ユニクロの凄さ
ユニクロについて、一昔前は「ユニバレ」等という言葉があったりしましたね。
今でこそほぼほぼユニクロに対する「ダサい」等という偏見のようなものは和らいでいますが、一昔前は「ダサい」が定説でした。
価値観は変遷するもの。「安い」=「ダサい」の方程式が成り立ち、ダサい人が買うブランドの象徴的存在だったユニクロも、近年はそのイメージを払拭しつつあります。
実際に当ブログでもユニクロを基本的に推しています。ユニクロはダサくないし寧ろメインストリームのど真ん中に居る。品質、デザインもある程度選別する感覚が身に付けば申し分なし。
「安い」=「ダサい」の方程式は、「コスパの良さ」に置き換えられています。
大資本を元に繰り出される高クオリティ・高コスパのアイテム達は、他社には真似できない域にまで達していると言って過言ではないでしょう。
コラボラインとライフウェアコンセプト
語りだせばきりのないユニクロの凄さですが、個人的には現在のユニクロを象る要素の中でもコラボレーションラインの存在とライフウェアコンセプトの2点が特に大きいと思っています。
出典:ユニクロ公式HP
ユニクロU(ユー)やユニクロ&JWアンダーソン、一先ずのフェーズを終えた+J(プラスジェイ)、ユニクロ&ホワイトマウンテニアリングなどのデザイナー、ブランドとのコラボラインは、ユニクロのブランディングに大きな影響を及ぼしています。特に+J(プラスジェイ)のジル・サンダーが初めてユニクロとコラボした時、素材に凄まじい拘りを持つ彼女がタッグを組んだという事でユニクロが世間に与える印象は一変しました。
ライフウェアコンセプトに関しては質の高い日常着という観点を付与した他、普段ジャスト目のサイズで作ってあるユニクロのアイテムを2・3サイズ大きめで選ぶ事でモダンな着こなしにアップデートする着こなしを提唱。野暮ったさを軽減し、何でもないアイテムを格好良く着こなすことが可能になるという提案は初めて見たときに結構衝撃的でした。すぐさま取り入れ、今の私のユニクロの着こなしの基本になっています。
ユニクロの説提唱します
しかし、そうは言ってもファストファッションに分類されるユニクロ(それを払拭するためのライフウェアコンセプトなのですが)。実際に価格という点ではお手頃なので、若い方々は良いとしても、大人としては「ユニクロを着ている」と思われるより「ユニクロ以上を着ている」と思われたほうが得だったりします。これはまさに現実と言って良いでしょう。
さて、このコーディネート。
カットソー:ルミノア
パンツ:GRAMICCI(グラミチ)
シューズ:ニューバランス・M1400
そして、コートはユニクロU(ユー)2021秋冬のステンカラーコートです。
画像だけでは今一つ説得力に欠ける可能性もありますが、これがユニクロに見えるでしょうか?
2021年の秋冬に着ていれば、ユニクロU(ユー)だと思われていたでしょう。かなり売れたコートで実際に当時は街中でもかなり見かけました。
私は、これを2022年の秋冬に着るために2021年の春に購入し半年寝かせていました。
しかも、秋冬の売れ残りで、ワゴンセールで5,990円で購入。元値は12,990円です。
ハリのある高密度コットンと程よくモダンなサイズ感で、シルエットも綺麗に仕立ててあるこのコート。サイドの大きなスリットも高評価でした。
ただでさえ高クオリティのこのコートですが、更に半年寝かせておくとユニクロとはあまり思われずに格好良く着こなすことが出来てしまうのです。
型落ちで着る為のユニクロ特別ラインアイテムを賢く選ぶコツ
特別ラインのアイテムの中でも、できるだけ普遍的なものを選ぶ事がコツです。
主張はほどほどで、流行に乗っかりすぎずに次やその次のシーズンにも使えそうだと思うものを選びましょう。
作り自体は、流石はユニクロなので大体どんなアイテムでも丈夫です。なので、暫く寝かせても劣化する心配等はないと言って良いでしょう。心配無用。
セーターやスウェット類等はハンガーには掛けずに畳んで保管しましょう。型崩れしてしまう恐れがあります。
まとめ
今回は、「ユニクロの特別ライン、暫くするとユニバレしない説」について述べました。まあ、ユニバレという言葉自体死語のようなものというのは私も勿論同意の上ですが。
2次流通のお店などには、たまに例えばユニクロ&JWアンダーソンのものが本家JWアンダーソンのものと間違われてJWアンダーソンの体(てい)で値付けされて置いてあることなんかもあります(笑)。そのくらい、クオリティ的には差異が・・・あるにはあるけれども、あまりないと言えるのかもしれません。
ユニクロの特別ラインのアイテムは品質もデザインも優れているので、時間が経って世間の熱が冷め、記憶が薄らぐ頃に着用すると、よりお得感が増す・・・という説でした。まあ、私の常套手段という話なのです(笑)。
人の記憶なんてそんなものなので、かなり理に適っている説だと思うのですが、いかがでしょうか。
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