ユニクロ&JWアンダーソン2023秋冬コレクション販売開始
去る2023年11月3日(金)文化の日はGUアンドビューティフルピープル2023秋冬
とユニクロ&JWアンダーソン2023秋冬が同時発売されるというなかなか忙しい日になりました。
既報のように、今回GUアンドビューティフルピープルに関してはセットアップを購入しましたが、ユニクロ&JWアンダーソンをスルーしたわけではなく、ちゃんと目当ての物を購入しています。
出典:LOOKBOOK | UNIQLO and JW ANDERSON 2023年秋冬コレクション|UNIQLO
最近なかなかお腹一杯だったため殆どのアイテムをスルーしましたが、今回のユニクロ&JWアンダーソンはファッションユーチューバーやファッションインフルエンサーの間でかなり高い評判を得ています。
(個性的な傾向があるため)好みが分かれるきらいのあるユニクロ&JWアンダーソンですが、デニムやコート、そしてテーラードジャケット等傑作が揃い踏みしていたようです。実際に販売開始当日の10時から暫くはオンラインストアが一時サーバーダウンしたことあたりを鑑みても、それなりの反響があったといって良いのではないでしょうか。
個人的にはユニクロの特別コレクションの中でJWアンダーソンは最も好みのコレクションなので少しだけ嬉しく思ったりもしました。
ユニクロのコラボは郊外を見捨てたのだろうか
出典:LOOKBOOK | UNIQLO and JW ANDERSON 2023年秋冬コレクション|UNIQLO
ところで今年のユニクロU2023秋冬の時と同様に、今回のユニクロ&JWアンダーソン2023秋冬も熊本県ではフルラインナップ店舗でさえハナから在庫を抱えない様相でした。つまり、そもそも置いていない。
オンラインストアで店舗毎の在庫が確認できるのですが、販売開始時点から在庫なし表示だったので、ユニクロU2023秋冬のときは疑惑だったものが、今回そういう方針だという確信に変わりました。
ユニクロUに関しては先行販売の数アイテムと、オンラインストアでの在庫表示はなかった数点のみが気持ち程度に陳列してあり、オーダーアンドピックの案内が為されていました。つまり、不良在庫を抱えないように(或いは輸送費を節減するために)郊外ではオーダーアンドピックかオンラインストアでの購入を推奨しているという事でしょう。
ユニクロはこれまでどんなにグローバル化しようとも、十分なスペースを確保している実店舗を郊外にもきちんと構え、新聞の折り込みチラシを重視する等都市圏以外の郊外を軽視しない姿勢が見え隠れしていたのですが、極めて残念です。
私達のように都市圏に住まないものからすれば、今後実物を確認した上で買うものを選ぶことが出来なくなってしまう。よーく考え直して欲しいと思っています。
ただし、例えば私の住む熊本県のファッション感度は都市圏に比べ比較的低いのも事実で、感度の高い層をターゲットの一部としている特別コレクションは、これまでに不良在庫を多く抱えてしまっていたのだろうということも想像に難くないのですが・・・。
ユニクロ&JWアンダーソン2023秋冬購入レビュー
ユニクロ&JWアンダーソンの定番名作と言えばソックス
出典:LOOKBOOK | UNIQLO and JW ANDERSON 2023年秋冬コレクション|UNIQLO
購入レビューに移ります。
先述したように、ソックスさえも熊本の実店舗では買えない状況になっていたので、オンラインストアで注文しました。
ユニクロ&JWアンダーソンと言えば何といってもソックス。これだけ毎回毎回必ず傑作を生みだしているカテゴリーはユニクロの長い歴史とあらゆるコラボの中でも類を見ないと言えます。
私自身ユニクロ&JWアンダーソンのソックスの大ファンで、毎回欠かさず購入しています。時には数年先の分までまとめ買いしておくほどのファンなのです。
概要
今回は10足くらい買いたかったのをグッとこらえての4足買い(笑)。
2023秋冬のテーマは「イギリスの自然の中でよく見かける動物」。購入したのはリス、蝸牛(かたつむり)、羊柄。プレーンなブロック切り替えタイプも併せて購入しています。
