- ひっそりと発売されたレインスプーナー×ユニクロコラボ
- レインスプーナーとは
- レインスプーナー×ユニクロの概要
- レインスプーナー×ユニクロ・オープンカラーシャツレビュー
- レインスプーナー×ユニクロその他のアイテム
- まとめ レインスプーナー×ユニクロは是非チェックして欲しいコラボ
ひっそりと発売されたレインスプーナー×ユニクロコラボ
先日述べたユニクロU エアリズムコットンオーバーサイズモックネックTシャツの店舗での販売が開始されたため、近くに用があった私はユニクロに立ち寄りました。カラー違いをリピート買いする為です。
しかし、そこで目撃したのはこのレインスプーナー×ユニクロのコラボ。
ユニクロのコラボ情報は大体先取りして当ブログで採りあげるほど敏感になっているはずですが、完全に見落としていました。
私は声を大にして言いたい。
なぜもっと大きな話題にならない!
なぜユニクロも大々的にプロモーションしない!
そう、店頭で咄嗟に声に出てしまい、店員さんにくすっと笑われました・・・。
笑われついでに店内の撮影の許可を頂きましたが。
このレインスプーナーとのコラボは、好きな人は相当好きで、そうでない方にとっても極めてハイクオリティなアイテムを手ごろな価格で手に入れることが出来る必見のコラボです。
レインスプーナーとは
出典:Reyn Spooner レインスプーナー ロゴ Tシャツ アメカジ ハワイ ブランド ネイビー 白 ホワイト
レインスプーナーは1956年にスタートしたハワイ発祥のアロハシャツブランド。
この老舗ブランドは「アロハシャツと言えば?」と聞かれれば10人中8人くらいのファッショニスタがその名を挙げるのではないかと思えるほど、その道で知られた王道ブランドです。
レインスプーナーと言えば手描きで起こされた2000種類を超える多彩なパターンやプリント生地を裏返して使用することで自然なヴィンテージ感を表現する革新的手法(着用方法)、更に独自開発のコットン55%×ポリエステル45%の混紡素材を用いた「スプーナークロス(適度なハリとドライな感触が特徴)」等様々な面で金字塔的なアイテムを送り出してきました。
プリントを裏返しで着用する手法やスプーナークロスは参考にするブランドが実に多く存在しています。
レインスプーナーはいい意味で身近な存在でもあり、それでいて一定以上のブランド価値を保っている稀有なブランドとして、昔から知っており手にしたこともありました。
本場ハワイの雰囲気を感じさせてくれると同時に、伝統を醸し出し続ける武骨な作りはまさしく「ハワイアントラディショナル」なのです。
レインスプーナー×ユニクロの概要
出典:ユニクロ|夏の必須アイテム・バケーションスタイル特集|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト) (uniqlo.com)
2022年、ユニクロはレインスプーナーとコラボレートし、
アロハにインスパイアされた新しい限定コレクションを発表しました。
シンプルさと創造性を融合させた、豊かで活気のある
レインスプーナーグラフィックとタイムレスなシルエットにご注目ください。
引用:ユニクロ|夏の必須アイテム・バケーションスタイル特集|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト) (uniqlo.com)
このようなプロモ文になっています。
レインスプーナーとユニクロ・・・考えてみると、非常に相性が良いのではないかと思いました。
ハワイのゆったりと流れるような時間感覚を感じさせてくれるようなレインスプーナーのグラフィックプリントと、生地感に定評のあるユニクロのライフウェアコンセプトの親和性は、字面だけ見ても「悪くない」という印象が漂ってきます。
レインスプーナー×ユニクロ・オープンカラーシャツレビュー
オープンカラーシャツ2パターン、ショートパンツ2パターン、ステテコ2パターン、ハット1パターンの展開の中から、迷わず購入してきたのはこちらのバンダナ柄の「レインスプーナーオープンカラーシャツ」。カラーはネイビーです。
ずーっとクロネコのねねが離れません。気に入ったみたい・・・。どいておくれ、そろそろ(笑)
概要
レインスプーナーと言えばこのバンダナ柄。オリジナルは先述したように裏返しにすることで自然なヴィンテージ感が醸される素晴らしい雰囲気を持ったシャツなのですが、今回はそのオリジナルの技法は無し。
しかし、十分にレインスプーナーの世界観が味わえる素晴らしいデザインだと思いました。程よく色が抜けたかのような絶妙なグラフィック。プチプラのアロハシャツとは思えない秀逸なデザインです。素材は綿100%。これはもしかして経年変化も愉しめるかも・・・。
個人的にこのタグも気に入りました。オリジナルとは字体が違いますがムードたっぷりだと思います。ユニクロのロゴのカラーが合わせてあるのも良いですね。
ディテール
極めてクラシックなオープンカラー。下手に小さくしたり角度を変えたりせず、コンセプト通りのタイムレスな作りだと思います。
オリジナルのレインスプーナーはボタンダウンシャツが最もクラシックで好みですが、今回のユニクロとのコラボでは季節感がより強く漂うオープンカラーが選択されています。
シャツの顔の一つと言えるボタンは(この価格帯では仕方ないですが)プラボタン。しかしムードを失わないようにしっかりカラーリングが考えられています。悪くない雰囲気。
