YMのメンズファッションリサーチ

メンズファッションについて、ブランド、アイテム、ショップ、人物等様々な角度からリサーチします。

BEAMS(ビームス)の百名品【カジュアル編】これを知れば、「何を買うべきか」分かる!

 

セレクトショップシーンを牽引してきたBEAMS

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出典:BEAMS公式サイト

 

日本におけるファッションシーンに欠かせない存在、それは大手セレクトショップだと思います。

BEAMS(ビームス)、SHIPS(シップス)、UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)が古くから「セレクトショップ御三家」と呼ばれ、その渦の中心を担ってきました。最近はユナイテッドトウキョウ等を擁するTOKYO BASEやフリークスストア、ベイクルーズグループ等が台頭し、御三家という括りも曖昧になってきてはいますが、やはりなんだかんだと言えど、日本のセレクトショップの象徴的存在はBEAMSだと言って良いでしょう。

どの街でも、必ず一等地と言って良い場所に堂々と店舗を構え、いつの日も服好き達の興味を一心に引く揺ぎ無い存在。

今回はそのBEAMS(ビームス)についての記事になります。

 

BEAMS(ビームス)の百名品

出典:BEAMS公式サイト

 

ビームスのHPには、最近「百名品」というコーナーができています。

これは雑誌「Begin(ビギン)」のプロデュースで、ビームスが考える名品を100品挙げる企画。

 

出典:BEAMS公式サイト

 

しかし、「ビームスの百名品」とはどんな条件で選出されているのでしょうか。

3箇条が挙げられています。

1 デザインが丁度いい

ベーシックで適度にファッショナブル。バランス感覚の良いもの。長く愛用できてこそ「名品」。トレンドに左右されにくい不朽のアイテムが選抜されているようです。

2 コスパが良い

これは、ただ「安い」という意味ではなく、語れるポイントが多く品質も良いが、驚くほど値が張るわけではない(それなりにはする)という意味。ビームスの考え方がよく現れているポイントのような気がします。

3 スタッフにも人気

ビームスのような大手のショップのスタッフは勿論目が肥えているわけです。「本当に良いモノ」ならばスタッフが自腹買いしているという寸法。これはかなり説得力がありますね。

 

BEAMS(ビームス)の百名品・カジュアル編から気になる物をピックアップ

バラクータG9(別注)

出典:BEAMS公式サイト

 

まずはバラクータG9。すべてのブルゾンの原型と言われている問答無用の名品です。度々当ブログで登場する我が父も愛してやまなかったG9。一度譲ってくれたものの、やっぱり思い直して返せと言われ、泣く泣く返した思い出があります(笑)なんて人だ!

まあ、当時の私はまだまだG9が似合う大人の男ではなかったと思うので良かったかもしれません。いつか相応しいオトコになったその時、自分で買います。

そんなバラクータのG9ですが、裏地は伝統のフレイザータータンチェックですよね。あのレッドベースのクラシックなチェック柄がG9を象徴的する代名詞的ディテール。

このビームス別注G9はそのフレイザーチェックをブルーベースのタータンチェックに変更してあります。

 

出典:BEAMS公式サイト

クラシックなフレイザーチェックとはガラッと雰囲気が変わりどことなくモダンな顔つきに。ビームスらしいマイナーチェンジで若者から大人世代にまでより着易いG9に仕上がっています。

服好きならば一度は袖を通したい名品であるバラクータG9。オーソドックスな従来の物も良いですが、こちらも引けを取らない逸品です。

まさにビームスの百名品に相応しい一着と言えるでしょう。

 

レミレリーフのダウンベスト(別注)

出典:BEAMS公式サイト

レミレリーフはヴィンテージ加工においては右に出るものはないと言われる日本のブランド。レミレリーフとビームスのパートナーシップは強固で、毎シーズン必ずと言って良いほど別注アイテムがリリースされているようです。

基本的にベーシックだけれども随所にこれでもかと言いたくなるほどの拘りの加工が為されているレミレリーフのアイテムは、見れば見るほど、着れば着るほどその匠の業に感嘆してしまうアイテムが目白押しの好ブランドなのですが、このダウンベストはその技術がこれまた遺憾なく発揮された名品に仕上がっている様子。