余談ですが当ブログの読者さんにイギリスと言えばピーターラビットの国なのでウサギ柄も欲しかったという感想をいただきましたが、なるほどと唸りました。そのうち登場するかもしれませんね。
さて、一見ポップな柄のかわいいソックスですが、これを単純に「かわいい」という捉え方で履くのは実に勿体ない。
デザイナー・ジョナサン・アンダーソンの母国であるイギリスの自然の風景からインスピレーションを受けた動物のデザイン。確かにかわいいけれども、その背景にあるのは確かなクラシックの精神なのです。
かわいい。確かにそれはそうだ。でも、そのデザイン背景を理解した上で身に付けた時、「可愛いけれどもそれだけではない」という意味合いが加わり、私のような歳の男性がコーデしてもきっと素敵に見えたりするのではないかなと思います。
多分今回のアンダーソンのデザイン上の狙いはそこにあって、ただただポップで可愛いというゾーンに定めたわけではないと感じました。あっけらかんと見えて、その実はきっと深いのです。少なくとも私はそう感じていて、だからこそ「またしても傑作」と唸ったわけです。そう考えると、改めてなんとも素晴らしいデザインです。
ディテール・素材
ユニクロ&JWアンダーソンのソックスは秋冬は必ずユニクロ十八番のヒートテック糸を使用しています。今回もヒートテックデオドラントソックスの名称通り、保温性と消臭性能が付加された高機能ソックス。
ただし、昨年のモデルよりもかなり生地が薄くなっており、嵩張りが解消されている点は見逃せません。しかし保温性は担保されており、見事にアップデートを果たしました。
スムースで肌触りの良い素材感はこのソックスがデザインだけがウリではないことを如実に示しています。
カラーブロックタイプだけは素材が若干厚め。リブがしっかりと表面化している作りになっています。
シンプルなタイプも一本だけと思い購入しました。
コーディネート
Jackman(ジャックマン)のピマコットンスウェットパンツとビルケンシュトック ロンドンとのコーデ。個人的には大胆にすべてを明らかにするよりはチラ見えさせる合わせ方が好きです。
ホワイトのヒツジ柄は意外とシンプルで合わせやすかったです。柄と地色が同色という点もグッド。
こちらはブラックのリス柄にパラブーツのコローをコーデ。ブラックのカジュアルローファーとの相性が抜群だと思いました。
こちらはムーンスター・ローバスケットとグレーの蝸牛(かたつむり)柄を合わせていますが・・・
パンツをルーズに穿いて、立っている時には見せず座った時などにチラ見えするといった塩梅も良いですね。
蝸牛(かたつむり)は柄自体が2色使いなので特にポップな印象。
ところで、イギリスには雨が多いので蝸牛が多く生息しているのでしょうか?
まとめ
出典:LOOKBOOK | UNIQLO and JW ANDERSON 2023年秋冬コレクション|UNIQLO
今回のユニクロ&JWアンダーソンのソックスはかなり深イイ出来でした。もしかしたら過去イチで良作だったかも。
先述したように、ユニクロ&JWアンダーソンはユニクロのコラボのなかでは(比較的個性的な分)好き嫌いが分かれるコレクションなので、売れ行きという点については公表されてはいないものの凄まじく芳しいというわけはないと思います。
でももう随分息の長いパートナーシップになっている。
これは想像が多分に入っているのですが、普段ライフウェアを標榜し、上質でベーシックな普段着を作っているユニクロの中で、JWアンダーソンとのコラボはある意味貴重な存在として認識されているのではないでしょうか。
やもすれば「つまらない」とも評されるユニクロの中にあって、ユニクロ&JWアンダーソンが担っている役割は売り上げだけではないのかもしれませんね。
個人的にはソックスを毎回楽しみにしているので、今後も出来るだけ長くこのパートナーシップが継続してくれることを願っています。
もしも終了することがあるならば、せめて一年前から教えて下さい。そしたら5年分くらいソックスをまとめ買いしておくので(笑)。
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