Barbour(バブアー)BEDALE(ビデイル)購入から3か月経過
バブアーのビデイルを購入してから約3カ月が経過しました。
念願だったこともあり着用頻度はそれなりに多く、私のワードローブの中でも屈指の中心選手になっています。
私は本格派なブランドの物からファストファッションまで幅広いジャンルのものを着ますが、やっぱりバブアーのオイルドジャケットを着たときの雰囲気は格別。
その伝統に裏打ちされた品質や雰囲気、時代に流されない普遍性は価格以上の価値があるのではと再認識しているところです。
まだまだ3カ月、1シーズン目なので経年変化等がどうこうという段階ではないのですが、今回はこの期間使用してみた感想とケア、お手入れなどについて述べていきたいと思います。
3か月使用してみて気付いたこと
①真冬は無理(寒い)
今年の冬は特に寒かったという事もありますが、真冬はやはりちと寒くて無理でした。
2月に入ってからたまにやや暖かい日があるのでそういった日には良いですが、極寒で風が強い日にはダウンや厚いウールのコート等を選んでしまいました。
この辺りを鑑みると、バブアーのオイルドジャケットを使える適正な期間は11月~12月、2月終わりから3月と言ったところではと思いました。ただし昨年のような暖冬ならばその他です。
②言われるほどオイルのベタつきはない
過去記事でも述べましたが、バブアーのオイルドジャケットは表面に染み込んでいるオイルのベタつきが酷く、日常使いに向いていないし取り扱いに気を遣うといった声が非常に多く聞かれます。
しかし、ここまで使ってみて、そういった感想はほとんど持っていません。
昔、同じモデルをショップで実際に見て触ったことがあり、その時は「これは無理かも」と思いましたが、恐らく近年の物はその辺りがかなり改善されており、十分普段使いに向いている仕様になっているのではないかと思います。
オイルドクロスの風合いはそのままに、取り扱いが難しいほどにベタつきが酷いという事はなく非常に運用はしやすいと思います。心配な方には是非お伝えしたいことだしバブアー自体ももっと媒体で表現したらよいのにと思うほどですね。
念のためにクローゼットでは他の物と触れないようにして保管してはいます。
③退色(経年変化)はまだまだ
当たり前ですが退色はまだ全然です。それなりの頻度で着用しましたが経年変化が味わえるようになるには数年かかるのではと思います。
焦らずにゆっくり育てていこうかと思っているところですね。
これから一緒に歳をとっていって、将来は一緒に寄合に行こうかと思っているので(笑)。
今のハリや光沢のある雰囲気も良いですが、やはりこのオイルドジャケットの真骨頂は退色が進みアタリが出てきて、生地感も少しクタっとしてきた頃なのではないかと思うのです。そうなっていくのが楽しみでなりません。
自分がじいさんになる頃にはこいつも同じくじいさんになっていることでしょう(笑)
④埃や猫の毛が付きまくる
さて、これが今回の主題の一つでもあるのですが、兎に角埃や猫の毛が付きまくります。
まあ、なにせ3ネコがいるので普段から毛に関しては衣類に兎に角よく付くのですが、オイルドジャケットは特にひどく、着たまま座ったり家の中をうろつくことさえも殆どないのですが、ただただ部屋に掛けておくだけでも結構毛が付きます。
埃も同様で、家の中が極端に埃だらけなのではと錯覚してしまうほど(そんなことはないのですが、多分)。これは迂闊だったというか、あまり考えていないことでした。
蛇足ですが、そんなことで愛猫家だという気持ちに陰りは出ません(笑)
バブアーのオイルドジャケットの埃や猫の毛を取る方法(ケア方法)
というわけで、バブアーのオイルドジャケットのケアを真剣に考えることに。
無論普段からこまめに行うことが一番な訳ですが、では何を使って行うべきなのか実践しましたのでご紹介します。
①馬毛ブラシ
まずは馬毛ブラシ。こちらは以前同じはてなブロガーさんの記事を読んで購入したものです。
価格:3,325円 |
服地にやさしい白馬毛でできており、高品質な木工素材も美しい逸品。G.B.ケント社という英国のメーカーのものでロイヤルワラント(エリザベス女王のワンワラント)も獲得しています。現在は日本の池本刷子工業がライセンスを取って製作しています。
