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突然の発熱
それは、唐突な出来事でした。
先週末のこと。私YMは、37.8℃の発熱に襲われたのです。
そういえば、その数時間前に「やけに寒い」と思い、カーディガンを羽織ったのですが、それでもまだ寒い・・・。
9月だし、段々気温も下がってくるものだな等と思っていたのですが、数時間経つとそれが疑惑に変わります。
「これはおかしい・・・」
そういえば、喉に違和感もある。
検温してみると熱が・・・。
「来た・・・」
大量の思考がいっぺんに脳裏を過ぎっていきます。
「新型コロナワクチンは2回接種済み。新型コロナ感染は可能性としては低いのではないか」
「発熱以外の風邪症状としては喉の痛みくらいでその他は何もない。やはり風邪の可能性が高いのではないか」
「周囲に熱発者はいない。感染する可能性のある行動もここ数日間していない」
「いやいや、この時勢に、タイミングよく風邪を引くという確率の方が低いのでは・・・新型コロナという線の方が妥当なのではないか・・・」
等々・・・。
兎にも角にも医療機関に相談しなければ・・・。というわけでプライマリードクターに相談したのでした。
新型コロナの疑い
出典:学生を対象に新型コロナウイルスの抗原検査を実施 広島キャンパス内での感染拡大防止対策として | NEWSCAST
私は医療法人に従事しており、介護事業所の長なのですが、厚労省から職員が発熱した場合に使用する用途で、介護保険事業所には抗原検査キットが(申請をすれば)配布されています。
抗原検査とは、かいつまんで言えばPCR検査よりもやや感度が低い簡易的な検査方法です。その代わりPCR検査よりも遥かに短時間で結果が分かるもの。PCR検査も抗原検査もリアルタイムに体内にウィルスがいるか否かを判定します。
検査方法は従来割と馴染み深いインフルエンザの検査と同じで、鼻腔内から柔らかいスティックを差し込み咽頭ぬぐい液を採取して検査液に浸し、15分間待つというもの。
因みに抗体検査とは名前が似ていてややこしいですが、抗体が体内にあるか否かを判定するもので、こちらは採血によって検査します。最近は、ワクチンを打った後に本当に抗体ができているか確認する為にと進める医療機関もあります。
介護保険事業所では、医療職がいない場合でも厚労省が示しているWEBテキストを熟読し、理解力テストで全問正当した上で、検査の管理者として登録すれば非医療職でも管理を行うことが出来ます。基本的に検査は被験者本人が実施し、管理者はパーテーションを挟んだ先から手順を説明するという仕組みになります。
私の事業所では、事業所の管理者たる私が検査の管理者として登録しており、従って自分自身が被験者の場合はセルフ検査を行うという事になります。
ただし、医療機関の医師等と連携を取りながら行い、報告もきちんと行うという事も条件になります。
プライマリードクターに報告後、決められた手順に沿って実施。その結果は・・・陰性でした。一先ず安心です・・・。
ただ、抗原検査の感度は50%と言われており、確信までは持てません・・・。
医療機関を受診
セルフ検査の結果をもって医療機関を受診。その結果は・・・
咽頭炎でした。しかも、炎症がひどく、化膿しているとのこと・・・採血検査の結果、細菌感染時に高値になる白血球値とCRP(炎症反応)値がバカみたいな高値を示していました・・・。
時間を追うごとに、喉の痛みはひどくなり、自分で唾を飲むだけで痛みがほとばしるくらいになっていたので納得です・・・。最高で39.3℃まで上昇しました。
抗生剤を処方して貰い、自宅で静養していると徐々に痛みは引いてきました。ペニシリン(ジェネリックのサワシリン)はやはり凄い!
念の為その後ももう一回抗原検査を行いましたがやはり陰性でした。
予後
と、いうわけで当ブログの更新も最悪でも4日は明けずにこの一年やってきましたがさすがに不可能だったというわけです。
今は食欲は未だ戻っておらず、まだ微熱も続いており万全ではありませんが、やっと記事もかけるくらいには戻ってきました。抗生剤は一週間分飲まなければいけないので、やはりその期間中は無理は控えるべきでしょう。
兎にも角にも、新型コロナじゃなくて本当に良かったと胸を撫で下ろしています。半分以上覚悟していましたが・・・。
出典:日本人の死生観を考察する 死生観レポート 2018年12月31日 - 精神科医療は思想警察なのか?
しかし、流石に39℃以上の発熱は辛いですね。皮膚はヒリヒリして、喉は自分の体の一部ではないのではというほど剥離感があり、頭は万力で絞められる程痛かったです。真冬にTシャツ一枚で外に出ているのではと錯覚するほどの寒気もしました。「死ぬかも」と一瞬思いました。これは少し大袈裟ですが(笑)
簡易検査キットは購入可能
と、いうわけで、今回は咽頭炎を発症した私ですが、やはり「もしかしたら新型コロナかも」という精神的ダメージが非常に強かったのは抗いようもない事実です。
新型コロナだった場合に考えられる周囲への影響を考えると、自分自身がどうだという事等殆どすっ飛ぶほどです。これは考えれば考えるほど恐ろしい。
私は職業柄厚労省から交付という恩恵に預かれていますが、簡易検査キットは一家に一つ以上あればとても有効だと思いました。
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医療機関で施行するPCR検査を比較すると感度は低いですが、目安として考えれば全く有効。もしも陽性が出たら早めの対処もすることが出来ます。
比較的安価に手に入るものもありますので是非入手して頂きたいと思いました。
新型コロナ禍中で生きる私達は、コロナ以外のウィルスや細菌に対しても細心の注意を払わなければいけません。今回は非常に勉強になった経験でした。
ファッションについての内容が全く皆無で申し訳ありません(笑)
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