アウトドアをしない人にもピッタリのアウトドアブランド
超が付くほどインドア派で通っている私。
しかしアウトドアブランドのアイテムは好き。とても、好き。
過去記事でも何度か述べたように、アウトドアブランドの誇るテクノロジーや高機能性は、日常生活を送る上でも快適さをもたらしてくれるものです。
機能性が高い=格好良い
この等式は多くの場合賛成して頂ける方が多いのではないでしょうか。
特にメンズファッションというものは基本的に必然性があるものを身に着けるという原点からスタートしているもの。
街中はアウトドアブランドで溢れています。
パタゴニア、ノースフェイス、マムート、マーモット、アークテリクス・・・
そして、コロンビア。
愛用している人達の何割がアウトドアフリークなのでしょうか。
最早、そうでない方が多い位なのでは?
アウトドアブランドは街中で使えるアイテムを多くリリースし、多様な現代のライフスタイルに適応しています。いや、時代が欲しているという言い方の方が正しいのかも。
そんな中で今回は「コロンビア」のご紹介。
「アウトドアをしない人にもピッタリのアウトドアブランド「コロンビア」。その魅力に迫ります。
Columbia(コロンビア)とは
コロンビアの歴史はトリビアだらけ
コロンビアは1938年創業と、意外と古い歴史を持っています。
同じアメリカのアウトドアブランドである「ザ・ノースフェイス」が1968年創業、パタゴニアが1970年創業。それらよりも古くから存在しているというのはあまり知られていないかもしれません。
その始まりは「コロンビア・ハットカンパニー」。つまり帽子屋。これもまた意外ですよね。
創業者ポール・ラムフロムが小さな帽子問屋の権利を買い取ったところから「コロンビア」の歴史はスタートしたのです。
その後他社との合併を経て総合アウトドアメーカーへ成長したコロンビアは、1982年にアウタージャケットとインナージャケットをジッパーで脱着可能にする画期的システムである「インナーチェンジシステム」で一世を風靡します。
黎明期にはマルチポケットフィッシングベスト等のスマッシュヒットがありながらも創業者の逝去等多難だったコロンビアにとって、このジャケットは社運を急転させるアイテムになります。
画像はそのバカブーパーカの復刻版。このジャケット、リリースされた1993年当時なんと100万枚の大ヒットを記録しています。
1980年代後半から1990年代前半くらいまで、アメリカのアウトドアブランドのシェアはコロンビアが1位だったそうですが、このバカブーパーカの存在は相当なものだったことでしょう。
今ではインナーが取り外し可能なジャケットはまま見ますが、先駆けはコロンビアだったという・・・。このように、歴史を紐解くと結構トリビア(「トリビア」は勿論正式な語ではなくTV番組「トリビアの泉」に端を発する俗語。最近の若い人たちはわかるのかな?(笑))だらけなのです。
その後日本代理店の立ち上げ、日本法人設立を経て日本のマーケットでもお馴染みの存在となり、「ソレル」や「マウンテンハードウェア」「モントレイル」ブランドの取り扱いも始め現在に至ります。
コロンビアの特徴
ファッション性が高い
先述したように、昨今のアウトドアブランドのアイテムラインナップは日常の普段着用に寄せたものがかなり多くなっていますが、その最たる例の一つがコロンビアと言って過言ではないでしょう。
コロンビアのアイテムはファッション性に重点が置かれているものが多く、一見するとアウトドアブランドとは思えないくらいのものも多くラインナップされています。
「やわ」だと思われる方も多いように聞きますが、先述のような背景がしっかりしている側面もあり、次項で述べるように機能性への拘りも非常に高いブランドなので、その見方には些か疑問符も付きます。
機能性が多彩
コロンビアのアイテムに搭載されている機能はざっとこんなにあります。
最早何が何だか分からないくらい多彩。
一例をあげると、シェルジャケット等によく使用されているこの「オムニシールド」は小雨や泥からのプロテクトに秀でたテクノロジー。火の粉や紫外線にも強いコロンビアの最もポピュラーな機能の一つです。
パタゴニアやザ・ノースフェイス等にも劣らない機能性を、デザイン性と共に併せ持っているのがコロンビアの魅力なのです。
こなれた価格帯
ザ・ノースフェイスやパタゴニア、スノーピーク等と比較して、かなりこなれた価格帯なのがコロンビア。
