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コロナ禍になって変わった世の中で
出典:コロナ禍 消費行動どう変化 おうち時間を楽しく 家電・書籍・宅飲み・オンラインライブ:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
新型コロナ禍の世の中になってから、早いもので1年半くらいになろうとしています。既に「ビフォー・コロナ」の生活が思い出せなくなってきているような感覚に襲われることもありますね。
「新しい生活様式」等と謳われたのも、もうそれなりに前のこと。すっかり定着している感があります。
コロナ禍の中で、私達の生き方や考え方、暮らし方は大きく変わり、価値観や人生観に大きく影響を受けた方も多いかもしれません。
さて、このブログはファッションブログ。世の中の体制に関しては多くは語らないようにしています。
今回はファッション界隈について、「ビフォー・コロナ」と比較して変わったことは何だろうかという事を述べていきたいと思います。
コロナ以前から変わったこと
①マスクの定着
ビフォー・コロナでは「マスク」というものは生活の中でさほど重視されていなかったものです。しかし今は言うまでもなく必需品。
昨年から何回かマスクについての記事を書いてきました。
勿論大前提としてマスクは感染予防の役割を果たすべきもの。しかし、「身に着けるもの」であるからにはファッション視点での拘りを持ちたいと思ってきました。
思えば、コロナ禍の始まった時期にはマスク自体品薄になり私自身も入手するのに苦心した覚えがあります。そうこうしている内に、アパレルメーカーもマスク作りに着手し始めましたよね。
記憶の限りでは、かなり早かったのは
アトモスとジョンブルあたりだったのではないかと思っています。
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Johnbull ジョンブル マスク ウォッシャブル 2枚セット 在庫あり 日本製 小さめ 大きめ 子供用 大人用 女性用 男性用 洗える JG307 価格:2,200円 |
東京発のスニーカーのセレクトショップであるアトモスの動きが早かったのは非常に印象的でした。ジョンブルは倉敷・児島の老舗ワークウェアブランド。ジョンブルも非常に速い動きを見せ、コロナ禍初期は一躍注目を浴びていました。
その後にユニクロ等も動き始めましたが、初発のエアリズムマスクが賛否分かれる出来だったのは覚えている方も多いでしょう。その後アップデートを何回かして今に至りますよね。
現在では実に様々なブランドがマスクを作っていて選び難いほどですが、いずれにしても、マスクまで含めたコーディネート論が行き交うなど、今後もファッションの一部っぽくみなされるのは間違いないでしょう。
②インターネット通販の加速
外出し難くなり、加速したのはインターネットショッピングだと言えますね。
実際私も実店舗に行って購入する事よりもすっかりインターネットで買い物することの方が多くなってきています。
元々アパレルは情報社会化が進んでも、商材が売れる割合は比較的実店舗の方が多めであると言われてきました。実物の雰囲気や質を実際見て判断するという消費者意識もあるでしょうが、やはり一番はサイズ感の問題でしょう。
しかし、ここ数年のオーバーサイズトレンド、リラックスフィットのトレンドはその要因の一つにネット通販の流通という部分も絡んでいるようです。ジャストフィットが主流ならばなかなか試着しないうちに購入することは難しいですからね。リラックスなサイズ感ならある程度その心配も軽減されます。
兎にも角にも、コロナ禍でアパレルの主戦場はECサイトに移りつつあります。そして、それに慣れた消費者が実店舗に戻ってくるかと言われると・・・何とも言い難いところではないでしょうか。
③コンフォートな準フォーマルが定番化
出典:テレワークの効率を上げるWEB会議のコツ | 働き方改革ラボ (ricoh.co.jp)
すっかりスタンダードになった在宅ワークやリモート会議。Zoomを運営するZoomコミュニケーションズの株価は爆上がりし、やはりビジネスは先駆けて動き始めた者が制するものだという事を改めて実感したものです。
Zoom自体も身近な存在になっており、私もすっかり操作はお手のものになっています。類似したビデオ会議ソフトを後追いで色々なところがリリースしていますが(マイクロソフトチーム等)、やはりZoomの出来は一歩も二歩も先んじている印象が強いですね。
出典:ラフなのにフォーマル。ソファでゴロゴロしても大丈夫な「リモートワークスーツ」(2020年5月22日)|BIGLOBEニュース
さて、そんなわけで在宅勤務をする人々が増えてくると、「リモートワークスーツ」なる物が頭角を現してくるわけです。
出典:[きちんと着替えて切り替えを]テレワーク勤務の服選び by Octet オクテット (deradera.co.jp)
私も在宅時にZoomで会議に度々参加しますが、上はジャケットやシャツを着ていても、下は実はハーフパンツだったり(笑)。要するに、上半身しか映らないからだとか、在宅にある意味相応しい適度なリラックス感を漂わせる服装がとても売れたというわけです。
出典:ユニクロ公式HP
ユニクロの感動ジャケットもコロナ禍になってから売り上げを伸ばしたと聞きます。イージーセットアップやジャージーなどのコンフォートな素材を使った準フォーマルな装いはコロナ禍以前から来ている流れではありましたが、より一層加速したと言って良いでしょう。もはや定番化してアフターコロナの社会でも幅を利かせそうです。
アフターコロナに向けて
出典:コロナ禍で自主的にマスクを着けた国民の智慧 | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
アフターコロナの世の中はどうなっていくのでしょう。コロナ禍は不幸なことではありますが、その中で気付かされたこともまた沢山あります。
健康の尊さ
普通の暮らしの大切さ
政治家たちの本当の力量
必要だと思っていたけれど無駄だったもの
自分たちの真の「(ビジネス上での)生き抜くための力」
等々。
せっかく気付いたのだからその後に活かしていきたいものですね。
出典:コロナ禍連鎖、地方店に試練 デジタル接客に活路―アパレル・百貨店:時事ドットコム (jiji.com)
ファッションは、アパレルはどうなっていくでしょうか。
多くのアパレル企業が苦境に立たされています。ワークマンやユニクロ、GUなどを運営するファーストリテイリング等のファストファッション以外は軒並み大苦戦中。米・ブルックスブラザーズ(のちに他企業に売却)、レナウンなどの大手が倒産するなどのショッキングなニューズも飛び込んできました。
これまでの歴史を振り返ってみてみると、災害や天災の後には大きなチャンスが待っているかもしれないとも思います。消費者の意識が戻ってくるにはまたそれ相応の時間がかかるかもしれないし、変わってしまって戻らない部分もあるかもしれませんけれど。
トレンドという面においては、不況時や世の中が鬱蒼としている時期には逆にデザインが多い派手なものが流行ると言います。既にノームコアから脱却し、デザインが入ったものにトレンドが移ってきている中、アフターコロナではどんな流行が生まれるのかは少し楽しみではあります。
ネコは?
どうでもいいみたいですね(笑)
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