今回は
アークテリクスのリュック、「ブレード6」について!デザインは勿論、使い勝手やサイズ感、容量など徹底レビューします。ぜひ最後までお付き合いください。
仕事用バッグの転換期を迎える
仕事用のバッグというものは、仕事人間にとっては特に非常に重要なツールです。
気に入ったものを持っていればモチベーションが上がるのは言わずもがな。
日本の大阪に本拠を置く「マスターピース」のブリーフケースは、ここ数年私が常に仕事中傍に佇んでいる相棒のような存在。
メイドインインポートの一流ブランドのものも良いですが、私は「それ、どこのですか」と尋ねられた時に日本のクラフトマンシップ溢れるこのブランドの話をするのが好きです。
・・・最近は出先などであまり聞かれなくなってきました。ひょっとすると私のウンチクが長いとの悪評が出回っているのではないかと若干の不安を覚えています・・・。
さて、そんな私ですが、最近密かに思い悩んでいることが。
それはマスターピースのブリーフケースが重くて、持ち運ぶのが少々辛いということです。
ユーティリティー性の高さを見込んで、オールレザーではなくナイロンコンビのモデルを購入したにも関わらず、そのトランスポート時の過重加減に本気で悩んでいるのです。
不惑を過ぎ、一般的に壮年と認識される年齢になっている私にとって、レザーコンビのブリーフケースを持って出先に赴いたり、アクティブなシーンに携えたりするのは割と辛い。
「仕事用のバッグを考え直さなければ」
そう思い立った私は新しい境地に足を踏み入れる為に、ネットで物色を始めたのでした。
世の中はビジネスリュックの潮流
出典:へたりにくい!東レの強靭生地「鎧布」を使用したビジネスリュックを6月23日発売|サンワサプライ株式会社のプレスリリース
「仕事用バッグはブリーフケース」と頑なな信念を持っていた私ですが、近年スマートフォーマルの潮流に乗って、都会のビジネスマン達の多くもビジネスリュックを多用していることも把握しています。
「邪道だ」等と数年前までは思っていた私ですが、近年はそれもありなのだろうとあっさり考えを覆しています。
そこに最近の「ブリーフケースが重い問題」が覆い重なり、最早私の選択肢はビジネスリュックまっしぐらだったというわけです。
では、何を選ぼうか。
どうせならば、ここはアウトドアブランド等という選択も良い。
フォーマルなバッグブランドという王道の選択肢から半歩避けて、洗練されたデザインのアウトドアブランドを物色してみたい。
機能性を重視した、ユーティリティー性の高いものがきっと見つかるはず。
そして、一つのアイテムに私は辿り着いたのでした。
アークテリクス・ブレード6レビュー
①概要
アークテリクス・ブレード6。
「ブレード20じゃなくてブレード6?」
そう思った方はなかなかの通です。
こちらがブレード20。アークテリクスのブレードシリーズで一番の売れ筋です。
都会のビジネスマンの間で高い人気を誇っているモデル。
その名の通り20リットルの大容量でユーザビリティに優れ、スマートなフォルムと両立しているグッドアイテムです。
価格:27,500円 |
アウトドアブランドであるアークテリクスがビジネスマンたちの心を鷲摑みにしているのは無理もありません。傑作。
しかし、今回私が選択したのはブレード6。その理由を、ディテールの解説と合わせて事項以降で述べていこうと思います。
②ブレード6とは
洗練された、用途重視のデザインにこだわるArc'teryxならではの“BLADE シリーズから現代社会に適応するために作られた『BLADE 6』が登場。
ブレード6は言わずとも知れたカナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス」が2019年にリリースしたライフスタイルバックパック(リュック)です。
基本的なディテールは他のブレードシリーズとほぼ同様ですが、その最大の特徴は容量が6リットルという超コンパクトなサイズ感です。
売れ筋のブレード20は20リットルなのでその1/3以下。「大は小を兼ねる」等という言葉もあり、「小さすぎて不安」という声も聞こえてきそうですが、勿論メリットもあります。
③ブレード6のメリット
①コンパクトなので都会向き
郊外で生活する私が言っても説得力に欠けるかもしれませんが、例えば満員電車や通勤ラッシュ時のホーム等、荷物が嵩張ると嫌なシチュエーションで大いに実力を発揮しそうです。
②スタイリッシュな外観
コンパクトさは、知的でスタイリッシュな印象を周囲に与えます。荷物が少ない=無駄なものを携えない=ミニマリストの式の出来上がり。勿論スマートで格好良い。
③軽い
とにかく軽い。ブレード20等もかなり軽いかと思いますが、ブレード6は驚愕の880グラム。非力な私などにとっても非常に助かる仕様です。
④ディテール(外観)
フォルムですが、薄さはとにかく図抜けています。マチがないデザインでその分細長く、決して全長が短いというわけではありません。これがスタイリッシュな理由。
ブランドロゴが主張します。後述しますがこのアークテリクスのロゴは格好良いんですよね。
ボディは剛性に長けた作りになっていて、PCを持ち運ぶ時も損傷の恐れは少ないでしょう。型崩れしない作りはデザイン上に於いても非常に優れています。
⑤ディテール(パッド)
背当て部分はまるで生体工学に基づいているかのような身体にフィットする作り。このウレタンパッドの作りは極上で、背負ったときの心地よさは言い表せないほどです。
ここにもアークテリクスのロゴが刻印されています。背負っている時は周囲に見えない部分なのでさりげなさがあって好きな仕様ですね。
⑥収納(メインコンパートメント)
サイドローディング デザインになっており、メインコンパートメントへのアクセスのしやすさは特筆ものです。ただし、深い位置までは開きません。これはあくまでもブレード6のコンセプトに倣った仕様かと思います。
13インチまでのノートPCが収納できるインナーパッド。その他周辺機器等も収納可能です。PCを入れてももう少し何かは入ります。
