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GU(ジーユー)とアンダーカバーがコラボ!
最近、非常に忙しい・・・
年度末だから・・・いや、確かにそうなんですが。仕事もなかなかに天手古舞です(笑)
あんまり忙しいので、暫くブログの更新頻度を落とそうかと思っていましたが、先日ネットニュースで目に飛び込んできたのは
GU(ジーユー)が唯一無二の存在感を放つ裏原発のドメスティックブランド「アンダーカバー」とコラボレーションコレクション発表のニュース!
まだミハラヤスヒロコラボの熱もおさまりきっていない時期かと思いますが、非常にGU(ジーユー)は意欲的ですよね。
これは触れずにはいられない・・・
というわけで、4/9(金)発売のこのビッグコラボレーションについて述べていきます。
アンダーカバーについて
アンダーカバーは、デザイナーの高橋盾氏が1989年に設立したドメスティックブランド。
出典:立花ハジメ×アンダーカバー高橋盾が語る「ファッション・デジタル・東京」4/6【特別対談】 | PHOTO(2/13) | FASHION HEADLINE
私も青春時代を過ごした1990年代に巻き起こった、東京の裏原ブームを牽引したブランドの1つです。
裏原系ブランドと言えば
ア・ベイシングエイプ
出典:A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)買取|古着買取ならフリースタイル
ナンバーナイン
出典:Number(n)ine(ナンバーナイン)買取|古着買取ならフリースタイル
グッドイナフ
出典:http://www.makes.jp/fs/makes/c/GOODENOUGH_m
ネイバーフッド
出典:https://www.pinterest.jp/pin/451626668858767509/
等々・・・まあ、挙げればきりはない程ですが。
口に出すだけでアラフォーのファッション好きなら興奮してしまうものばかり(笑)
とにかく凄まじい勢いで世間のファッションアディクトたちをそれらが席巻した時代でした。
若者たちは「スマート」や「ブーン」を読み漁り、伝説の存在である藤原ヒロシ氏の一挙手一投足に刮目したり・・・。
出典:「藤原ヒロシ氏と言う人物に魅了される(序章)」ポロ吉のブログ | German Style Up Car Life - みんカラ
「アツい時代」だったことは間違いありません。
出典:http://sirchive.com/undercover/
そんな中でも異彩を放っていたのがアンダーカバーです。
主なターゲットが若者の男性だった他のブランドとは違い、ある時期からレディースへ裾野を拡げ始めたことが印象的。
出典:UnderCover 2018 Spring Summer Collection. | WTS 1987
デザイナーズブランドとストリートブランドの中間位の位置取りをしていたような感じが漂うアンダーカバーは、他の裏原系ブランドよりも少し神秘的で、いい意味で近寄りがたいような、孤高の存在感を放っていました。
時は経ち、裏原ブーム時代に一世を風靡したブランドのうち、多くは消滅したり、ライセンスのみ残ったり、休止したりしています。
出典:Undercover Spring Summer 2020 Collection. | VSM(ヴィエスエム)|ファッション、スニーカー情報を発信するウェブマガジンショップ
しかし、アンダーカバーは未だ世界の第一線で名を馳せるブランドであり続けています。
2003年にはパリコレデビューも果たし、日本が世界に誇るデザイナーズブランドだと言っても過言ではないでしょう。
GU(ジーユー)とタッグ!
そんなアンダーカバーがGU(ジーユー)とコラボ。
これが胸アツじゃなくなんだというのですか(笑)
でも実は数年前にアンダーカバーは
ユニクロとコラボしています。
2012年が最後だったようなのでもう10年近く経っていますが。
ミハラヤスヒロ×GUの回でもミハラヤスヒロ氏が語っていたように、普段アディクト層がターゲットであるブランドが、大きなマスを顧客に持つファストファッションブランドとタッグを組むとき、そのメリットは計り知れないのです。
今や「ジル・サンダー(+J)」も「クリストフ・ルメール(ユニクロU)」も、「ミハラヤスヒロ」も「ソフ」もファストファッションとタッグを組む時代。
当然の流れともいうべき出来事なのかもしれません。
出典:取り扱い店舗|GU x UNDERCOVER(ジーユー x アンダーカバー)|GU(ジーユー)公式オンラインストア
兎にも角にも、私達は「ファストファッション価格」で、独創的な存在感を放つアンダーカバーの世界観の一端を味わうことができるのです。
アンダーカバー×GUコラボコレクションの概要
出典:GU公式HP
今回のコラボコレクションのテーマは「FREEDOM/NOISE」
「見たことがあるようで誰も見たことがない服を創りたい」
というもの。
正に独創的な世界観を持つアンダーカバーと「フリーダム」を掲げるGUの理念が融合したコンセプトといえるでしょう。
