目次
- GastonLuga（ガストン ルーガ）よりアイテム提供頂きました
- GastonLuga（ガストン ルーガ）とは
- ヴィーガニズムとサステナビリティ
- ヴィーガンレザーとは
- GastonLuga（ガストン ルーガ）リュックレビュー
- まとめ
GastonLuga（ガストン ルーガ）よりアイテム提供頂きました
今回、コラボ案件をガストン ルーガさんから頂きました（アイテム提供のみの報酬です）。正直、今回お話を頂くまでガストン ルーガというブランドの存在は知りませんでした。調べてみると、何とも一本筋の通ったコンセプトを持った新鋭の部類に入るブランドだという事が分かりました。
今回は提供して頂いたリュックのレビューと共にガストン ルーガというバッグブランドについて深掘りしていきたいと思います。
GastonLuga（ガストン ルーガ）とは
出典：ガストンルーガ公式HP
「ガストンルーガ(Gaston Luga)」は、スウェーデン発のライフスタイルバックパックブランド。ストックホルムで誕生し、スカンジナビアのデザインとライフスタイルからインスピレーションを得た高品質なバックパックを提案しています。
引用：ガストンルーガ公式HP
ガストンルーガはスウェーデン発のブランドです。北欧デザインというのは、腕時計などでもそうですが、非常にミニマル且つ洗練されているという印象があります。品質もさることながら、やはり魅力はそのデザイン性の高さという場合が多いと言って良いのでしょうか。
デザインとサステナビリティ、柔軟性に焦点を置いた各アイテムは、トレンドと定番の両方からインスピレーションを得て、ポップとアンダーグラウンドのタッチをプラスした新旧ミックススタイルに仕上げています。ブランド創立以来、より環境に優しい生産方法を目指し、生産過程の改良を繰り返してきました。使用するすべての材料と輸送方法において気候への影響を最小限に抑えるように細心の注意を払うなど、すべての製品が道徳的に作られていることを保証します。
引用：ガストンルーガ公式HP
ここで出てきました。ガストンルーガというブランドを紐解くキーワードの一つである「サステナビリティ（環境への配慮などを通して持続可能な事業を展開すること）」です。今や思想の一潮流で済ませるにはあまりにも大きい現代的概念になっているサステナブルという考え方。ガストンルーガの大きな柱の一つはサステナビリティです。
出典：ガストンルーガ公式HP
つまりガストンルーガは、高いデザイン性とサステナビリティという現代的な必須概念を兼ね備えた、非常にモダンなライフスタイルバッグブランドであると言えるでしょう。
ヴィーガニズムとサステナビリティ
出典：ガストンルーガ公式HP
ヴィーガン・・・昨今よく聞くワードです。ヴィーガニズムとは、できる限り動物を搾取することなく生きるべきであるという主義のことです。菜食主義者のこともそう言いますが、その主義の範囲は衣食住という生活していくうえで最も必要な3要素まで及びます。「衣」の部分ではレザーなどの動物由来の原料を使用しないという事になりますね。
ヴィーガンとサステナブルは切っても切れない関係性であることはもう言うまでもないと思いますが、持続可能な社会の実現にはヴィーガニズムは欠かせない要素であると言えそうですね。
因みに私はヴィーガンではありませんし、レザー製品が好きですが、サステナビリティは今後の地球全体にとって非常に大切な流れであるという事は理解できます。
出典：ガストンルーガ公式HP
アパレル業界では既にサステナビリティなムーブメントに乗っている会社やブランドはきちんと時勢を読めているという事で評価を受ける流れが出来上がっています。正にガストンルーガはそれを地で行く姿勢を顕著に見せている存在と言えるでしょう。
ラインナップの全てに関して、動物由来の原材料を使用せず、レザーはヴィーガンレザーを使用しています。
ヴィーガンレザーとは
出典：ヴィーガンレザーとは？ 話題のエシカル素材について知る | SDGs/エシカル｜ノベルティ・オリジナルグッズの紹介やトレンド情報を発信中｜株式会社トランス（東京・大阪） (trans.co.jp)
この表のように、革は本革とヴィーガンレザーに大別されます。ヴィーガニズムとサステナビリティは密接な関係性があると述べましたが、本革も本来は食用肉から切り取られた革を使用することが多く、限りある資源を無駄にしないという意味では決して悪いことではないのですが、ヴィーガンレザーはそもそも動物由来のもの自体に関わらないという根本的なものだという理解をしてよいかと思います。