程よいコシとしなやかさが同居した、本当に使い勝手が良い衣服用ブラシで、もう結構長いことデイリーに愛用しています。
玄関に掛けておくと紳士の嗜みという感じがしてなかなかいい雰囲気になります。
これはやはり使い勝手も、実際に埃や毛が落ちるかどうかという点においても文句ありません。サッサッと捌いてごく短時間でキレイになります。
コーデュロイ襟についた埃もすぐに綺麗になります。
〈馬毛ブラシ〉
使いやすさ ☆☆☆☆☆
効果 ☆☆☆☆
コスパ ☆☆
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
②ダイソー・抜け毛取りクリーナー
続いて、ダイソーで見つけた抜け毛取りクリーナー。
表面にミクロな凹凸のあるスポンジで、軽く当ててこするだけで摩擦により衣服等の抜け毛が取れるという。
通常の衣服に対して効果がてきめんなのは想像に難くないところですが、果たしてオイルドジャケットにはどうか。
ペットの抜け毛取りなだけあってクロネコの形をしています。
ん?お友達?(笑)
残念ながらこれはオイルドジャケットにはあまり向いていませんでした。乾いた・・・というか通常の衣服とはやはり少し事情が違うようです。
しっとりしているので表面のオイルがクリーナーに付いてしまい効果が半減。全く取れないというわけではありませんが途中から引っ掛かりが強くなってしまいます。
コーデュロイ襟部分には非常に効果がありました。
〈ダイソー・抜け毛取りクリーナー〉
使いやすさ ☆☆
効果 ☆☆
コスパ ☆☆☆☆☆
おすすめ度 ☆☆☆
③粘着クリーナー
最後はこちら。どこのご家庭にも必ずある粘着クリーナー。通称「コロコロ」。
通常の衣服に関しては毎日必ずと言って良いほど使いますが、果たしてオイルドジャケットに対してはどうでしょうか。
通常のコットン等のようには滑らかに滑りませんが一定の効果を示します。さすがは「コロコロ」。その底力に改めて感心!しかし・・・
取り終わった後、かなり表面がベトベトになりました。
これはひょっとすると、必要以上にオイルを除去してしまっている恐れがあるのではと思いました。
先述のブラシと同じくらい埃や毛は除去できるようですが、ケアの方法としてはあまり正しいとは言えない気がします。
オイルは自然に抜けていくものですが、それを強制的に除去することを続けていくと不自然な劣化につながる恐れがあります。
これはもうやめた方がよさそうですね。
〈粘着クリーナー〉
使いやすさ ☆☆☆☆☆
効果 ☆☆☆☆
コスパ ☆☆☆☆
おすすめ度 ☆
④バブアー・オイルドジャケット日常ケアの結論
というわけで結論としては馬毛ブラシが最もおすすめという事になりました。
クリーナー類よりは若干コストはかかりますが、十分長く使用することが出来ますので、そう考えると持っておいて損はないでしょう。
勿論通常の衣服にも使用することが出来ますので一家に一本必携かもしれません。
価格:2,860円 |
価格:2,870円 |
まとめ
今回はバブアー・ビデイルのケア方法と数か月使用してみた感想を述べてまいりました。
衰え知らずな人気を誇るバブアーですが、通常のジャケット類よりも何かと手間もかかるし何だかんだと言って気も遣います。
オイルのベタつきは、先述したように気にならないようにはなっていても、埃や毛が付きやすくなるので日頃からのケアが必要。
私は基本的に不精な性格なので面倒くさくないかと言われれば噓になりますが、やはり愛着のある物ならば続けられるのだなという思いもあります。
手間暇がかかるからこそ愛着が湧く。バブアーの人気の理由の一端はそういう部分なのかもしれませんね。
これからも着倒して、また経年変化のレポートがお届けできたらと思います。
バブアーについての詳細は過去記事で述べています。是非ご覧下さい!
当ブログの記事の中でも屈指の閲覧数になっている人気記事です!
にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければバナークリックをお願いいたします、励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。
是非ブックマークやコメントで皆さんのご感想などお聞かせください!