出典:GU公式HP
前述したように、メンズのみならずレディースの服作りにも造詣の深いアンダーカバーらしく、レディースのラインナップも充実しています。
出典:GU公式HP
元が裏原ブランドという出自らしいストリートな要素と、デザイナーズの雰囲気が織り交ぜられたような、少しやんちゃで、でも気高いいでたち。
なんともアンダーカバーらしい要素を感じます。
アンダーカバー×GUのアイテムプレビュー
かなり多くの品目がリリースされる今回。
その中でも特に私が注目しているアイテムをプレビューします。
(メンズ)ミリタリージャケット
出典:GU公式
まずはルックブックの表紙にもなっているこのミリタリージャケット。価格は4,990円です。
左右非対称の胸ポケ、アーム部分にもミリタリーらしいポケットが付き、小ぶりなレギュラーカラーは程よく品を醸しています。
素材は化繊でしょうが、なかなかタフな作りであることが予想されます。
少しゆったりと着れば、今っぽい雰囲気が出せるでしょう。必見のアイテム。
(メンズ)ジップポケットシャツ
出典:GU公式
半袖のジップポケットシャツ。2,990円です。
これまたアンダーカバーらしいシャツ。
ボックスシルエットと胸のジップポケットがポイントでしょう。
5分袖で、見た目よりも実際に着用すると大人っぽくきまりそうです。
ラウンドトウシューズ
出典:GU公式
ラウンドトウシューズは要注目でしょう。
ミハラヤスヒロコラボの時も述べましたが、GUはシューズがお家芸。
高いクオリティで出してくるのではないかと思います。
価格も驚きの3,990円!
出典:GU公式
サイドアッパーにはメッセージプリントが。こういうところがいい大人になった今でも好き・・・。
レザータッチスニーカー
出典:GU公式
レザータッチスニーカーは2,990円。
繰り返しますが、GUはシューズが得意。これはまず間違いはないでしょう。
前回のミハラヤスヒロコラボのシューズもかなり良い出来でしたが、今回も期待大です。
合皮でしょうが、GU(ジーユー)のインラインのスニーカー同様本革と遜色ないクオリティと思って良いと思います。
GUが本来展開してきた合皮のノウハウに、アンダーカバーのデザイン性の高さが加わったグッドアイテムになっていそうな予感。
(メンズ)パジャマ
出典:GU公式
個人的にはこのパジャマが最もグッときました。
今回ディズニーのプリントをあしらったアイテムが多数なのですが、このパジャマは可愛いですね。
かわいらしくなりがちなミッキーの絵柄も、アンダーカバーにかかれば良い具合にシックに仕上がります。
価格は3,490円。
アンダーカバーは総柄が得意でもあります。
これはマストバイかも知れませんね。
大人のオトコにもおすすめです。
(レディース)カーゴパンツ
出典:GU公式
今回はレディースのプレビューも。
このカーゴパンツは良さげです。
タックの入ったゆったり目のシルエットに、裾部分は切り替えが入っています。
メンズならば子供っぽくなりがちなデザインも、レディースならば可愛いでしょう。
私が女子なら迷わず購入すると思います(笑)
2,990円。
(レディース)5分袖ワンピース
出典:GU公式
5分袖ワンピース2,990円です。
いい色味ですね。レディースはこういうものがあるからいいなあといつも思います。凄くかわいいですよ。
可愛くも品のある柄。オープン価格なので普段がシンプルな装い中心の方もチャレンジしてみると如何でしょうか。素敵だと思います。
(レディース)パジャマ
出典:GU公式
出典:GU公式HP
レディースのパジャマも素敵です。メンズと同じ3,490円。
レディースは全体的に華やかな雰囲気のものが多い印象ですね。
まとめ
というわけで、GU(ジーユー)×アンダーカバーは4月9日に発売開始です!
ただ単に、「アンダーカバー」というブランドのネームバリューに踊らされるだけではなく、アンダーカバーとGUが出会ったときどのような化学変化が起きるのか、その顛末には非常に興味があります。
出典:竹の子族、クールス、裏原ブーム...米原康正が語る原宿カルチャーの歴史
繰り返しになりますが、私は青春時代に裏原ブームやドメブラブームを経験してきた世代です。
やはり、アンダーカバーやグッドイナフ、ナンバーナインなど、その時代を彩ったブランドの名前を聞くと胸が高鳴るのですが・・・
ミハラヤスヒロ×GUの記事でも語ったように、今のGUの顧客層にとっては、昔一大ムーブメントを巻き起こした現在進行形の一流ブランド「アンダーカバー」のイデオロギーの一端を感じ取ることができるチャンスです。
私のような世代の大人には懐かしく、今の若い世代にとっては斬新なコレクションに、きっとなっていることでしょう。
出典:唯一無二の存在感を放つブランドとの初コラボレーション「GU×UNDERCOVER」 - 産経ニュース (sankei.com)
アンダーカバー×GUは間違いなく必見です。
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今後ともよろしくお願いいたします。