YMのメンズファッションリサーチ

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【新作はボーダー】ユニクロU エアリズムコットンオーバーサイズTシャツに施されたアップデートとは?

 

ユニクロU(ユー)春夏の名作定番アイテムに新作登場

ymfresearch.info

最早「しつこい」と言われないだろうか・・・そんな危惧が頭を過る程に、このブログではユニクロU(ユー)のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツをご紹介してきました。

「プチプラ価格で、一発でオシャレに見えるTシャツって何かないんですか?」等という無茶なことを訊かれたとしたら・・・?

そんな都合の良いものなど存在しなさそうですが・・・

あるのです。それが何を隠そうユニクロU(ユー)のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ。

シルエット、生地感、そして価格(1,500円⇒1,990円に値上げ。それでも十分安い)。驚くべきことに、この両立が難しそうな要素を兼ね備えているTシャツで、先述のように一発でこなれた綺麗目コーデを作ることが出来る逸品です。

私も様々なTシャツを着てきましたが、忖度なしに最も自分に似合うTシャツの一つだと思っています。本当に良い。クローゼットには(バリエーションのモックネックも含めて)10枚くらいを常に揃えています(ホワイトは4枚!)。

そんなユニクロU(ユー)のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツにしれっと新作が登場しているのはご存知でしょうか?今回はそれをご紹介していきます。

 

新作はボーダー(細ピッチ)

昨年はモックネックバージョンが同じくひっそりとリリースされましたが、今年もそれと同じ手法で登場。

 

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

・・・ん?

何が違うの?変わらなくない?

いや、実は・・・

 

超細ピッチのボーダーなのです。ピッチが滅茶苦茶細く、ベース色と近いカラーなので、遠目で見たら単色に見えるという寸法。

なるほど、そう来るか。と言った感じです。

実を言うと、昨年のモックネックが(私は実に気に入ったのですが)本家のクルーネックを超える評判を得るまでは行かなかったようだったので、今年はどう来るかなと思ってはいたのですが。

長らく続いたノームコアの潮流がひと段落し、徐々にデザインの入ったものへ感覚的な部分が変遷している最中。明確ではない仄かなデザイン性を取り入れてみるというのは理に適っています。うん、どこか腑に落ちました。

 

ユニクロU(ユー)エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(ボーダー)購入レビュー

ひっそり発売

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

ユニクロU(ユー)2023春夏コレクションが発売されたのは3月。それから1カ月以上経過しての追加発売となったエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(ボーダー)ですが、ユニクロの特別コレクションでこのような発売の仕方があるのはユニクロU(ユー)だけです。ユニクロU(ユー)が、頬かとは違うある意味特殊なコレクションである証拠とも言えそうですね。

特に大々的にアナウンスされるわけでもなくひっそりと販売開始されており、私も気づくのが少し遅れました。しかし見つけたからには買わないわけにはいきません。エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの大ファンなので。

 

概要

今回は5色(ブラウン、ホワイト、ネイビー、イエロー、ブラック)が展開されています。かなり多めのカラー展開があるソリッドカラーに比べると少な目。これはユニクロの新作にありがちなことで、売れ行きや評判、反応を見極めているという事だろうと思います。世間の良い評判が得られれば来季もきっと継続リリースされるでしょう。

今回はブラウンを選択しました。

 

生地感

新作とは言え、基本的な生地感は従来のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと全く同じです。なので昨季まで販売されていたエアリズムコットンオーバーサイズTシャツの色違いと思っていただいてOK。

エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの特徴と言えば、表地と裏地で生地感が全く違うこと。

 

表は上質見えするコットンライクな生地、裏地は肌触りが良く接触冷感なエアリズム生地が来るように作ってあります。

表のコットンライクな生地は絶妙な光沢感があり、本当に素晴らしい。とてもプチプラ価格のTシャツには見えません。

ただ、ソリッドカラーに比べて、表側の生地にほんの少しだけ硬さとでもいうべき張りのようなものを感じました。でも人によっては感じないくらいの微かな程度です。

 

ボーダー

先述したように、ボーダーといってもかなりの細ピッチで、少し離れてみるとほぼ分かりません。

ただ、それが絶妙な表情を醸しており、なかなか悪くありません。凹凸感があるように見え、ソリッドカラーでほんの少しだけ感じていたテカテカ感が緩和しています。

細ピッチのボーダーを入れることが、中間色の出し方に対しての違うアプローチ手法になり得ているとでも言いましょうか。なるほど、本家のクリストフ・ルメールらしさが増しているような気がしないでもありません。

 

シルエット

シルエットも従来のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと全く同様。

このエアリズムコットンオーバーサイズTシャツのシルエットはかなり秀逸で、兎に角一枚で着てさまになるように設計されています。こなれて見えるし、ダサく見えにくい。

程よい肩の落ち方、自然に広い身幅、それに対して若干短めになっている身丈、いやらしすぎない程度に長めの袖丈。ネックが微かに高めに設定してあるのもバランスの向上に一役買っています。一言で言えば、「誰でも似合いやすいようなバランス」のシルエットなのです。

 

着用イメージ(サイズ感・コーディネート)

トップス:エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(ボーダー)

パンツ:FLISTFIA(フリストフィア)アクティブトラウザーズ

シューズ:パラブーツ コロー

腕時計:Google Pixel Watch

173㎝67㎏の私がXLサイズを着用しています。

私くらいの体格だとXLサイズでリラックスフィット、Lサイズでジャスト。Mサイズもいこうと思えばいける感じだと思います。

先述したように、丁度こなれたディテール、シルエットなので、合わせるパンツやシューズもあまり選ばない万能性も魅力。

 

ご覧のように、ほぼほぼボーダーといった感じはしません。細ピッチのボーダーのお陰で表面の光沢感が薄らぎ、代わりにほんのりとした凹凸感が感じられるようになっています。クリストフ・ルメールらしい中間色の表現が少し高まったように思えますね。

 

まとめ

数年間、春夏のワードローブに欠かせないアイテムになっていたユニクロU(ユー)エアリズムコットンオーバーサイズTシャツに新作が!という事で非常に気持ちが上がっていましたが、見事に期待に応えて貰えた結果となりました。

商品名だけ最初に見た時は「ウーーン」と唸ったのですが、ボーダーを細ピッチにして表情に変化を与える役割にするというのは、なかなか良いアイディアですね。

試しにブラウンを一着購入しましたが、買い足しは必至です。

既にオンラインストアだけではなく店頭にも置いてあるようですので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

 

www.uniqlo.com

オンラインストアはこちらから!

 

おまけ

平置きに すると必ず ヤツが来る

 

 

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