目次
- 文房具だってファッションの一環
- PARKER(パーカー)アーバンプレミアム
- PARKER(パーカー)の歴史
- PARKER(パーカー)はやっぱり凄い!
- その他パーカーのおすすめアイテム
- パーカーのまとめ
文房具だってファッションの一環
今回は服や靴、バッグなどから一旦離れてみます。
私は文房具がとても好きです。子供のころから気に入る文房具を収集していました。
その中でも特に今回はボールペンを紹介したいと思います。
文房具メーカーにも歴史やバックボーンがあり、物語があります。調べて、所有してみると楽しいものなのです。
私は管理職をしています、最近はいちいち決済書類に記名するのが面倒くさくなって(量がとても多いので・・・)、役職と名前のゴム印を自腹で作りペタペタ押していたのですが(ちゃんと見てますよ)、いけないいけない、ちゃんと書かなくてはと反省した次第でした。
因みに、ボールペンの紹介をすると言っておきながら、私の字は時に解読不明で時々部下に「外国語」と揶揄されます・・・
PARKER(パーカー)アーバンプレミアム
私の愛用品は「PARKER(パーカー)アーバンプレミアム」です。
カラーリングはネイビー。実は私は名前に「青」が入っているので験を担ぐ時などにはブルーのものを選ぶことが多いのです。ネイビーもブルーなので。
回して芯を出します。写真では伝わらないですが、この芯を出すときの重厚感が気に入っています。非常にモノの良さが伝わってくる部分。
それに、ものを書く時の所作がきれいになるのです。
捻って回して芯を出して書く
この動作に品が出るというか。こういったところに一流メーカーの計算を感じます。
書き味は言うまでもありません。後述する歴史に裏打ちされた技術が遺憾なく発揮されます。
やや重たいのがたまに傷。非力な私はたまに疲れたりしてしまいます・・・。
握り手に施されたストライプは装飾としても鮮やかですが、グリップ力を高めてくれる役割も果たしています。胴部はツヤ感のあるラッカー仕上げ(揮発性の高い有機溶剤にニトロセルロースや樹脂を溶かした塗料を用いる製法)できれいな発色を保ちます。
クリップ部はブランドの象徴「矢羽クリップ」になっています。
「志を持つ人たちの道標になるように」とのメッセージが込められています。
中芯は勿論パーカー純正のもの。インクの出を一定に保ち滑らかな書き味を担保します。
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PARKER(パーカー)の歴史
パーカーの誕生は1888年アメリカ。日本は文明開化して間もない明治時代にあたります。
PARKERホームページ
https://www.parkerpen.com/ja-JP/world-of-parker-timeline
創設者はジョージ・サッフォード・パーカー氏。
電信技師、教師などをしていた人で、副業で万年筆を販売していたそうです。
ジョージ・パーカーは当時の万年筆がインク漏れする問題を、改良に改良を重ね解決。特許を取ります。
1906年には「スネークペン」を発売。その芸術性の高さは今なお称賛の的となっています。
芸術的!グリップするときの持ち心地を計算された装飾とのこと。
また、戦場の兵士のために 水に浸すだけですぐ書きだせる「トレンチペン」も開発。
出典:https://www.escribirycorregir.com/parker-trench-pen-estilografica-trincheras/
これは非常に画期的。戦場で重宝されました。
他にもいろいろな面でステーショナリーのパイオニアであり続けるパーカー。述べはじめるときりがありません。
PARKER(パーカー)はやっぱり凄い!
ロイヤルワラント
パーカーはロイヤルワラントを2つ獲得しています。王室からその品質を認められた証。
ロイヤルワラントに関してはこちらの過去記事に詳しく記しています。
マッカーサーが愛用
一般的にはGHQの元帥として戦後の日本社会に多大な影響を与えた人物、我々ファッション好きからはレイバンのサングラスの愛用者としておなじみの?ダグラス・マッカーサー元帥。
印象的なコーンパイプ。子供の頃教科書に載っているこの写真を見て、トウモロコシだーとはしゃいでました…。
太平洋戦争終結の調印文書への記名時にもパーカーを使用したと言われます。
平和を象徴するペンとしてなお一層パーカーの名は全世界へ拡がったのでした。
因みに、日本の降伏文書の調印にも使用されたそうです。
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「デュオフォールド」。ああ、定年するときに記念に欲しいかも。
レーガン元大統領とゴルバチョフ元書記長も!
1987年の中距離核戦力全廃条約への調印時にアメリカのレーガン元大統領と旧ソビエト連邦のゴルバチョフ元書記長が、両国の間に締結された軍縮条約に調印する際にもパーカーが提供されました。
出典:https://news.1242.com/article/158574
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「デュオフォールドオレンジ」。オレンジ色のインクはパーカーの発明です。
007
「ジョッター」は「007ゴールデンアイ」でジェームス・ボンドが使用しました。
おしゃれですねえ。ジョッターはパーカー初のボールペンです。
比較的買いやすい価格でオススメの一品!
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その他パーカーのおすすめアイテム
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IM(アイエム)シリーズのネーミングは言うまでもなく「I am」から来ています。
「私自身」と名付けられたこのシリーズは誰しもの日常の中で自分らしくあるため、使いやすく身近な存在であることがコンセプトのベーシックなシリーズです。
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万年筆はさすがに日常で使用する機会は少ないでしょう。ソネットは万年筆もありますがボールペンも高級感にあふれています。パーカーのアイテムの中でも優美さの象徴。
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ラグジュアリーなアクセサリーブランド・ララクリスティーとのコラボレーションアイテム。女性が持つととても素敵で上品です。
フリーアナウンサーの宇垣美里さん使用モデルとのこと。
パーカーのまとめ
少し良いブランドのペンを持とうか。
そう思ったときに幾つかの選択肢がありました。
ウォーターマン
クロス
モンブラン
ペリカン等々・・・
しかし、私はパーカーに惹かれたのです。ブランドヒストリーが格好いい。
コストパフォーマンスも良い。
誰もが認める「高くていいモノ」としてモンブランにもやはり憧れますが・・・それはもう少し偉くなってからのご褒美に取っておくとして・・・(どうやらもう偉くなりそうもないですけど・・・)
字を書く機会がだんだん少なくなってきた昨今ですが(やはりそういった背景があって私もすっかり字が下手くそになってきました・・・)、決済の書類のサインはゴム判ではなくパーカーのペンできちんと書こうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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