「Pelikan(ペリカン)」を初めて所有する
今回はPelikan(ペリカン)のボールペン「スーベレーンK400」をご紹介します。
現在は量販のジェットストリームの4色ペンとPARKER(パーカー)のボールペンを併用していますが、Pelikan(ペリカン)はずっと持ちたいと思い続けていたブランドでした。Pelikan(ペリカン)・・・。そろそろそのくらいの筆記具が相応しい歳になってきたのかなというところです。
このPelikan(ペリカン)の「スーベレーンK400」は間違いなく一生モノになり得るクラスのペンと言える代物です。
Pelikan(ペリカン)とは
出典:Pelikan 特別生産品 クラシック M200 デモンストレーター 万年筆 中字(M) – だいだいいろのぽんこつ
Pelikan(ペリカン)の発祥は1832年のドイツ・ハノーバー。カール・ホーネマンが絵具を製造したのが起源と言われています。1863年に経営参入したギュンター・ワグナー家の家紋をデザイン化し、商標登録。モチーフをペリカンとしました。
1929年に筆記具の製造に着手し、「ピストン吸入式機構」「透明ペリカン万年筆(インクの残量が見えやすいようにインクボトルが透明になっている)」といった筆記具のパイオニアと言える発明を次々と成していきます。
Pelikan(ペリカン)は万年筆を始めとした筆記具の王道中の王道ブランドで、古くから今もなお金字塔的存在であり続け、世界中から支持を集め続けているのです。
スーベレーンシリーズとは
出典:ペリカン ボールペン ペリカン Pelikan スーベレーンK400 K405 ボールペン【あす楽対応】
「スーベレーン」シリーズはPelikan(ペリカン)の最も代表的なモデルです。
ドイツ語で「優れモノ」「卓越した」を意味するスーベレーン。全4種類のサイズ展開があり、カラー展開も豊富。味わい深くも洗練されたディテールは造形美の完成型と言われる事もあるようです。
1997年にスーベレーンシリーズの800緑縞タイプがペン・オブ・ザ・イヤーに選出され、それを基本にバランスや仕様にバリエーションを持たせた400、600、1000の各シリーズが展開されました。
Pelikan(ペリカン)スーベレーンK400レビュー
概要
このボックスがまず抜群の雰囲気です。歴史深さや背景の確かさ、そして高級感が否応なしに漂っています。
「Pelikan(ペリカン)と言えば緑縞」なのでそれがいいなと思っていました。
これが一番Pelikan(ペリカン)という気がします。二本目以降なら他のカラーも良いですが、一本目なら絶対にこのカラーが良い。
勿論ギャランティー付きです。
ディテール
先述したように、ペンとしてこれ以上ない完成された美しさ。すべてのバランスがこよなく一致しているという感じがします。
クリップはペリカンの口ばしがモチーフ。胸ポケットに差すと「伝統のPelikan(ペリカン)である」という仄かな主張とエレガントさが醸されます。ゴールドの色味にもこのブランドの矜持が感じられますね。
少し分かり難いですがクリック部にもペリカンのロゴが。
この緑縞は個人的には「ドイツらしい」カラーリングだと思います。エレガントさとシンプルさ、そして力強さも同居した素晴らしいコントラスト。ペリカンの処女色としても通っているカラーです。
ユーティリティ(使い勝手)
スーベレーンK400はノック式ボールペンです。
ノック音も一味違い、「カチッ」という高級感のある音がします。ノックすると芯が前に押し出される感覚がダイレクトに伝わってくる仕様が素晴らしい。
勿論ノック動作もスムーズでストレスはありません。
驚くべきはその軽さ。K400はスーベレーンシリーズの中でも最も軽く運用のしやすいモデルですが、その軽さには少し驚きます。
重さがある方が高級感があると普通に考えると思われがちですが、軽い方が断然使いやすいことは明白。
このスーベレーンK400は非常に軽く、でも安っぽさなんて微塵もない。これが本当の高級ペンなのかもしれないと感じました。
書き味も文句なし。滑らかで運びやすい。好き嫌いが分かれない、万人が使い易いペンだと思います。
中身はこのようになっています。純正の替え芯は一般的な量販ものよりはどうしても高額ですが、ペンの価値から言って相応と言えるでしょう。交換は非常に簡単にできます。芯のデザインも格好良いですね。決して普段外から見えるものではないのですが、だからこそグッとくるというもの。
まとめ
仕事でペンを使用することは、10年前と比較すると正直減少しています。
どんな職種の方でも同様にそうなのではないでしょうか。実際筆記具のマーケットは相当縮小傾向だと聞いたこともあります。
しかし、いくら縮小傾向なカテゴリーだからと言っても手は抜きたくないもの。全く使わないわけでもないし、アナログな分野が全く無くなるという事はまずあり得ません。
由緒ある筆記具を所有するのはある程度歳を重ねたり責任ある立場でいる上では嗜みのようなものになっていくのではと思います。単純に気分も上がりますし意欲も湧く。
Pelikan(ペリカン)は筆記具で「良いモノを」と考える時に、極めて良い選択肢となり得るでしょう。自分用でもギフトでも、間違いのない逸品です。
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