YMのメンズファッションリサーチ

メンズファッションについて、ブランド、アイテム、ショップ、人物等様々な角度からリサーチします。

【ARMY TWILL(アーミーツイル)】ダサい?いや、気軽に洒落たミリタリーが味わえるグッドブランドだよ!

 

ミリタリーファッションについて考える

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)公式HP

 

ミリタリーファッションは最早普遍的なカテゴリーだと言えます。

各国のミリタリーウェアやアイテムというものは機能性、デザイン等兎に角優秀で優れた物が多く、敢えてチープな表現をするならば極めて格好良い。ミリタリーファッションが一般的なものになった経緯は恐らくハイブランド等のデザイナーが、自ら収集していた実物やヴィンテージのミリタリーものをサンプリングしてコレクションに取り入れたことも一端なのでしょうが、そもそもが必然というか、各国の軍の使用品はある意味その国軍の威信がかかったものという見方も出来るので優れた機能美が備わっているわけです。

 

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)公式HP

 

しかしながら、ミリタリーの実物というものは、兎に角着にくい。それはそうです。そもそも普段着として使用するものではないのですから。

私はヴィンテージも見るし実物も着ます。それが「捨て」というわけではないのですが・・・。やはりいつも感じるのは質感やディテールはやっぱり実物に勝るものなしなのですが、着心地が悪い、オーバースペック過ぎる、そしてシルエットが洗練されていない場合が多い。というわけです。

 

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)

 

・・・というわけで今回ご紹介するのが「ARMY TWILL(アーミーツイル」実物のミリタリーの雰囲気を纏いながら現代的な素材、シルエットを用い、そして価格設定も買いやすいゾーン。なかなか理に適った程よいブランドなのでおすすめしたいと思いご紹介するに至りました。

 

ARMY TWILL(アーミーツイル)とは

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)公式HP

 

ARMY TWILL(アーミーツイル)は元々アメリカで1940年代に誕生したミリタリーウェアブランドです。

ん?

前項からの流れと違うんじゃない?

そうなのです。今回ご紹介している「ARMY TWILL(アーミーツイル)」は2020年にスタートした日本のマルベリー社がスタートしたブランド。代表の牧野氏が収集していたヴィンテージのARMY TWILL(アーミーツイル)を現代に復刻させたいという思いからデザイナーの多田周平氏に声をかけ、同氏がディレクションしたことが起こりになります。

 

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)公式HP

 

ARMY TWILL(アーミーツイル)のアイテムはヴィンテージ、デッドストックのミリタリーウェアから着想されている事が殆どですが、それらをそのまま用いるわけではなく、当時のパターンや空気感を丸々損なうことなく現代的なデザインやカッティングをミックスさせて作りあげているとのこと。生地に関しては全て同ブランドオリジナルのものを使用しているそうです。

 

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)公式HP

 

ただし、現在ARMY TWILL(アーミーツイル)の販路が実に拡いものになっていることからもわかるように、目の肥えたセレクトショップのバイヤーたちの目に留まる程本格的な作りを有している側面もあると言って良いでしょう。

ラギッドさと今っぽい着易さが良い塩梅に交差したポイントにポジショニングしているミリタリーウェアブランド。それがARMY TWILL(アーミーツイル」なのです。

あと、非常に買いやすい価格帯なことも嬉しいポイントで、誰でも気軽に体感できる面もポジティブですね。

 

実品(リバーシブルベスト)レビュー

こちらはARMY TWILL(アーミーツイル)22AWのリバーシブルベストです。

先述したように、ヴィンテージのミリタリーウェアを現代的にモディファイドしたアイテムを繰り出すARMY TWILL(アーミーツイル)のラインナップの中でも、よりポップなアイテムと言えそうなのですが、なかなか気に入ってよく着ています。

 

ディテール、デザイン

各所デザインは本格的なという領域の一歩手前くらいの凝り方になっていて、ゴリゴリ感はなく非常に親しみやすいディテールになっています。

 

ポケットの裏は裏地と同じレオパードのボアフリースになっていたり。デザインと着心地、そして使い勝手がとにかく◎。

 

丸みを帯びたカッティングやロゴ刺しゅう等、ミリタリー初心者でも親しみやすいディテールになっています。

 

素材

表はコットンツイル素材。なかなか丈夫で質感も悪くありません。

 

リバーシブルになっていて裏返すとレオパードのボアフリース。

フワフワで温かく、柔らかさが魅力です。

 

着用イメージ(コーディネート、サイズ感)

ベスト:ARMY TWILL(アーミーツイル)

スウェット:ヘインズ(古着)

パンツ:ハバーサック

シューズ:ニューバランスM990V6

173㎝61㎏でMサイズを着用。

ARMY TWILL(アーミーツイル)は押しなべてリラックスフィットなサイズ感なのですが、ベストは結構サイズ感が難しい部類に入るアイテム。私はアウターとしてもインナーとしても使用できるように普段よりもワンサイズ落として選びました。

 

前項でご紹介したように裏側はレオパード柄なのですが、表のツイル地側で着るとこのようにチラチラっと裏地が見えます。レオパード柄側で着るのも悪くないですがこっちのチラ見せで効かせるくらいが良いですね。

ブルゾンやコートのインナーで使う時はレオパード柄側で着る場合もありますが。

 

まとめ

というわけで今回はARMY TWILL(アーミーツイル)についてご紹介しました。

ARMY TWILL(アーミーツイル)はこんな方におすすめのブランドです。

  • 気軽にミリタリーファッションを愉しみたい
  • ミリタリーに興味はあるがヴィンテージを着るのは気が引ける
  • 現代的なシルエット、生地感でミリタリーウェアを着たい
  • ポップな印象のミリタリーを着たい
  • ・・・とはいえ、きちんとルーツを感じさせるものが良い

 

出典:ARMY TWILL(アーミーツイル)公式HP

 

ARMY TWILL(アーミーツイル)はジャーナルスタンダード等の大手セレクトショップや楽天、ミリタリーショップWAIPER等、様々なチャンネルで手に入れることが出来る気軽さも魅力です。是非チェックしてみて下さい。

 

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