目次
今回は「シェフパンツ」について述べていきます！最後までお付き合いください！
オシャレでお金をかけるべきポイント
MBさんも良く言われる「オシャレで本当にお金をかけるべきポイント」。
「3首理論」で非常にロジカルにその理屈を解説されています。
人の視線は首、手首、足首に集中する。
そのうち、「首」に関しては必須な部分ではないので・・・
重要な部位は「手首」と「足首」であるというわけです。
すなわち、トップスやボトムスよりも、先にお金をかけていいものを取り入れるべきなのは「時計」「靴」というわけですね。
出典：Patek Philippe Floorブログ | BASEL WORLD 2017 新作紹介 vol.2
（世界3大時計の一角「パテックフィリップ」）
「時計」に関しては、メンズで唯一必須と言って良い装飾品です。ここは少し無理をしてでも投資したいところ。
出典：本日の革靴 エドワードグリーン サウスウォールド - 革靴好きの会計士Penchi
（世界最高峰のシューメーカーの一つ「エドワード・グリーン」）
「オシャレは足元から」とはよく言ったもの。
シューズは革靴にしてもスニーカーにしても抜かりなくいいモノを！というのが鉄則。
出典：https://store.shopping.yahoo.co.jp/icora/353412010.html
（拘り溢れる国産ブランド「エンダースキーマ」）
バッグも同様。非常に目立つ部分なので手抜きはしない方がベター。
さて、ここまではおさらいのような感じ。
今回の本題はここからです。
アウター・トップス＜ボトムス？
手足については以上。
それでは、アウター・トップスとボトムスについて考えてみます。
前項で、まず投資するべきアイテムに関しては「時計」「靴」と述べました。ではトップスとボトムスではどちらを重視するべきなのか？
ここでは「トップス＜ボトムス」と論じたいと思います。
その理由を解説します。
（スタジオニコルソンのワイドパンツ）
①着こなしでカバーしにくい
出典：【スキニーが履けない？】足が太い男性に似合うおすすめのメンズパンツ | メンズファッション初心者がおしゃれになれるサイト：fashile
アウターやトップスと違い、パンツは着こなしでカバーしにくいアイテム。
レイヤードもできないし、ロールアップも法則を知っておかないと野暮ったくなったり子供っぽくなってしまったりします。
モロに、アイテムそのものが露な部分、それがボトムスなのです（ロングコート着用時は例外ですけれど）。
②着用頻度が高い
皆さんのワードローブを見てみて下さい。トップスとボトムスでは、トップスの数の方が必ず多いはずです。
・・・と、いう事はパンツ一本一本の方が着用頻度が高いという事。
確率論のようでもありますが、トップスは外してもボトムスを外さなければ滅多なことにはならないのです。少なくとも比重は論理的に考えるとボトムスに置くべきでしょう。
③重力が関係している（視線は下に行く）
これもMBさんが良く言われますが、重力に関連して、人間の視線というものは自然と上方よりも下方に行きやすいのです。
実はトップスよりもボトムスが目立つという事の根拠になり得るロジックの一つですね。
③では、お金をかけるべきなの？
出典：https://store.shopping.yahoo.co.jp/cinqueclassico/germano010007cam.html
いえ、そうとも限りません。
あくまで「重視する」というわけ。
「適当に選ぶと失敗する可能性が高い」のがトップスよりもパンツだという事なのです。
「選ぶべきものをきちんとわかっておくべきもの」がパンツだという方が正しい言い方かもしれません。
そこに、「高いものでなくてはいけない」という事は全くありません。
コツがわかっていればよいのです。
・・・と、いうわけで、次項で、今お勧めのパンツについて述べます。
答えは「シェフパンツ」！
シェフパンツは今「答えの一つ」として相応しいパンツと言えます。
シェフパンツは、その名の通り厨房の調理員が履いていた作業パンツが由来。
過去記事でも述べましたが、
出典：https://baycrews.jp/blog/detail/3110238
ストレスフリーなウエストゴム仕様と、ゆったりとした太ももから足首にかけてテーパードしたシルエットが特徴。
フィット感のないリラックスした太もも部分、もたつかない足首部共に、そのルーツから来ている機能的なシルエットなのです（共に、作業しやすいため）。
イージー仕様は穿きやすく過ごしやすい。その上体型も出にくいといいことづくめです。
程よいゆるい雰囲気と理に適った機能性が、現代のトレンドともマッチし、ここ数年すっかり定番と化しました。
シェフパンツを選ぶべき理由
①あこがれの「こなれ感」
「こなれ感」・・・いい響きですよね。
でも、こなれ感ってどう出すの？
ビシッとキメ過ぎずに、かといってだらしなくなり過ぎない。
程よくゆるい感じを醸す。
そんなところですが、シェフパンツのシルエットは正に簡単にそのこなれ感を出すことができるというわけです。
何も考えなくても、まあよし。穿けばいいだけ（笑）
②日本人の体型に合っているシルエット
出典：ゆったりめのGジャンにスキニーパンツと90年代風のハイテクシューズ。... - 海外のストリートスナップ・ファッションスナップ
我々は胴長短足の日本人です。
海外スナップで欧米人がスキニーパンツをオシャレにはきこなしているのを見ると「格好いいなあ」と思いますが、実際欧米人ほど私たちは格好良く履きこなすことはなかなかできないのです。
テーパードシルエットこそが、欧米人と比べてスタイルが悪い私達日本人が最も似合うパンツであると言われています。
出典：https://www.pinterest.com/pin/385761524329085845/
テーパードパンツの一種であるシェフパンツは非常に理に適った選択であると言えるかと思います。
③ルーツのあるアイテムである
根拠のないデザインは嘘くさくて途端にチープに見えてしまいます。
折り曲げたらチェックになっていたり、カーゴパンツのようなルーツのあるもの以外の無駄なポケットが付いていたり・・・。
出典：https://slope-media.jp/posts/1262
しかし前述したように、シェフパンツのディティールはきちんとしたルーツのあるもの。
意味があり、だからこそ機能的なのです。