インディゴでロープ染めしたジンバブエコットン製のデニム地を、職人が擦ることだけで色落ちさせた表地になっています(凄い話だ!)。

ダウンに関してはグースダウン90%とフェザー10%を封入した2重シールドに。

ヴィンテージ加工とハイテク機能による抜かりない保温性。この対局に位置しそうな2つの要素が同居しているダウンベストはまさにビームスが取り扱うに相応しい絶品です。

 

出典:BEAMS公式サイト

 

細かいところまでとにかく拘りが凄い。ああ、欲しいですね。レミレリーフはなんて格好良いのだろう。

 

エルエルビーンのトートバッグ(別注)

出典:BEAMS公式サイト

こちらも説明不要の名品・LL Bean(エルエルビーン)のボート&トート。ビームスプラス、ビームスボーイが別注をかけています。

2014年に、世界で初めてボート&トートに別注をかけたのはビームスプラスだそうです。これは凄いことですね。

元々往年の別注でボート&トートの底の補強布を高く仕上げていたのですが、今回はご覧の鮮やかなカラーリング別注をかけています。しかし、このカラーは何も突拍子のないものという訳ではなく、きちんと過去の実在したアーカイヴから採用したもの。こういった、元来のコンセプトにきちんと従って根拠を崩さない姿勢もやはりビームスと言った感じです。

 

出典:BEAMS公式サイト

ビームスボーイのミニサイズを女性が持ってもかわいいと思います。

 

リップストップミリタリーパンツ

出典:BEAMS公式サイト

60年代米軍のトロピカルコンバットトラウザーズをベースに作られた、ビームスプラスオリジナルのカーゴパンツ

実物のミリタリーパンツは一つ間違えるとコスプレのようになってしまう恐れがあり、特に造詣のない方には手を出しにくいもの。

その点、このパンツは随所に細かいディテールチェンジが施されており、あまり深く考えなくてもモダンな着こなしにすんなりと落とし込める傑作です。

 

出典:BEAMS公式サイト

 

ビームスとビギンは「軍パンのマイルド化」と語っており、確かに無骨さを程よく残しながらも(ここがないと安っぽくなりますからね)、絶妙な味付けでトレンドライクに仕上げています。しかし、最早この手の軍パンは普遍的な定番アイテムになっているので、末長く愛用できることでしょう。生地感やシルエットも丁度良さそうですね。

 

ループウィラーのスウェット(別注)

出典:BEAMS公式サイト

服好きや日本のブランド好きが必ずと言って良いほど大好きなアイテムが吊り編みスウェットシャツ。これは決して言い過ぎではない事実でしょう。

吊り編みスウェットシャツの代表格と言えばループウィラー。ループウィラーと言えば吊り編みスウェットシャツ。1時間に1m編むのが限界だという旧式の吊り編み機で、ゆっくりゆっくりと編まれたスウェットシャツは、無理に引っ張らずに編まれているためふっくらとしていてこの上なく丈夫。着込めば着込むほど出てくる絶妙な味も我々の関心を引いて離さない要因になり得ています。

 

出典:BEAMS公式サイト

ビームスではやや細身のシルエットに別注をかけており、インナー使いがしやすいようにアップデートされています。

勿論、パーカの他クルーネックとボートネックのスウェットシャツもラインナップ。全部揃えたい衝動に駆られます。

 

まとめ

出典:BEAMS公式サイト

今回はビームスの百名品・カジュアル編から気になるアイテム5つをご紹介しました。

百名品は8つのカテゴリーに分けられているので、今後またそちらの方もご紹介していきたいと思っています。

昨今セレクトショップも乱立していて、どこで何を買えばいいのかわからないという方も多くいらっしゃるかもしれません。

そんな時はこのビームスの百名品を見て決めると良いかもしれませんね。ベーシックでコスパが良く、ショップスタッフの支持も得ている百名品は、間違いなく外れのない逸品達。是非チェックしてみて下さい。

 

BEAMS Online Shop

BEAMS公式サイト

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ビームス公式サイトはこちらから!百名品もチェックしましょう!

 

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