「安い」「高い」等といった感覚は、各々の置かれた環境下やライフスタイル、事情などによりさまざまなので一概には言えないところですが、一般的に考えてあまり肩肘張らずに選べる価格帯と言って良いのではないかと思います。
画像のベーシックなTシャツが3,300円。薄手のジャケット類は10,000円から少し出るくらいと言えばわかりやすいかと思います。
勿論本格的なスペックを誇るアイテムもあり、そちらはそれなりの値がしますし、上級ラインともいえる「ブラックレーベル」に関しても少しインラインよりも上がっては来ますが、基本的には町のスポーツ・アウトドア量販店で気軽に買えるところが魅力だと言えます。
でも、コロンビアがダサいと思ったことはありません。オシャレで、こなれていて、ある意味良さが分かって選んでいる人を見ると「やるなあ」と思ったりもするのです。
所有しているコロンビア
現在所有しているコロンビアのアイテムはこちらの「ヴィザヴォナパスジャケット」です。数年前に購入しました。
今までパーカやTシャツ、パンツ、バッグ、そしてジャケットも本当に良く買ってきましたが現在手元にあるのはこちら。
ヴィザヴォナパスジャケットはコロンビアが毎年リリースする定番ジャケットでほぼ通年使えて、全くもっていて邪魔にならない優れモノだと思います。
デザイン
デザインはベーシックなマウンテンパーカタイプ。
カラー展開によりますが、ジップのカラー使いがデザイン上のポイントになっていると思います。
ややゆとりのあるシルエットで、ちょっとその辺まで行くときや、ちゃんと着るのが面倒くさい時便利です。勿論アクティブなシーンにも適応可能。
このジャケットのもう一つのポイントはその素材。先述した「オムニシールド」が搭載されていますが、ツルツルテカテカした一般的なナイロン素材ではなく、ガザガザしたコットンライクな雰囲気になっています。
勿論防水防汚なのですが、「如何にも」なアウトドアジャケットという雰囲気ではないというところがコロンビアらしいのではないかと思っています。
ただ、猫の毛が滅茶苦茶付くのですが(笑)
ディテール
(ぼやけていてすみません)
ジップは止水ではありませんが十分足りる仕様。
アウトドア系ジャケットのジップにストラップが括りつけてあるのは勿論グローブをしたままでの開閉を容易に行う為です。
裾は絞ることが出来ます。勿論風や水の侵入を防止するためですが、シルエットを変えるのにも役立ちます。
フードも絞ることが出来ます。
こういうところをみると、かなり過酷な環境下は無理でも、ある程度のアウトドア使いにも適したディテールだという事が分かります。
着用イメージ(コーディネート)
こんな感じでコンビニに行ったりします。
余り自然の中にはいかない私ですが、きっとキャンプや山に行くときもこれを着るでしょう。
173㎝65㎏の私がXLサイズを着用。
敢えてサイズアップしていますがLサイズでもいいかと思います。
シューズはナイキ・エアリフト。
とにかく楽で着やすい。
このまま昼寝だってできます(笑)
ナイロンですが通気性も良く、多分初夏まで使えると思います。昨年は6月いっぱい良く着てました。
価格:10,120円 |
価格:10,120円 |
価格:10,120円 |
コロンビアのジャケットの中でもライトな類で買いやすく、しかしモノは良いので非常におすすめのジャケットです。
女性が着ても非常にかわいい。
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サンデーマウンテン、アルペンでも取り扱いがあります。
コロンビアのおすすめアイテム
アウター
ロマヴィスタフーディー
裏地がポリエステルフリースになっており、裾がリブ仕様のコロンビア定番の冬用ジャケット。抜群の保温性とデザイン性を兼ね備えた人気銘柄です。
タウンユースからアウトドアシーンまで幅広く使えそうなコロンビアらしい一着。
価格:12,870円 |
ヘイゼンジャケット
かなりコンパクトにまとまり、パッカブルで持ち運びが便利な人気アイテム「へーゼンジャケット」。
オムニシールド(防水・防汚)、オムニシェイド(抗紫外線)の機能を備え、快適な着心地と運用を実現します。
勿論デザインもグッド。
[2022春夏新作] コロンビア アウター ジャケット マウンテンパーカー COLUMBIA XM8638 HAZEN JACKET ヘイゼンジャケット レインウェア キャンプ キャンプウェア 価格:12,100円 |
ウォルターストリームジップフーディ
