすることもないのですがそれなりに主張もあり最近よく用いるコーデ。パープルとオリーブカラーの相性も良いかと思います。勿論夏になればアウターを脱いでシャツとパンツのみで出掛けると思います。
こちらはラルフローレンのシャツ。少しやれたコットンツイルの生地感とライト目のパープルカラーがマッチしています。
シャツ:ラルフローレン(古着)
パンツ:PORTER CLASSIC
まとめ
いかがでしょうか。パープルはいつもの着こなしに変化がつけたい、ちょっぴりやんちゃな雰囲気をプラスしたい等、結構色々なニーズにマッチするカラーです。苦手だと食わず嫌いしていた方も一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。意外と面白いし大人にこそおすすめしたいカラーだったりもします。
「紫はネイビー」ですよ!
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