盛況を博するGUのリアルレザーシリーズ
今やすっかりGUの誇る人気シリーズとなったリアルレザーシリーズ。
他ではありえないコストでリアルレザーを使用したアイテムをリリースするこのシリーズは、当初リアルレザーシューズのリリースからスタートしました。
リアルレザーシューズもリリース当初は数品番だったものが今では把握できないほどのバリエーションを誇っており、クオリティもファッション業界に身を置く方々が冠婚葬祭はこれで十分と太鼓判を押すラインを保っているのだから凄い。
これに味を占めた・・・もとい波に乗ったGUは次々とリアルレザーを使用したアイテムを繰り出します。
リアルレザースニーカー
リアルレザーサンダル
リアルレザーモカシンシューズ
リアルレザーブーツ
とシューズ系を攻め他にも
リアルレザーバッグ
リアルレザーベルト
とそれに留まらないバリエーションとなっているのが現況です。
今まで、ご紹介はするものの実はリアルレザーシリーズを購入することはなかった私ですが、遂に手を出しました。
それは何かというと・・・
リアルレザーベルト(ベジタブルタンドレザーノーステッチベルト)です。
結論から述べますが、これは正直言って参った。凄いと思います。
GU・リアルレザーベルトの感想(レビュー)
ベジタブルタンドレザーとは
GUのリアルレザーベルトは結構前からラインナップされているアイテムです。最近種類も増えたようですが今回購入したのはベジタブルタンドレザーのノーステッチベルト。太さはナロータイプ(細身)になります。
ベジタブルタンドレザーはベジタブルタンニンレザーとも言われ、植物由来のタンニンで鞣されたレザーになります。
クロム鞣しよりも手間暇がかかるベジタブルタンニンは最近では傍流になりつつあり、主流であるクロム鞣しと比較すると市場に出回っているアイテムの割合も少ないようです。
ベジタブルタンニンレザーの特徴は何と言っても弾力性の高さ。しなやかで若干もちっとした感触が魅力的です。
レザーのクオリティ①
レザーは牛革。リアルレザーシリーズは勿論フェイクレザー(合成皮革)ではなく本革を使用してある訳ですが、リアルレザーシューズの中でも「このアイテムは良く見える」「これは今一つ」と言った様々なレビューが飛び交っています。
本革には違いないのですが、流石にハイクオリティな本革を使用しているわけではないので(そこは流石にGUだし低価格なので当たり前)、見せ方やアイテムとしての相性が肝要になってくるのです。その点で言えば、「ベルト」というアイテムとこの「リアルレザーシリーズ」のレザーの相性はなかなか良さそうだと思いました。いや、とても良い。
ベルトは決してコーディネートの主役という役柄ではないというのもありますし、それがさらに主張の弱いナロー幅であればレザーの質云々という部分に関しては丁度よいのではないかと思いました。
でもしっかりと本革の質感は持ち合わせている為、合皮との違いもまた明確に分かる。要するに、丁度良い塩梅なのです。
レザーのクオリティ②
先述したように牛革のベジタブルタンドというのはなかなか絶妙のチョイス。
しなやかで若干もちもちしていて、光沢も控えめ。それ程レザーに精通していない私クラスの人間からしたら、恐らく1~2万円位のレザーベルトと並べられるとどっちがどっちかはきっと分からないでしょう。そのくらい、相当良い領域に入っているレザーだと思います。
実際に装着してみると仄かにストレッチ性が感じられる程しなやか。合皮だと硬くて「伸び」もほぼほぼ感じられないと思うので、決定的な違いと言えるのではないかと思います。やはり本革の「なじみ」は合皮とは違いますね。使い込めばさらに増してきそうですし。
出典:GU公式オンラインストア
因みにバックルの質には過度な期待は禁物。ここは我慢しましょう。悪くはないですが普通です。
長さの調整
長さ調整に関してはカットが可能。
バックルを外して・・・
自分のサイズを鑑みてハサミでカットすればOKです。
スッと簡単に切ることが出来ました。
着用感(コーディネート)
フォーマルにもカジュアルにも使い易いデザインで非常に汎用性に優れています。他のリアルレザーベルトシリーズのバリエーションもほぼ全て奇をてらったデザインの物はなく、どんなスタイルにもすんなり取り入れることが出来るでしょう。
着用するとやはり本革のしなやかさが際立っています。
今回選択したノーステッチタイプは特にミニマルでシンプルなので馴染みますね。
まとめ
普段フォーマルスタイルの装いをする頻度が低い私は、実はそんなにベルトを購入する機会が多くありません。丁度、直近でいつ購入したのか思い出してみたら8年くらい前にユナイテッドアローズで購入したっきりでした。
GUのリアルレザーベルトは、このクオリティで1,990円というびっくりプライスです。本当に驚きの価格。
バックルの質はさておいても、レザーの質感は本当に悪くありません。十分です。余程拘りがある方以外は、これで十分過ぎるほどなのではないかと感じました。
GUは、同じファーストリテイリング傘下の兄弟ブランド・ユニクロと比較するとトレンドを強めに取り入れた今っぽさがウリだと思います。
でも、リアルレザーシリーズの内の殆どはそのコンセプトとは少し違って、驚きの高コスパで大人っぽい装いをアシストしてくれる好シリーズになっています。
その中で、リアルレザーシューズは冠婚葬祭用にリアルレザーストレートチップシューズ(現在ラインナップされていません・・・)を買っておくのがおすすめなのと、ビジネス用にリアルレザーダービーシューズ 辺りは良い選択になり得るでしょう。
しかし今回、最も着目すべきなのはもしかしたらリアルレザーベルトなのではないかと思いました。
そのくらい良い出来だったことを。ここにご報告させて頂きます。
いやあ、本当に凄い・・・。
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