シルエットはボックス型で裾にはスリットが入っています。クラシックなデザインですがシルエットは現代風味。そして動きやすい。ユニクロのエッセンスが随所に組み込まれているのだろうと思いました。
着用イメージ(コーディネート、サイズ感)
173㎝65㎏標準体型の私がXLサイズを着用。
いつものことですがリラックスシルエットが好みなのでワンサイズ上げています。ジャストならLサイズでしょう。
シャツ:レインスプーナー×ユニクロ
サンダル:ペネロペ メノルカサンダル
個人的に、こういったシーズン感が満載なアイテムは下手にバランスを取ろうとせずに思い切ってそのシーズン感に合わせに行くのが好きです。夏用軍パンとメノルカサンダルで合わせれば如何にも夏のファッションを愉しんでいるといった様相に。
そういう気分の日に着ると楽しくなりそうです。
価格:8,580円 |
価格:8,250円 |
オープンカラーシャツは実はあまり着ないのですが(当ブログでもあまり登場していないはず)、「アロハシャツ」といった振り切ったアイテムならば話は別。そうなれば当然「アリ」になります。
これも個人的な見解ですが、こういったムードのオープンカラーシャツを着る時、首元にTシャツをレイヤードするよりは何も見せない方がムーディーで良いのではとも思います。アロハシャツって、楽しんで着るものなのではないかなという考え。
程よいリラックスフィットとボックスシルエットのお陰で非常に動きやすく、生地感がとても良いので着心地も最高に良いです。
これが2,990円とは・・・。またしてもユニクロにしてやられたと言った感じです。御見それいりました。
レインスプーナー×ユニクロその他のアイテム
レインスプーナーオープンカラーシャツ 2,990円
出典:レインスプーナーオープンカラーシャツ(半袖) (男女兼用) | ユニクロ (uniqlo.com)
購入したものと同パターンのシャツは別カラーでレッドもあります。レッドはやはり少し冒険。しかし意外とクラシックなデザインなのでいけるかもしれませんね。
出典:レインスプーナーオープンカラーシャツ(半袖) (男女兼用) | ユニクロ (uniqlo.com)
出典:レインスプーナーオープンカラーシャツ(半袖) (男女兼用) | ユニクロ (uniqlo.com)
もうひとパターンのシャツもレインスプーナーのアーカイブから引っ張ってきたデザインのようです。こちらも開放感のあるムードたっぷりのデザイン。
個人的にはホワイトやカーキではなくブラックベースのカラーなら欲しかったですね。
レインスプーナーチノショーツ 2,990円
出典:レインスプーナーチノショーツ (MEN) | ユニクロ (uniqlo.com)
出典:レインスプーナーチノショーツ (MEN) | ユニクロ (uniqlo.com)
チノショーツも2パターン。それぞれ画像のブラックベースの他に明るいカラーの展開もあります。
ショーツもムードがあり、欲しい方は多いでしょう。
シックなブラックベースを選べばコーディネートも意外にしやすいのではないでしょうか。
レインスプーナーステテコ 1,500円
出典:レインスプーナーステテコ(前閉じ) (MEN) | ユニクロ (uniqlo.com)
部屋着用のステテコ。勿論レインスプーナーのアーカイブグラフィックを使用しています。素材感も肌触りがよさそうでした。
レインスプーナーハット 1,990円
出典:レインスプーナーハット (男女兼用) | ユニクロ (uniqlo.com)
出典:レインスプーナーハット (男女兼用) | ユニクロ (uniqlo.com)
レインスプーナーハットもムードたっぷり。内側の滑り部分がファスナーで調整可能だったりと細かい部分も作り込んであります。
店頭でも見ましたが良い生地感でした。ハットが似合う方は是非。
まとめ レインスプーナー×ユニクロは是非チェックして欲しいコラボ
冒頭で述べたように、ややひっそりとリリースされた今回のレインスプーナー×ユニクロのコラボレーションコレクション。
元々レインスプーナーが好きだった私が刺さったのは必然なのですが、それを抜きにしても相当出来の良いコレクションでした。
大々的なプロモーションが為されていない点から見て、ユニクロ側からしても「大ヒット」、「バズる」といった領域までは期待していないのかもしれません。
出典:ユニクロ|夏の必須アイテム・バケーションスタイル特集|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト) (uniqlo.com)
シーズン色が強い上に好みが別れるニッチなアイテムなので・・・というのはわかりますが。
しかし、その質やデザイン性の高さは宣伝の少なさとは相反するものでした。正直に言って、横のコーナーに陳列されていたユニクロアンドマルニのシャツよりもレインスプーナー×ユニクロのシャツの方が格段に良い出来でした(好みもあるとは思いますが)。
今年は徐々にデザインの入ったアイテムがトレンドになってきています。
長かったノームコアの潮流に変化の兆しが見えてきて、柄シャツという選択も悪くないタイミングと言えるでしょう。
ハワイの老舗「レインスプーナー」のエッセンスが味わえる「レインスプーナー×ユニクロ」はこの夏チェックするに値するコレクションだとここに断言します。
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