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MBさんのYouTube動画を観て
いつも、ファッションインフルエンサーのMBさんのYouTube動画を視聴する私。
MBさんと言えば、非常にロジカルに「最も早くオシャレになる方法」を唱える方。
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よくいる感覚重視型のファッションインフルエンサーと違い、論理的かつ多角的にファッションを捉える一流の論者です。
また、根拠も相当しっかりしており、ベースがきちんとあるから説得力に欠けるという事も皆無。
ファッションインフルエンサーとしても、ビジネスパーソンとしても尊敬できる方です。
さて、そんなMBさんのYouTubeチャンネルでは、頻度としてはユニクロの解説が最も多いのですが、たまに視聴者からの質問に答えることも。
リンクの動画は、一番最近の件(くだん)の回です。
あるあるの質問に答える
内容は動画を観ればわかるのですが、質問の内容は
「最近ファッションの勉強を始めて興味を持ってきた。
今まで1万円以上の革靴を買ったことがないが、調べてみて『ジョン・ロブ』、『エドワード・グリーン』が格好いいなと思った。両方とも17万円くらいする。
知り合いに話したら、そんな高いのを買うくらいならもう少し抑えて他のものも買ったほうが良いと言われた。どうしたらよいでしょうか?」
という趣旨のもの。
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なかなか、あるあるな質問。
なるほど~!
MBさんがこの問いにどう答えるのか、考えながら動画を視聴しました。
「そもそも論」
MBさんはいつものように、非常に論理的に問いに答えていかれました。
そもそも論だと思いましたが、ポイントは
「何故、20万近くもするその靴を欲しいと思ったのか?」
という事なのです。
20万円近くするものが、本当に20万円の費用対効果があるとは限らない。
確かに、靴はケチってはいけない部分ではあるが、本当に今の自分にジョンロブやエドワードグリーンが相応しいものなのか?
その靴の何に価値を見出しているのか?それ次第で費用対効果は変わる。
そういうことをもう一度見直して考えるべきだという事なのです。
17万円の靴を買うべきなのか、その部分の費用を抑えて、その分他のものも買うべきかという問いではありましたが、そもそもその靴自体を本当に購入するべきなのかというところから考えるべきだという答えでした。
ファッションセンスの磨き方
この動画の中でMBさんは、本当のファッションの楽しみ方についても言及されています。
出典:https://hmvdisney.blogspot.com/2020/08/50_86.html
前述したように、質問者さんは自他ともに認めるファッション初心者。
正直に言って、まだまだファッションセンス、感性は磨かれていない状態なのです。
ファッションセンスは、幾度となくトライアンドエラーを繰り返し、その度に磨かれていくもの。
決して一朝一夕には積み上げられないのです。
こんなものがいいかなと思い購入して使ってみる、余り気に入らなかった、周囲の評判が悪かった、TPOに合わせて使いにくかった・・・
他のものは、自分のライフスタイルに合っていた、自分のおしゃれだと思う有名人なども同じものを着ていた。これは良かった!
こういう経験の繰り返しを幾度となく繰り返して、少しずつ少しずつ自分のスタイルが構築されていくのです。
私も、長く長く、そんなことを繰り返してきました。
今のスタイルや好み、自分なりのロジックが出来上がるまで、何度も失敗し、迷子になり(笑)やっとこのくらいといった具合です。
ファッションの本当の楽しみ方!
だからMBさんは、せっかく20万円近くも投資できるのならば、自分の感性を磨くための資金にしたほうが良いと語っているのです。
17万円のジョン・ロブをいきなり買っても、自分の価値観やライフスタイルと乖離しているかもしれないし(まだセンスが磨かれていない段階だから)、また、自分のワードローブに現在あるアイテムとの相性も良くないかもしれません。
ファッションの楽しみ方は、色々な回り道をして、色々なものに触れ、失敗してまた他のものを試してみて・・・その繰り返しの過程にこそあるのかもしれませんね。
高いもの=おしゃれなものではない
出典:最新版・ユニクロの買うべきBEST5 | 日刊SPA!
また、MBさんはよく高いもの=おしゃれなものであったならば、ヒルズ族(死語?)は皆おしゃれなはず。そんなことはないという事は実際見てみれば一目瞭然。
という事をよく言われます。
正に私もそう考えていて、下手に高価なものを主張している着こなしをみるとややイタいと思ったりもします。
高いものにはそれなりに理由が勿論あるわけですが、それよりも磨かれた審美眼や経験則からくる知識等、大切なものは沢山あったりします。
ユニクロやGU(ジーユー)、ワークマンも着こなし次第でオシャレになります。
逆に、歴史や根拠のあるブランドには代えがたい味や、安物には真似できない熟練の技術等もありますが。
要は、高い=良い 安い=悪い
と一概には言えないという事なのだろうと思います。
私はユニクロも好きだしGU(ジーユー)も買います。一方でデザイナーズブランドや服好きが眼を光らせる拘りのブランドのものも買います。
しかし、有名なブランドだからよいはず、そうじゃないから悪いというロジックは持っていません。
たかが娯楽、されど娯楽!
ファッションはあくまでも娯楽です。
これがなくては生きていけないというものではない。これは過去記事で述べたMIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)の三原氏も語っていました。
しかし、毎日の暮らしをより豊かにするためのものとしては、結構手軽に楽しめるものではないだろうかと考えています。
自分の気に入ったものを身に着けていると、気分が良くなります。
納得できるものを纏うと自分にほんのり自信が付きます。
新しい靴を履くと景色が違って見えるような気がします。
他者から褒められると嬉しくなります。
着心地が良いと体調が良くなるような気がします。
たかが娯楽ですが、されど娯楽なのです。
ファッションを愉しんで、より良い人生を!
ねえねえ、そう思わない?
「うん、そうなんじゃにゃい?」
あ、なんかそう返されたような気がした・・・。
ララさん、相変わらず短足だね!
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今後ともよろしくお願いいたします。