最近ではアディダスの「世界一売れた」としてギネス登録されている名作スタンスミスもサステナブルな素材に切り替わっているように、本革離れの動きは加速しつつあります。正しい経年変化や徐々に馴染んでくる心地よさは未だ本革特有の物ではありますが、数十年後のアパレル製品のレザーはそのほとんどがヴィーガンレザーに変更されているかもしれませんね。そういった部分に関しては複雑な気持ちではあります。
出典：ガストンルーガ公式HP
ガストンルーガのレザーは先述したようにヴィーガンレザーを使用してあり、その中でも一部はリンゴの皮由来のものもあるとか。ベジタブルタンニンレザーは知っていますが、リンゴの皮とは・・・。これは新鮮な響きですね。
GastonLuga（ガストン ルーガ）リュックレビュー
概要
というわけで提供頂いたアイテムのご紹介。
丁寧な包装から取り出すと、精悍な顔つきのリュックが登場。プローペル3001という品番のモデルです。
先述したヴィーガンレザーとキャンバスのコンビ素材。ユニセックスで使用できる丁度良いサイズ感です。
高い質感
決してハイブランドのバッグではないですが、質感は結構高く、安っぽい感じはしません。
パッチもヴィーガンレザーを使用しています。
件（くだん）のヴィーガンレザーですが、滑らかでもちっとしています。ツヤもあり、その辺の明らかな合皮よりも高い質感だと言って良いのではないかと思います。色も深みが感じられ、光に当たると鈍い光沢を放ちます。
使い勝手は独特
「被せ」の部分を開ける時、大抵はスナップやホックと言った仕様が多いかと思いますが、フックを外側に取ることで外れるようになっています。これは初めて見るデザインでなかなか新鮮でした。使い勝手が良いかというと何とも言えませんが、実に個性的で良いのではないかと思います、この辺が北欧ならではの要素なのかもしれません。
「被せ」を開けると、巾着のように口が搾れるようになっています。ループもヴィーガンレザーが使用されていますが、質感がソフトなので非常に使いやすいです。
ノートPCが入る収納力
マチは結構広く、収納力は見た目以上にありそうです。
ノートPCが収納可能。背当てにパッドが入っており、衝撃に強い作りになっています。PCを持ち運ぶ前提で作られている事がよく分かります。
この通り、バッチリ収納。
高いデザイン性
背当ての部分にはポケットが付いています。何を入れる用なのでしょう？デザインの一部としては悪くはありません。
局所的にヴィーガンレザーがあしらわれており、デザインのポイントになっています。他のマルチカラーバージョンではレザー部とキャンバス部のカラーを変えていて、また違った雰囲気になっているようですね。
裏地はツルっとしたナイロン仕様。ワインレッドのカラーリングで、ガストンルーガのモノグラムもデザインされています。パッと開けたときに目を引くカラーとして良い雰囲気になっているのではないかと思います。
アウトドア仕様ではないのでショルダーストラップは華奢な作り。ライフスタイルバッグブランドと謳うだけあって、タウンユース寄りの作りになっています。ショルダーストラップが太かったり湾曲していたりするといっぺんに野暮ったさ（アウトドア感）が出てしまう為、コンセプトに忠実なデザイニングになっていると言えるでしょう。
まとめ
出典：ガストンルーガ公式HP
今回提供して頂いたリュックは高いデザイン性とヴィーガンレザー仕様によるコンセプトへの忠実性を兼ね備えたグッドアイテムでした。ガストンルーガは男女問わず使える近未来的なライフスタイルバッグブランドだという事を私も知ることができたかと思います。
繰り返しますが、ヴィーガンレザーの質感は結構侮れないクオリティを誇っていて、本革が好きな方も一見の価値があるかもしれません。今後、サステナビリティ、ヴィーガニズム、そしてSDGｓという新しい（もはや新しくもないかもしれない）潮流の中、要注目のブランドになっていくかもしれませんね。
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ガストンルーガに関しては後日コーディネートや使い勝手に関しての投稿を予定しています。
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今後ともよろしくお願いいたします。
