最強コスパメガネはこれだ
今年に入り、大枠で言うところの所謂高級メガネに分類されるものを何本か購入してきました。
一応とりあえずはその日の気分やコーデ、またはTPOに合わせたバリエーションが最低限揃ったのではないかと思い、一旦落ち着いていたところでしたが、もう一本「気兼ねなく日常で使える」ものを買い足しておきたいと考え出したのです。
メガネやサングラスは意外と劣化が気になってしまう消耗品という側面もあり、それぞれを大事に使っていきたいと思うが故に消耗OKのものがあると便利だという寸法。
しかし、安っぽいものは掛けたくない。量販店のものもときめかない。でもデザインは大事で掛け心地にも拘りたい(ストレスになるから)。
・・・そんな都合の良いものがあるのか?
あるのです。それが・・・
こちらのIZIPIZI(イジピジ)というアイウェアブランドのもの。
今回はこのコスパ最強メガネについてご紹介していきます。
IZIPIZI(イジピジ)とは
出典:IZIPIZI(イジピジ)公式HP
成り立ち
出典:楽天
IZIPIZI(イジピジ)は2010年にフランス・パリで誕生しました。
リヨン出身の3人のデザイナーが、読書用のメガネの置き場を探して常に奮闘していた親の姿を見て、誰もがいつかは老眼になっていくのだろうという現実を見つめ、「お客様の生活を一変させる老眼鏡」を理念に掲げ立ち上げました。
創業当初は卓上型のもので銀行や保険会社、ホテル等に置かれるようになり、その後に一般層向けのメガネ型をリリースしました。
特徴
出典:IZIPIZI(イジピジ)公式オンラインストア
「高品質且つリーズナブル」。何と言ってもIZIPIZI(イジピジ)はこのフレーズに尽きます。
IZIPIZI(イジピジ)は今や日本の大手セレクトショップのバイヤーたちの間では「10,000円以下で販売されているインポートのアイウェアはIZIPIZI(イジピジ)くらいしかなく、しかもコスパが素晴らしい」と評判の的になっています(ビューティーアンドユースユナイテッドアローズ、アダムエロぺ等で取扱いあり)。
エンジニアードガーメンツ等のブランドとのコラボモデルも存在していたりと、今まさに要注目のアイウェアブランドなのです。
バリエーション豊富
出典:IZIPIZI(イジピジ)公式オンラインストア
成り立ちからも分かるように、同ブランドのスタートはリーディンググラス(読書用メガネ、若しくは老眼鏡)ですが、サングラス、伊達メガネ、そしてPC用メガネと多彩なバリエーションを誇ります。ブランドコンセプトの通り、あらゆる生活の場面に於いて役立てるよう運営されていることが分かります。
デザイン、質感、使い易さ、掛けやすさなど死角なし
出典:楽天
価格が安いのでクオリティの面が危惧されるのではないかと思いますが、(後に実品レビューしますが)クオリティは本当に死角なしと言えます。
確かにフレーム価格で4~5万円以上のものと比較すると違いは随所にありますが、1万円以下で購入できると考えると、その範疇で出来得るほぼ全ての事をやっていると言いたくなるほどのクオリティ。比較的適当なイメージのあるフランスのブランドのものとは思えない確かなモノ作りだと感じます。勿論デザインもかなり洒落ています。
IZIPIZI(イジピジ)ブルーライトカットメガネ(スクリーンPCグラス)レビュー
さて、今回私が購入したのはこちらのブルーライトカットメガネ(スクリーンPCグラス)。先述したように日常で気兼ねなくヘビーユース出来るものをと思い探しましたが、ブルーライトカットのものならば普段PC作業が多いのでその際にも良いし、レンズのカラーはほぼ分からない程度だろうから実は使えるシーンの幅も広いだろうと考えたのです。
概要
化粧箱も全くチープということはなく、ややポップなデザインですが悪くありません。フランスらしい洒落たデザインです。
ケースはフェルト製。高級感はありませんが、コンパクトで意外と嵩張らなくて良いかもしれませんね。
するっと抜けるようにメガネを取り出すことができます。
シェイプ
今回選んだのは#Cというモデル。IZIPIZI(イジピジ)のフレームは#Cや#Dといったネーミングが付けられています。先述したようにリーディンググラスやサングラスなど様々なバリエーションがありますがフレームのナンバリングは基本的に共通。
#C ⇒ボスリントン
#D ⇒ボストン
#E ⇒ウェリントン
#J ⇒オーバル
もう少しあるかもしれませんが代表的なものはこのような感じ。
サイズ
