ちょこっと履いて出掛けられるサンダルを探していたら
その辺まで気軽に履いて出られる、若しくはジムに行くとき履いていく・・・そんな用途のサンダルを探すなんてシチュエーションの場合、実は地味に迷いませんか?
「別にそんなもの、何でも良いでしょう」?うん、それはそうなんですが・・・。でも、何かねえ。逆に、そんな用途のものに10,000円もかけたくないですしね、さすがに。
何かニーズに一致するものはないかと、つらつら楽天で探していました。そして・・・
ナイキのオニオンタ。こちらを購入。
このナイキ・オニオンタですが、型落ちで相当値崩れしていたのです。元値は7,700円なのですが、ネット上ではサイズが上手く合えばなんと2,000円台から購入可能。私は今回3,300円で購入しました。
何故そんなに値崩れが?
確実なソースは出てきませんでしたが、まあこの価格なら取り敢えず購入して、それから検証すれば良いかと思い注文しました。
ナイキ・オニオンタとは
ナイキ・オニオンタは2022年に発売された、ナイキのトレイルラインのスポーツサンダル。「オニオンタ」はナイキの発祥の地であるアメリカ・オレゴン州にあるコロンビア川近くの雄大な滝の名称。何となく、「たまねぎ(オニオン)」を想起してしまいそうですが勿論違い、それなりの矜持が伝わってくる由来です。
ナイキのスポサンと言えば最近は「キャニオン」が人気で、オニオンタは確かに話題性に欠けるモデルではあったようです。
ナイキ・オニオンタのディテール
カラー・デザイン
カラーは何色か存在していますが、今回選択したのは最もベーシックな「ブラック/ウルフグレー・ピュアプラチナム」。複雑な名将ですが、まあ早い話が黒×グレーです。最も自分のスタイリングにマッチしそうで飽きも来なさそうだったのでチョイスしました。
全体的なデザインはベーシックなストラップサンダルをベースに、ややトレイルな要素をプラスしているといった印象。ナイキらしい軽快さとポップさも感じられます。
質感
ソールは正直言って高級感やタフさは感じられません。これまでテバやキーン、チャコ、そしてナイキACG等のストラップサンダルを履いてきた経験のある私からすると、やはりワンランク、ツーランクは劣るかなとも思いました。
ただ、それほど粗悪かと言われるとそんなことはなく、文句はこの位で良いかなといったところです。
ストラップの質感も同様。チャコやテバ等アウトドアブランドのストラップサンダルはかなり頑強な作りですが、こちらは厚みはあまりなくややペラペラしています。ただその分軽さはあり、柔らかさもありました。因みにアジャスター部分にはナイキのトレイルラインのロゴが確認できます。
ウレタンの甲ガードもこのサンダルのポイント。この部分はホールド感もですがデザイン上も悪くはありませんでした。
ソールの厚みもそこそこあります。ヒール部分には後述しますがサイズ調整用のストラップが。
履き心地
履き心地ですが、なかなか快適です。適度な厚みのソールのお陰でクッション性は抜群。そもそもナイキと言えばソールのクッション性には一日の長があるわけです。ついつい忘れていました。
ホールド感も合格点。甲部分のウレタンガードのお陰で足が優しく包まれているような感覚。トレイルラインなだけあってこの辺りはさすが。
着脱感
着脱は一見し難しそうですが、足入れ部分を引っ張るとストラップの伸縮性があるのでスポッと足入れが可能。脱ぐ際も同様でストレスはありません。
コーディネート
パンツ:GRAMICCI(グラミチ)
サンダル:ナイキ・オニオンタ
カラーがベーシックなので、ややデザインに癖があっても合わせやすいようです。
アンクル丈のパンツ若しくはショートパンツなどとの相性は良いでしょう。勿論冒頭で述べたようにちょこっとその辺りまで出る用途には十分適応可能です。
サイズ感
ナイキ・オニオンタはサイズが1㎝刻みでの展開。
私は普段ニューバランスやアディダス等のスニーカーが27㎝、ドレスシューズは基本的に26~26.5㎝。今回27㎝を選択しジャストフィットでした。ご検討の場合は参考にされて下さい。
まとめ
繰り返しますが、このナイキ・オニオンタ、2022年発売モデルなので2023年現在では型落ちでありかなり安価に購入することが可能で、サイズが合えば2,000円台から探せます。軽く元値の半額以下(元値は7,700円)。
かなりの量が在庫として残ったことが容易く想像できますが、若干安っぽさが醸されている点とデザインもややクセがあることなどが要因なのかもしれません。ただ、安っぽいと言ってもそんなに悪くないし、配色やデザインも全くダサくはありませんでした。こういった点を踏まえると、だいぶんお買い得なのではないかと思います。
「一軍扱いのできるサンダルを」と考えている方は踏み止まるほうが良いように思えますが、気軽に普段履きできるサンダル、若しくはその辺までちょこっと履いていくためのサンダルを探している方等にはおすすめできます。
ニーズと合致する方は是非チェックしてみて下さい。
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