日帰りドッグの結果にビビる
実は4月の初めに、3月に受けた協会けんぽの日帰りドッグの結果が返ってきたのですが、ほんの若干生活習慣病に関わる値が悪化していました。具体的には悪玉コレステロール、血糖、尿酸値等。
・・・悪いと言っても、ギリギリ適正範疇といった具合ではあるのですが、今まで普通に生きてきて何か検査値に異常があったという経験が皆無だったため、若干ビビったというわけです。
思えばコロナ禍前は会員制ジムに足繁く通い、かなり体型もシェイプされていたのですが、この数年間ほぼほぼまともに運動もせず食事も特に留意していませんでした。
もう今年44歳になる私・・・。今回検査結果にビビったのが良いタイミングだと思いました。
というわけで取り敢えずぼちぼちジム通いを再開。しかし、何かもう少し結果が出る事はないかと思案していました。
オートファジーを知る
そんな折、久々に会った知人に前述の経緯を話してみると・・・
「オートファジーが最も良いですよ」
?オートファジー?
「16時間断食のことで、比較的楽にできるし効果はてきめんですよ」
そういって、オートファジーで作った身体の写真をみせてくる知人(勿論男性ですよ)。
・・・これは凄い・・・。2か月間でぽよぽよ気味のお腹がほぼほぼシックスパックに・・・。勿論彼は過酷な筋トレを並行して行っており、何よりもアマのボクサーでもあるのでまた違う話ではあるのですが(集中して減量するときにオートファジーを実施するらしいです)、流石に興味を持ちました。
「中田敦彦のYouTube大学の動画を見れば詳細が分かります」
そう言うので、早速その日の内に視聴しました。
その動画がこちら。
中田敦彦さんが紹介しているのはベストセラーになっている青木厚氏の著書「空腹こそ最強のクスリ」の内容。
方法は簡単で、16時間一切カロリーのある物を摂らず、残りの8時間は食事を摂るというファスティング法。
大体人間は摂取物をきちんと消化する為それなりの時間を要する為、1日3食はそもそもが多すぎるらしく、消化器官が無理をする為肥満や老化の原因になるとのこと。
消化器官に適正な休憩時間を与えることで肥満の原因を解消し、内臓が元気になり、様々な疾患にもなり難くなるらしいです。因みに大体江戸時代までは1日2食が常識だったらしいですよ。
つまり、オートファジーを実施するのは本来の人間の体の仕組みを鑑みるとごくごく自然なことであり、特別なことをするわけではないという・・・。
・・・なんか、それなら出来そう・・・。
決めました!オートファジーに挑戦です!
オートファジーに挑戦
計画
オートファジーに挑戦するにあたり、スケジュールを決めます。
「空腹こそ最大のクスリ」によると、最後の食事から10時間経過辺りから飢餓モードに突入し、体内の細胞が自己成分を分解し出すとのこと。最終的な目標は16時間の空腹時間を作る。その時間は睡眠時間も含めて構わないとのこと。
因みに食事を摂らない時間内でも素焼きナッツや無糖ヨーグルト等ある一定の物は摂取OKだそうです(特にナッツはオートファジー効果を促進するらしく、推奨されています)。
それらを踏まえ・・・
①20時までに夕食を摂る
②朝食はブラックコーヒーのみ
③昼食は素焼きナッツ50g程度
という計画を立てました。
20時までに夕食を摂り、あくる日の昼食は12時頃摂ってOKのはずですが、折角なので昼はナッツで凌ぎ、1日実質1食での挑戦です。
間間で水分はしっかり摂りますが大体白湯で補給します。こちらの記事で述べたように私は白湯が大好きなので十分です。
経過①
スタートから数日は、兎に角辛かったです。やはり特に昼前くらいは若干フラフラに。しかし昼に素焼きナッツで補給すると、午後からは夕食までの時間が短くなっていくと思い我慢が効いてきます。最も辛いのはお昼前ですね。
我慢した分夕食が楽しみになり、実際に普通のお米でさえも甘く感じるから不思議なもの。いや、口にする何に対しても必要以上に有難みを感じます。有難い、有難い。これもこれである意味オートファジーの効果だと言えるかも。
夕食も食べ過ぎには注意します。普通に、普通の物を頂きました。
経過②
体重に変化が出だしたのは1週間後と意外に早かったです。2㎏程度減少。その間ジムでのトレーニングもさぼらず2回/週程度行っていましたが、こんなに早く目に見える結果が出るとは驚きでした。
お腹周りや太もも、背中等、若干すっきりし出しています。
経過③
凡そ1か月経過しましたが、空腹時間にもずいぶん慣れました。ただ、休みの日は仕事の時のように何かに集中しているわけではないので難しいと判断し、普通に3食食べています。つまり、正味5日/週の実施(仕事の日のみ)ですね。
仕事の日は十分耐性ができたと思うし、むしろそれが習慣化しました。たまに我慢できない時もあるにはありますが、そういう時には素焼きナッツをつまみます。馬鹿食いすることはなく経過することが出来ました。
経過④
1か月経過後の体重は何と3㎏減。見た目にも十分明確にダイエットしたと分かるほどの結果が出ました。
体調も良く、何故か排泄も順調(食事摂取量は全体的に減っているので便秘にならないか心配していましたが、何故か杞憂でした。これに関してはエビデンスが分かりません)。心なしか肌ツヤも良いように思えます。これは凄い!自分ながらに驚きました。
まとめ(感想)
出典:日経クロストレンド
というわけで、オートファジーに挑戦して1か月の経過をご報告しました。
感想や思ったことをまとめます。
- オートファジーは意外といける(我慢できる)
- 1か月で結果が出た(3㎏減量)
- 睡眠時間を上手く使うとやりやすい
- 空腹で苛々することは少なかった
- 肌ツヤが良くなった
- 体調が良くなった
- (なぜか)便秘にはならなかった
- 脱水にならないように水分補給はこまめにするべき
勿論、合う合わないが個人個人であると思いますので、挑戦してみて合わないと感じたら無理しないのが良策でしょう。効果もそれぞれだと思いますし、我慢しておいていざ食事するときに血糖値が一気に上昇する等というデメリットもあるので注意も必要です(これは著者自身も語っています)。
ただ、飢餓モードに入って体内の細胞が自己成分を分解し出すといった現象云々よりも、単純に1日の摂取カロリーが少なくなって痩せるという表現の方が近いような気もしています。
いずれにしても、私は一定の効果が出たし左程無理もしていないので、少なくとももうしばらく続けてみようと思っています。
まだまだ始めたばかりですので、またしばらく経ってからきちんとした経過報告が出来ればと思っています。できれば、今までにないほど絞って、極細のスキニージーンズでも穿きたいものですね。
価格:1,540円 |
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