実は外観以上に収納はあると言って良いのではないかなと感じています。
インナーのストライプ柄は何ともアークテリクスらしいデザインです。
⑦収納(その他)
背当ての脇部分には少しだけ何か入れることが出来ます(笑)ほんの少しです。
サイド部の収納もあり、ここにはストラップが付属しているので私はカギを入れたりしています。
⑧持ち運びなどのユーティリティー性
リュックとしての用途の他、サイドに持ち手がありブリーフケースのように扱うことも可能。何かの時に役に立つかもしれませんが、ショルダーストラップは収納できません。
上部にも持ち手が。これは背負うまでもない時に便利です。
高密度のデュアルショルダーストラップは非常にフィット感に優れています。ここは私がかなり重視する点で、フィット感は欲しいけれどアウトドア用のバックパックのようなゴツい仕様が性に合いません。これは本当に最適で、なかなか探しても見つからなかった部分でもあります。ここが一番気に入っている点かも知れません。
薄いので自立はしません。そこは諦めましょう。薄いもん。無理無理。
⑨着用イメージ
6リットルといいますが、決して全長は短くなく男性が背負っても全くおかしくありません。スタイリッシュでミニマル。本格アウトドアブランドの機能性とアーバンな雰囲気が高次元で融合したグッドデザインです。
ブルックスブラザーズのコート、ユニクロU(ユー)のワイドフィットテーパードパンツにパラブーツ・アヴィニョンで合わせています。
ショルダーストラップはフィット感が高いのにスマートな作りでコーディネートにいい意味で干渉しません。
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正規では20,000円くらいだと思いますが、並行輸入品だと少し安く買えます。
何度か述べましたが並行輸入品とはいえ正規品と何ら変わりはありませんので問題ないです。リンクを貼っているショップは安心して購入することができます。
ビジネスのみならず、スポーツなどのアクティブなシーンや普段使いにも十分に対応可能なアイテムです。また、十分な容量があったほうが自分のライフスタイルに適しているという方は記事前半部にリンクのあるブレード20を選択する手もアリでしょう。
ARC`TERYX(アークテリクス)とは
そんなわけで、ブレード6をレビューしましたが、アークテリクスについても少し触れておきましょう。
出典:2021 秋 LOOKBOOK RAIN メンズ | アークテリクス公式オンラインストア (arcteryx.jp)
ARC`TERYX(アークテリクス)は、カナダ・ノースバンクーバーにて1989年に創業したアウトドアブランド。
「地球上にある最高の素材、最高の技術、革新的なデザインで製品を作る」ことをコンセプトにスタートしたアークテリクスはその高い品質と優れたデザイン性で世界中に熱狂的なファンを生み、アウトドア業界を牽引する存在となりました。
引用:アークテリクスとは | Arc'teryx (amersports.jp)
ホームページに謳われているように、素材、技術(テクノロジー)、デザインに絶対的な自信を持っているアークテリクス。
その醸し出す雰囲気は、決してレトロなアウトドアブランド等と同じようなものではなく、やはりテクニカルな趣きが強いもの。
先端技術の導入に余念がない同ブランドの最大の特徴は、余計な装飾というよりも機能を突き詰めた結果としての機能美なのではないかと思わされます。
しかし、それでいてどこかアイコニックであり、個人的にはサブカルチャーの匂いも漂わせている気がします。
出典:『ARC’TERYX/アークテリクス』のブランド情報 | ブランドノート [brand note]
それはこの始祖鳥を模したブランドロゴの甲斐あってのものだろうし・・・
2000年代初頭にスマッシュヒットして、最近も再び話題になったリュック「アロー22」のせいかもしれません。
かくいう私も大学生の時分にアロー22を使っていました。色褪せるまで使い込んだ思い出深い一品です。2000年代初頭、アロー22を街なかで見かけることがかなり多い時期がありました。
価格:19,850円 |
今も一昔前も、「アークテリクス」と言えば洒落者達の琴線に触れ、本格派のアウトドアフリークやアルピニスト達からも一目置かれ、そして(意外にも)一般的な知名度も高い。「イイもの」だと広く認識される便利なブランドだと言えます。
実際に同ブランドのアイテムはほぼ外れがなく、格好いい上に使いやすい。
やや値は張る部類かもしれないですが、それ以上の価値を手にする結果が担保されているのです。
いや、もう隠すまい。
私はアークテリクスの始祖鳥のロゴマークが大好きなのです。
短絡的だと嘲笑されるかもしれませんが、仕様がない。堪らなく好きなのです。
「始祖鳥」をブランドロゴに持ってくるとは・・・。何たるセンスの良さであろうか。この時点で勝負ありですね。
天晴(あっぱれ)!ビバ!アミーゴス!
まとめ
今回はアークテリクスのブレード6のレビューを述べてきました。
ブレード6のお陰で、特に年明けから多忙を極めている私は幾分か晴れやかな気持ちで日々の業務に当たることが出来ています。
私のデスクには今ではいつもブレード6が掛かっており、外出の際には常に持って出掛けます。勿論通勤も快適。
やや正式な場に赴く際にはブリーフケースを持っていきますが、その他はこれで十分事足ります。
先述したようにかなりコンパクトだが今のところ不自由もありません。
シンプルですが程よい存在感もあり、すっかり私の新しい相棒と化しているブレード6。冒頭で述べた悩みもすっかり解消されました。
今後、長年付き添っていくことになるでしょう。
おまけ(きょうのネコ)
やーい、短足、短足~!
(この後怒られました(笑))
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