目次
- パラブーツ・アヴィニョン購入から1年近く経過
- 今年活躍してくれたパラブーツ・アヴィニョン
- DASCO(ダスコ)シューケアセットを購入
- パラブーツ・アヴィニョンをダスコでメンテナンス
- パラブーツ・アヴィニョンのメンテナンス終了 仕上がり具合は
- ダスコ・シューケアセットは秀逸
- おまけ(今日のネコ)
パラブーツ・アヴィニョン購入から1年近く経過
今年の1月に購入したパラブーツのアヴィニョン。この1年、私の足元を彩ってくれました。
パラブーツと言えばシャンボードやミカエルが知名度が高く人気ですが、敢えてアヴィニョンを購入した選択は我ながらなかなか良かったと自負しています。
シャンボード、ミカエルが格好いいなあと思うこともありますが・・・また一味違う雰囲気を放っているアヴィニョンは、すっかり私の相棒と化しています。
フレンチな香りと上品な佇まいは、自身のキャラクターに合っているのではないかとも思っていたり(自分で言う?(笑))。それに、結構カジュアルにもフォーマル寄りなコーデにも馴染むのです。
何にせよ、年中通してよく履きました。
今年活躍してくれたパラブーツ・アヴィニョン
さて、そんなアヴィニョンですが、購入して10カ月経過した姿がこちらです。
アヴィニョンのレザーはリスレザーというもので、オイルが多量に染み込ませてあります。それによって防水性能が高く、雨天時にも実力を発揮する訳ですが・・・気温の関係で徐々に表面に白いブルームと呼ばれる粉状のものが浮き出てきます。
これは染み込んでいる油分や蝋だそうで、正常な現象とのこと。
ブルーム以外は多少の汚れやくすみも見られるため、今回はシューケアセットでメンテナンスすることにしました。その模様を述べていきたいと思います。
DASCO(ダスコ)シューケアセットを購入
楽天で購入したシューケアセットはこちらのDASCO(ダスコ)のもの。
内容はこのようになっています。
出典:DASCO|ダスコ » ABOUT (dasco-jp.com)
ダスコは1946年設立の英国のシューケア専門ブランド。
1969年には英国でシューズと言えば!のノーザンプトンに本拠を移し、ジョン・ロブ、エドワードグリーン、クロケット&ジョーンズ、ジョセフ・チーニー、チャーチといった世界的に超有名なシューズブランドのシューツリーの製作も行っています。
名だたる高級紳士靴ブランドから絶大な信頼を受ける伝統あるブランドなのです。世界中で愛され続けるダスコのアイテムは、現在42か国で取り扱われているとか。
ジョン・ロブやエドワードグリーン、チャーチのシューツリーを作っているブランドのものが良くないわけはないでしょう。それ程関連のあるブランドの信頼性が高い訳です。
パラブーツはフランスのブランドですが、今回は紳士靴発祥の地である英国の伝統の力を借りることとしましょう。
パラブーツ・アヴィニョンをダスコでメンテナンス
それでは始めて行きましょう!
まずはシューレースを外していきます。面倒くさがり屋の私でもこれはさすがにします。シューレース付近もブルームが浮き出てきていますし。ただ、「パラブーツ」の緑色のタグにマスキングテープまでは貼りませんでした。まあ、うまく避けながらします。準備は完了。
①ブラシでホコリを取る
ブラシは馬毛と豚毛の2種類が入っており、馬毛の方が柔らかく、ここの行程で使用する埃とり用になります。後述しますが豚毛はコシがあり、クリームを馴染ませる行程で使用することになります。
実は、表面に浮き出たブルームはこのブラッシングを丁寧に行えばそれで十分目立たなくなります。浮き出てきた部分を内部に戻すような感覚でブラッシングするのです。ブラシで除去できる類の埃取りと同時にその作業を行います。
左足のみブラッシングを行いました。ブルームが目立たなくなったのが分かるかと思います。
この通り。いつも履く前に簡単にブラッシングする癖を付ければ普段はこれだけでも十分そうですね。
②クリーナーを使用する
続いてクリーナーを使用していきます。
レザーシューズのメンテナンスにおいて、このクリーナーの使用は非常に重要という事です。特に2回目以降のメンテナンス時には、古いクリームをまずクリーナーで落としてから塗らなければ、古いクリームの上から重ね塗りしてしまう事になってしまうからです。
メンテナンスセットを購入する際は、クリーナーが入っているかどうかをチェックしたほうがよさそうですね。
乾いたクロスに適量のクリーナーをとり、塗布していきます。丁寧に、塗り伸ばす様にして施行しました。
ここまでの行程でツヤがかなり出てきたため、十分かなと思うほどでした。やはり、クリーナーは大事なのですね。
ご覧のように汚れは随分取れました。
③シュークリームを塗布する
先述したように、既に十分なツヤが出ましたが、せっかくなのでシュークリームも塗布することに。因みに、このダスコのシューケアセットを購入する際にシュークリームは無色かブラックかを選択可能なのですが今回はブラックにしました。ブラックはブラックのみに使用可能ですが無色の方は何色にでも使えるようです。
付属のアプライブラシで塗布していきます。
シュークリームを塗布することはレザーシューズの寿命を延ばすことに非常に効果的なようで、ひび割れや色褪せ、シワの予防になります。
アプライブラシで塗布したら、今度はコシのある豚毛のブラシで丁寧に伸ばしていきます。レザーに塗り込んでいくような、しかし力を入れ過ぎないように滑らかに表面を走らせます。
最後はムートン調グローブで仕上げ磨きを行います。これをすることで光沢がより引き立つ仕上がり具合になるようです。ここまでセットで入っているのは本当に親切ですね。グローブ自体も非常に高級感のある素材な上に使いやすさも上々でした。
パラブーツ・アヴィニョンのメンテナンス終了 仕上がり具合は
さて、では仕上がり具合を見てみましょう。
勿論履きシワはありますが、非常に光沢感のある仕上がりになりました。表面に出ていたブルームもなくなり、キレイな雰囲気が蘇りましたね。
ブルームの出ているあの感じはパラブーツ独特なので、そのまま愉しむ方も多いように訊きますが、私はやはりきれいに磨き上げた方が好みです。
これが使用前
こちらが使用後です。
画像ではわかりにくいのですが、ブラックの色味もより深みを増しています。
全行程は15分程度で終了しています。私のように余り手慣れていない者でも簡単にできました。
ダスコ・シューケアセットは秀逸
以前は、サフィールの補修クリームでラッセルモカシンのスポーティングクレーチャッカの補修を行いましたが、
今回使用したダスコもまた秀逸でした。やはり英国の伝統は素晴らしいとでもいうべきか、紳士靴の発祥の地ですからね。
最近私も、愛用するものはきちんとメンテナンスして大事に長く使うというのが大人の嗜みだと思うようになってきました。ホームセンター等で売ってあるシューケアセットでもいいけれど、せっかくなら伝統のあるブランドのものを使うのもいいものです。そんなに値が張るものでもないですし、誰にでもおすすめできるものだと思いました。
価格:2,860円 |
今回はこのスターターセットを購入しましたが十分足る内容でした。
価格:3,300円 |
こちらのコンプリートバージョンになるとブラシの種類が増えていたり、クリームの量が多かったりします。にしても安いですね。
おまけ(今日のネコ)
ニクキュウ!
ココさん!いつもながら無防備に寝ますね(笑)
野良猫出身とはとても思えません(笑)
いつも動画でお伝え出来ないのですが、ココさんの鳴き方を活字にすると・・・
「ブルニャン、ブルニャン」という感じです・・・。変な鳴き方します(笑)
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