クイックドライ機能「オムニウィック」を搭載したワッフル素材のフーディ。
スウェットパーカのような感覚で着用出来、街着そのもの。これもまた、実にコロンビアらしい一品です。
価格:8,910円 |
トップス
バハマシャツ
先述したように、コロンビアの黎明期の代表作はフィッシングベスト。川や海はコロンビアの得意とするフィールドの一つ。
否が応にも川、海のムード漂うバハマシャツはコロンビアの夏の定番アイテムの一つです。
価格:6,490円 |
ヤングストリートショートスリーブクルー
Tシャツのラインナップも豊富なコロンビア。プリントの大きく入ったポップな物からワンポイント、ポケットTシャツまで。
こちらもコロンビアご自慢の機能性の高さを誇っており、非常に丈夫。タフさが要求されるシーンから普段使いまで幅広く活躍してくれます。
画像のヤングストリートショートスリーブクルーは今期(2022SS)の新作。
【2022年 春夏新作】【Columbia コロンビア】 tシャツ 半袖 プリント ポケット UVカット メンズ 国内正規品 インポート ブランド 海外ブランド アウトドアブランド PM0230 価格:3,630円 |
シューズ
ホーソンレインリフト
コロンビアはシューズもなかなか優秀。
このホーソンレインリフトは少しずつデザインを変えながら機能性をアップデートしている、定番モデルにして人気のアイテムです。
私も実は少し前に所有していました。
アウトドアシーンにも持っていけますが、タウンユースではレインシューズ代わりに役立ちます。オムニテックという防水機能を備えており雨水に非常に強い作りになっています。
ストリート系のファッションにも相性がよさそうですね。
価格:13,860円 |
ココペリキャンプスライド
アクティブな気持ちになるこれからの季節にピッタリのアウトドアサンダル「ココペリキャンプスライド」。アッパーの通気孔はコロンビアのロゴマークになっています。
女子にもおすすめの一足は価格も非常にこなれています。
クロックスに飽きた方もどうぞ。
【あす楽】Columbia サンダル メンズ ココペリキャンプスライド YU0380 レディース EVA ペア お揃い コロンビア Cocopelli Camp Slide 価格:5,840円 |
ブラックレーベル
コロンビアブラックレーベルは、
「アウトドアで培った経験と技術を元にタウン、ビジネス、トラベルと様々なシーンで通用するウェアを送り出すレーベル。」
と公式にアナウンスされていますが、その内容を見てみると明らかにコロンビアの上級ラインと言って良い価格帯と質になっており、近年大手セレクトショップでの取り扱いも多くなっています。
アウトドアウェアの機能やデザインを基にしながらもコンサバティブでアーバンライクな格好良いラインナップのブラックレーベルは、コロンビアの新しいカタチなのかもしれません。
まだまだバッグやパンツなど、本当にたくさんのアイテムがラインナップされているコロンビア。とてもとてもここではご紹介しきれません。
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こちらのアウトドアサンデーマウンテン、アルペンの公式オンラインショップでほぼフルラインナップの取り扱いがありますので是非チェックしてみて下さい。
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まとめ
ポップな印象とは裏腹に、深い背景と物語がある「コロンビア」。いかがだったでしょうか。
「ガチ」のアウトドアフリークの方々が選ぶウェアやギアの取り扱いという点では少し物足りないという意見が多いブランドかも知れません。しかし、近年の無視できない潮流である「アーバンアウトドア」という観点ではコロンビアはザ・ノースフェイスやパタゴニア等と肩を並べる存在と言っても言い過ぎではないかもしれませんね。
しかも、機能性やデザイン性の高さに見合わないフレンドリーな価格設定。
私はけっこうコロンビアが好きで、気づけば定期的に購入して愛用します。
ダサいですか?
ダサくないでしょう。どう見ても。
コロンビアは身近に感じられるアウトドアブランドで、万人が親しみやすく、それでいてオシャレで機能性も抜群なのです。
選択すれば、絶対に良い結果が待っています。
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