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季節に合ったものを装うこと
常日頃、思っていたことがありました。
「季節に合ったものを装うことは大切である」
という事です。
出典:6030: 半袖ポロシャツ | 飲食店ユニフォーム・制服の通販ならCROSS
私は医療法人に勤務しているのですが、以前の上司は真冬でも半袖で仕事をする人でした。自分なりのポリシーがあったようですが・・・「上着を購入する経費も大事にするという事の表現(こんなに理路整然とは言ってないけれど。同意味のこと)」だとか、「一生懸命に仕事をすれば寒くはない」だとか、理解不能なものでした。職員たちが「寒いから防寒着を支給して欲しい」と訴えると激しく激昂していました。ああ、これはいらん話でしたが・・・。
私は「季節に合った格好をする」ことは一種の社会的マナーとも言えると考えており、そのことを話すと酷く叱責されたのを覚えています。
その上司がいなくなってから、法人のマナー向上委員会の規則の中に「季節に合った装いをする」という条文を私のたっての希望で入れました。
今では我がグループでは「冬に半袖」はマナー違反です。
装いは自分だけの問題ではないのでは
出典:dai|ユニクロのTシャツ(半袖・タンクトップ)を使ったコーディネート - WEAR
近年は温暖化の影響も多分にあり、4月や5月頃の日中は既に半袖でも過ごせそうな陽気ではあります。
4月頃の昼間に、早くも半袖やショートパンツ、やもするとタンクトップなどで街中を闊歩する人を見かけたりもします。
悪いことではないし、批判する気はないのですが、やはり季節には合っていないです。尚早とでもいうべきでしょうか。
装いはマナーの一環と思っている私のような人間からすると、暑いのは分かりますが少し我慢してまだまだ長袖で過ごしてほしいなと思うところです。
「他人にとやかく言われたくない」等という声が聞こえてきそうですが、装いというものは常に人目に晒されるものですし、自分だけの問題というわけではないのではないでしょうか。
MB氏、かく語りき
丁度、ファッションインフルエンサーのMB氏がこの動画で、「季節感に合った着こなしをすることの大切さ」と、「季節感に合ったアイテムの選び方」を解説されています。
「季節には季節のものを着る。旬のものを食する魚と一緒。」「洋服はそもそも非合理的なもの(最低限の生活という観点から見れば無駄なもの)なので、通年着られるものよりも季節に合ったものを愉しむべき」と語られています。
- ニットは気温25度以下から
- アウター類は気温15度以下から
- ウールコートは気温10度前後から
- 素足サンダルは9月まで(ソックスを履けば10月まで)
- ブーツは10月から
等といった大雑把な目安もあるようです。地域などによって差異は勿論あるとは思いますが、大体の目安として覚えておいて損はないでしょう。
「自分は着るものは気にしないから」とおっしゃられる方もいるかとは思いますが、繰り返しますが装いは他人の目に晒されるもの。自分だけの問題ではないのです。
そして、最低限のマナーでもあると私は思います。
春先に暑くても、ちょっぴり我慢して長袖のものを着たいものですし、通年、一般的には今の季節に何を着用するべきなのかを意識しながら過ごしたいものです。
まとめ
出典:Men’s wardrobe design Ideas & Trends
10月に入ったので、私はもう半袖の衣類は衣替えしてクローゼットの奥にしまいました。シャツもリネンのものはもう着ませんし、パンツも先日コーデュロイ素材のものを引っ張り出しました。アウター類も準備万端です。
カラーリングも、秋冬はブラウンやベージュ、カーキ、オリーブ等がやはり季節感があるなと思い、自然と取り入れることが多くなってきています。
春が来れば軽さを感じる色味のものが良いですし、夏はホワイトやブルー、その他若干色味があるものが多くなります。
こんなことを言うと古い人間のように思われるかもしれませんが、日本には春夏秋冬という素晴らしい四季があります。
それぞれの季節に美しい風景があったり、美味しい旬のものがあったり。時代が移ろっても、そういった古来からあるこの国の素晴らしさは普遍的なのです。
季節毎の特有の美しさには、その季節に合った装いが映えるのではないかとも思います。
「俺は暑がりだから冬でも半袖」が「凄いね」と言われるのは子供のうちだけなのでは?大人ならば冬は冬の格好をしましょうよ。
「寒がりだから夏でも厚手の羽織ものを着ます。」確かにエアコンが効いているとそうしたくなることもありますね。しかし、周りが見て暑苦しく思わない程度に収めるのが良策かもしれません。
因みに、「夏の長袖」はおかしいことではありません。元々半袖というカテゴリーは、洋服の発祥の地と言われるフランスや欧州では存在しなかった概念です。大昔の紳士たちは真夏でも長袖を着用していました。高温多湿の日本では半袖も当たり前ですが、時代によっては滑稽にさえ映るそうです。
「夏に着るための長袖」はリネンや薄手のコットンなど数多存在しているのでこれは辿っていけば王道ではあるのです。
起源を辿ると、正しいものとそうでないものが少し見えたりするのかもしれません。
というわけで今回は「季節に合ったものを装う大切さ」について述べてきました。
おまけ(今日のネコ)
事故ですね(笑)
ララさん、はしたない(笑)
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