YMのメンズファッションリサーチ

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【感嘆】ユニクロU2024春夏の新作Tシャツ2型をレビュー!評判以上の傑作でマストバイ確定!

 

ユニクロU2024春夏の購入品

 

ymfresearch.info

3月8日(金)に販売開始されたユニクロU2024春夏コレクション。

先日投稿した記事にて言及したように、私は2型の新作Tシャツを購入しました。

単純にアウター類やシャツ類が過多だったことと、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツという、異論を許さない域にある傑作Tシャツを擁するユニクロUから、遂に新作Tシャツが発表されたというトピックに押された形になりました。

まずは勿体ぶらずに結論から申し上げましょう。

素晴らしいの一言です。正直に言って、誰にもにおすすめできる傑作。

それでは早速レビューしていきます。

 

エアリズムコットンリラックスフィットクルーネックT

 

概要

エアリズムコットンリラックスフィットクルーネックT(5分袖)

出典:ユニクロ公式 | エアリズムコットンリラックスフィットクルーネックT(5分袖) (uniqlo.com)

 

まずはこちらのエアリズムコットンリラックスフィットクルーネックT

先述したように、ユニクロUの伝説的傑作TシャツであるエアリズムコットンオーバーサイズTシャツの系譜に充たるこちらのアイテム。リリース前から相当期待していました。

 

こちらが実物。

エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは長い間定番としてリリースされているのでお持ちの方も多いでしょうから、そちらとの違いという観点から述べていきます。

 

ディテール

 

まずはネック。エアリズムコットンオーバーサイズTシャツはモックネックとクルーネックの中間位の高さ(若干高さがあった)ですが、こちらはボートネックまでは行かなくともやや開き気味の形状になっています。バインダーも細身で大人っぽい雰囲気。

しかし作りはしっかりしている印象で、耐久性が低いといった感じはしません。

 

エアリズムコットンオーバーサイズTシャツにはない胸ポケットがあります。少し下がり目に付いていてトレンドライクなバランスだと言えましょう。

 

裾にはスリット入り。後ろ身頃のほうが長めに取られています。スタイルアップ効果が望めそうですね。

 

生地は作り上はエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと同様の裏側がエアリズムで表側がコットンライクな生地感でここは一緒。ただし、やや薄手の生地になっています。エアリズムコットンオーバーサイズTシャツよりも清涼感はありますが欠点としては身体のラインを拾いやすい点と言えそうですね。

 

サイズ感、コーディネート

 

トップス:ユニクロU:エアリズムコットンリラックスフィットクルーネックT

パンツ:Jackman(ジャックマン)

シューズ:ビルケンシュトック  ロンドン

着用しました。173㎝60㎏でXLサイズ。

サイズ感はエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと変わらないと思います。公式では大きすぎないサイズ感とアナウンスされていますが、果たしてそうだろうかと思いました。

・・・相当良いです。エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは紛うことなき名作ですが、こちらは少し目先を変えてくれる・・・または若干食傷気味だった部分を刷新してくれる一枚と言えるでしょう。

薄手の生地感により生まれるドレープの具合が美しく、下がり目のポケットもルーズとドレスの間の丁度良い塩梅を表現しており、ドロップショルダーと細くて緩いバインダーネックも抜群のバランス。

本家ルメールのカットソーの雰囲気そのままのような素晴らしい一着に仕上がっていると思います。凄っ。1,990円で買えるカットソーではないですよ。

 

ドライEXクルーネックTシャツ

 

概要

ドライEXクルーネックTシャツ(半袖)

出典:ユニクロ公式 | ドライEXクルーネックTシャツ(半袖) (uniqlo.com)

 

続いてはドライEXクルーネックTシャツ

こちらは全くの新作ですが、かなり挑戦的なアイテムだと思いました。ドライEXと言えばユニクロのスポーツウェアに多用される素材。それを果たしてファッション用途に変換できるものなのだろうか・・・懐疑的でした。

 

ディテール

ところがどっこい。これは凄かった。余り軽々しくこんなフレーズを使いたくないのですが・・・ド肝を抜かれました。

 

ユニクロのドライEXはジムでのトレーニング用に購入して使っていたこともありますが、確かに同じ素材なんでしょうけれど、似て非なる物です。

まるで高級素材のようなトロミと自然な風合い、光沢感を備えていて、大袈裟ではなくハイブランドのような素材感だと思いました。

スポーツ用とは最も距離感のありそうなブラウンカラーを選んだのも正解だったようで、トロットロのフワッフワな生地感と光沢感が合いまり、今まで手にしたことがないとまで言いたくなる一着に仕上がっています。

その上ドライEX素材なので勿論耐久性も抜群で言わずもがなのイージーケア。

・・・ちょっと死角が見当たりません。

 

脇下はメッシュになっていますが全く目立たないのでスポーティ感はありません。気付かれないように通気性の高さを担保してくれます。汗かきさんも重宝するのではないでしょうか。

 

ネックはスタンダードな作り。気持ち高めの設定なので小顔効果も望めます。

 

普段着に適応するためにシルエットはリラックスフィット。形も綺麗で、この辺は流石はユニクロUという感じの作りになっています。

 

着心地、サイズ感、コーディネート

 

トップス:ユニクロU:ドライEXクルーネックTシャツ

パンツ:Jackman(ジャックマン)

シューズ:ビルケンシュトック  ロンドン

173㎝60㎏でXLサイズを着用。先にご紹介したエアリズムコットンリラックスフィットTと同じくらいのサイズ感。

繰り返しになりますが、本当にトロミが凄く、着心地はクセになりそうなレベルです。スポーツ用途の素材であるドライEXに目を付けた点について、これは大発見だったのではないでしょうか。それをファッション用途にマイナーチェンジすることでこんなに素敵な生地のTシャツを作るとは・・・。今回は流石に御見それいりました・・・。こちらもまた、1,990円で手に入るカットソーというレベルの代物ではないと思います。いや、生地自体は実はそんなに高級なものではないわけで、完全なアイディア勝ちですね。

 

まとめ

今回のユニクロU2024春夏の評判を見てみると、やや難易度の高いアイテムが多く、どちらかというとファッション初心者向けというよりは中級者向けだったようです。確かに若干クセのある物が多く、服好きには刺さったようですね。

ただ、私は(すべてではないにしても)ユニクロUに関してはワードローブのベースを担うものを探すことが多いので、メインになるアウター類等はあまり見ない傾向があります。なのでTシャツのような着こなしのベースになるアイテムに注目するので、今回は近年まれに見る満足度の高さでした。

 

今回購入した新作Tシャツ2型はどちらも甲乙つけがたい傑作だったと思いますが、敢えて言うなればドライEXクルーネックTシャツは多くの方に試してもらいたいと思いました。きっとびっくりすると思いますよ、そのクオリティの高さに。

ドライEXは今回のユニクロUでショートパンツとタンクトップもリリースされていますが、間違いなくマストバイはTシャツだと思います。

私は既に追加であと2枚くらいオンラインで注文しようと思っています。

 

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