MOSCOT(モスコット)レムトッシュ と並べてみました。
IZIPIZI(イジピジ)の#Cのサイズは47□23-150。私のレムトッシュは46□24-145です。
アイウェアのサイズの見方はレンズ幅□ブリッジ幅-テンプルなので、レムトッシュよりもややレンズ幅が広くブリッジ幅が狭目、テンプルは長めというサイズ取りになっていますね。
後述しますが、IZIPIZI(イジピジ)は基本的に店頭販売だけではなくネット販売も重視しています。若干広めのレンズ幅を取って万人に似合い易く仕上げているのではないかと思いました。
また、フィッティングを前提として作られていないのでテンプルも長めになっていると思います。
生地
生地ですが、ポリカーボネートというプラスティックの一種が使用されています。耐衝撃性、耐久性、透明度に優れており、カメラレンズや車のヘッドランプなどにも使用されているそうですが、加工性も高く製造面のコストカットに有用性を示す素材と言われています。
この辺りにIZIPIZI(イジピジ)のコストの秘密が隠されていそうですが、見た目はそんなに悪くありません。
但し、今回選んでいるのがマット(艶消し)タイプのものという点も関連性があるかとは思っています。クリアタイプだとやや質感が分かりやすくなってしまうかもしれませんし、カラーもブラックだと質の良し悪しが分かりやすいかもしれません。私は「トータス」というべっこう色(トータスは陸亀の意)を選びましたが、個人的にはこちらをおすすめしたいところです。
レンズ
ブルーライトカット用レンズはほぼほぼクリアレンズと変わりません。ほんのうっすらとカラーが入っていますが、この位なら普段かけていても違和感はないでしょう。
その他ディテール
蝶番はバネ蝶番になっています。先述のようにネットで購入する場合フィッティングが難しいので、いい意味でアバウトなフィットを生み出せるバネ蝶番をチョイスするのは合理的と言えるでしょう。広げるとビヨンビヨンと戻ります。
智(よろい)のデザインもシンプル目。サイド部にはIZIPIZI(イジピジ)のロゴマークが入っています。テンプルとの継ぎ目は見る人が見ればバネ蝶番だと分かるでしょう。ほんの少しだけ隙間が空いています。
着用感、イメージ
着用しました。
今回#Cのボスリントンタイプを選んだのは、現在所有している3型の中で比較的ボスリントンのものが自分には似合うと思っているからです。
おむすび型と言われるボストンと逆台形のウェリントンを掛け合わせたボスリントン型はタートオプティカルやモスコットのものが有名なアメリカンクラシックのシェイプです。
IZIPIZI(イジチピ)のモデルの中でも最も人気があるようですが、ボストンとウェリントンという定番の2型の良い所取りのシェイプなので比較的誰にでも似合い易いのではなかろうかと思っています。固すぎず、柔らかすぎない万能型と言えますね。
掛け心地ですが、クリングス(ノーズパッド)がなくフレームと一体型になっているので鼻が低い方は要注意です。私はたまたま、まずまず鼻が高いのでフィットしますがそうでない方は上手く行かない可能性はあるでしょう。
重さも22gとかなり軽く、まるでスポーツ用サングラスかのよう。極めて快適です。
まとめ
今回はフランスのアイウェアブランド・IZIPIZI(イジピジ)についてご紹介して参りました。
何に関しても物価が高騰している昨今、これだけコスパの良いモノがまだあったのかと言いたいほどのお値打ちものだと言えます。
デザインも質も、そしてブランドの持つバックグラウンドも文句の付け所がほぼありません。
注意すべき点は
- 度付きのレンズへの交換はできない
- ノーズパッドがない
- 高級感は過度に求められない
- ラインナップにはセルフレームしかなくメタルフレームはない
- あくまでも消耗品であり長年使用すること等は想定しにくい
といったところで、これだけ分かっていればリーディンググラス、サングラス、伊達メガネ、PC用ブルーライトカットグラス等様々なライフスタイルに適応してくれる事でしょう(因みに子供用もあります)。
出典:IZIPIZI公式オンラインストア
全てのラインナップがアンダー10,000円(というか税抜き6,000円台)というオープン価格なので、気になった方は是非チェックしてみましょう。私もメガネのローテーションのベースになるアイテムとして愛用することになると思います。
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