「今流行り」もののように捉えられがちですが、きちんと根拠のあるアイテムなのです。
④様々な選択肢があり、リーズナブル
出典：https://www.pinterest.jp/pin/592293788478237244/
素材としてはツイードやデニム、シアサッカーからコーデュロイまで様々なもの。
そしてファストファッションブランドからセレクトショップオリジナル、元祖ともいえる「クックマン」等、実に様々な選択肢が存在しています。
次項で詳細を述べますが、どれも実にリーズナブルで手が出しやすい価格なのもポジティブなポイントです。
シェフパンツのコーデ
出典：今さら聞けない "2020年" のトレンドアイテム「シェフパンツ」とは？ クックマン GU サイズ感 コーデ メンズ
コーデの解説を。
・・・とはいっても、ほぼほぼ解説する必要なし（笑）。
何でも合いますよ。
出典：http://zozo.jp/fashionnews/tasclap/107727/
自分のワードローブにあるものと適当に合わせてみましょう。
大体それでOK。
緩めでも、キレイ目でも。カジュアルウェアならば汎用性の高さはかなりのもの。
出典：【メンズ】間違いなくお洒落なシェフパンツを使ったおすすめコーデ12選
シューズもスニーカーからレザーシューズ、サンダルまで何でも合います。
出典：https://www.pinterest.jp/pin/731060951998464840/
女性がメンズを履いてもかわいいですし、レディースも勿論あります。
おすすめのシェフパンツ
①GU（ジーユー）
出典：GU公式HP
まずはGU（ジーユー）。ユニクロではシェフパンツの展開がないので、ファストリ界隈ではこちらの推薦に。
1,690円の悪魔的価格（笑）ですが、それなりにしっかりしていてシルエットも悪くないです。
生地はヒッコリーやデニム、柄も無地の他にチェックやストライプもあり選択肢の幅もあります。
入門編としては間違いなくおすすめです。
私がお世話になっている美容師さんも愛用されています。
②ワークマン
私も過去記事で挙げ、マストバイに認定したのはワークマンのシェフパンツ。
文句なしの作りでした。
価格もGUと同価格と、何とも悪魔的（笑）
光沢のあるツイル素材は安っぽさを感じさせません。シルエットも悪くないでしょう？ワークマンも良く研究されていますよ。
③カリフォルニア（ジャーナルスタンダードレリュームオリジナルレーベル）
カリフォルニアは「ジャーナルスタンダードレリューム」のオリジナルレーベルです。昨今のシェフパンツブームの先駆けとしていち早くリリースしたアイテムがこちら。
カラーのバリエーションも豊富で、品質もさすがにファストファッションのものよりも一段上でしょう。
計算されたシルエットで絶妙なぬけ感を約束してくれそうです。
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価格:6,380円 |
④アーバンリサーチ
アーバンリサーチからはウールライクなウォッシャブルクロスを使用したシェフパンツ。
他のシェフパンツとはまた雰囲気が違う一本になっています。
秋冬用として、とても重宝しそうですね。このホワイトはかなり素敵です・・・。
ウールライクですがイージーケアなのも嬉しい。
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価格:7,150円 |
⑤マコバー×シップス
シップスはフランスの老舗ワークブランド「マコバー」とタッグを組んでシェフパンツをリリース。
デニムライクなタイプや
ペイズリー柄まで。
なかなかに気になります。
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SHIPS 【SHIPS別注】MACOBER: シェフ パンツ ライト デニム シップス パンツ/ジーンズ フルレングス ネイビー ブルー【送料無料】 価格:8,250円 |
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価格:4,950円 |
⑥クックマン
シェフパンツの元祖はこちらのクックマンです。
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COOKMAN/クックマン Chef Pants「Ripstop」/シェフパンツ・2color 価格:5,940円 |
その名の通り、アメリカ西海岸の料理人たちによって生み出されたブランド。本当のコックパンツが出自なので由緒正しいものと言えるでしょう。
元祖だけあって、かなりのバリエーションの多さ。素材、デザインだけではなく、カーゴからショートパンツまで、その幅は把握しきれないほどです。
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価格:5,390円 |
勿論品質も折り紙付きなのでご心配なく。
こういうのはやはり元祖のものを！という方はクックマンをどうぞ！
いやあ、いいシルエットですね！
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価格:5,390円 |
勿論女性にもとても似合います。
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価格:5,390円 |
シェフパンツのまとめ
今回は、コーディネート上で考えるべき優先順位と、パンツの重要性、そしてシェフパンツについて述べてきました。
あくまでも、これは「より簡単に」及第点以上のコーディネートを作る論理です。
パンツももっと格好いいものは山ほどありますし、他のものに関してもそう。
でもシェフパンツに関しては、結構簡単にこなれ感が出せる便利なアイテムだという事です。
前述したように、日本人に最も似合うパンツの形はテーパードパンツだという事はロジック的に証明されています。
よって、近年すっかり流通しきって食傷気味だという人も多いかもしれませんが、その存在感がなくなってしまう事はまず間違いなくありません。
シェフパンツも「流行りもの」感があるかもしれませんが、定番として残っていくでしょう。
入手して全く損はないアイテムではないかと思っています。
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今後ともよろしくお願いいたします。
