(自分の中の)アメカジ周期到来
私は幅広いジャンルの服を着ます。嗜好しているスタイリングのジャンルも様々。
・・・なのですが、最近実は急にヴィンテージのスウェットシャツが欲しくなって古着を見に行ってみたり楽天で探したりしていました。
時々到来する「アメカジ周期」なのです。
やはり、折角ならば「キング・オブ・スウェット」であるチャンピオンのリバースウィーブかな等と考えていましたが、最近何せ値上がりが激しい。
よく述べるのですが、一昔前ならUSメイドのリバースウィーブなどその辺に転がっていました。しかし昨今ではその価値が急騰し、気軽に買えるものではなくなってしまっていますね。
まあそれでも名品だしとにかく丈夫で長く使えるのでいいかなと思い、購入する寸前まで行ったのですが・・・。
ふらっと立ち寄ったGU(ジーユー)でこのペンシルバニア大学コラボのスウェットパーカに出会ってしまったのです。
「いやいや、GU(ジーユー)とヴィンテージのリバースウィーブを比べるなよ・・・」
そんな声が聞こえてきそうですが、侮る勿れですよ。
これは凄いです。声を大にして言います。
ヴィンテージ好きやアメカジ好きをも唸らせる実力が、確かにこのパーカにはあるのです!
最近のGU(ジーユー)について
出典:GU(ジーユー)公式 メンズファッション通販サイト (gu-global.com)
GU(ジーユー)は昨年まで、UNDER COVER、MIHARA YASUHIRO、SOPH.といった国内デザイナーとのコラボ路線を敷いていたように思えます。
普段からユニクロを中心に特別コレクションの発表を注視しているのですが、今年はGU(ジーユー)がブランドやデザイナーとのコラボを発表しないなという感触でした。
明確なソースはないのですが、どうも最近のGU(ジーユー)はリアルレザーシューズシリーズのヒットや雑誌「UOMO」との協働等で、(勝手な推測ですが)コラボに頼りきることなくインラインのクオリティの充実を図っているように思えます。
実際にコラボラインの打ち上げ花火がなくとも安定した売り上げを担保できている様子で、寧ろマネジメント上充実しているようにさえ感じるほどですね。
今回ご紹介するスウェットコレクションのユニバーシティコラボも大々的なコレクションではないので、話題性は突出していなくてもその筋の評価は上々の様子。そして実際の出来はまさに極上でした。
GU(ジーユー)のスウェットコレクションについて
出典:GU(ジーユー)公式 メンズファッション通販サイト (gu-global.com)
今回ご紹介する大学ロゴスウェットシリーズの元になっているのはGU(ジーユー)が最近推しているスウェットコレクション。
元々トレンド寄りのカジュアルウェアを最も得意としているGU(ジーユー)ですが、特にこの秋冬はスウェットコレクションを前面に押し出しているようです。
プルオーバー、パーカ、ジップアップ、パンツとフルラインナップを展開。上質なヘビーウェイト、サイドリブ等そのディテールは最早ファストファッションの枠を飛び出しそうなハイクオリティ。本当のアメカジ好きをも唸らせそうな出来の良さになっています。
購入品(ペンシルバニア大学コラボスウェットパーカ)レビュー
そんな上出来のGU(ジーユー)スウェットコレクションに、アメリカのユニバーシティロゴを載せたコラボコレクションが存在しているわけです。
その中から今回購入してきたのがペンシルバニア大学のスウェットパーカ。
元々スウェットシャツというものは昔のアメリカの大学などの運動着だったわけで(「スウェット」は汗と和訳できますしね)、頑強さと動きやすさを重視して作ってある事は最早説明不要でしょう。
その運動着が現代ではファッションウェアに転嫁されています。今更な話ではありますが俯瞰して考えるとそういうところがやっぱり面白いですよね。
ディテール(ロゴ、タグ)
ヴィンテージのロゴから着想されているレトロなプリント。古いアメリカの雰囲気が漂っています。古着だとこのプリントがひび割れていたり・・・。それが格好良かったりするんですけれどね。
コラボアイテムという事で、タグはGU(ジーユー)のものではなくオリジナルになっています。普段は見えない部分ではありますが、個人的にはここを特別仕様にしてきたところにグッときました。
ディテール(フード、ポケット)
フードは極めて厚みがあります。「フードの立ち理論」(フードの立ちが良ければよいほど小顔効果が得られる)は余り好きではないにしろ、質感の良さは感じられました。袋縫いでダブルフェイスになっている部分もグッド。ボリューム感があって、なんだかんだと言いつつもポイントになっており良い感じです。
やっぱりプルパーカはカンガルーポケットが好きです。抜かりなし。モダナイズされたデザインのものはスラッシュポケットを採用したりしていますが、これが一番昔ながらで良いですよ。ただしスルスル横から落ちるのでスマホ等は入れられませんがね。
ディテール(生地)
サイドリブの出来も秀逸。裾リブの作りをそのままサイドにも持ってきてあります。極めて丈夫で動きやすい。
素材はコットン95%、ポリウレタン5%の定番混紡率。伸縮性に優れながらも質感も極めてグッドです。
ボディの生地はコットン82%とポリウレタン18%。基本コットンの質感ですが、ポリウレタンが混紡されることにより、現代的な生活に沿う耐久性の高さと運用のしやすさを担保してあると言えましょう。
GU(ジーユー)が最近得意としているヘビーウェイト生地のクオリティは恐ろしく高く、とてもファストファッションの生地感とは思えない程高級感があります。こりゃ、経年変化も楽しめたりするのではないでしょうか。
一昔前はGU(ジーユー)のアイテムの生地はペラッペラで価格相応だと思っていましたが、昨今は全く当て嵌まりませんね。
裏起毛も非常に高クオリティ。フカフカで保温性はかなり高いと思います。温かくて気持ちいい。
コーディネート、サイズ感
トップス:GU(ジーユー)
パンツ:URU
シューズ:パラブーツ コロー
173㎝68㎏でXLサイズを着用。アイテムのボリューム感を活かすために敢えてゆったり目を選んでいます。
若い方ならこれにデニムとスニーカーでもいいと思いますが、良い大人なのでカラーや素材で大人っぽさを担保しています。
兎に角着心地も質感も良く、霜降りのカラーリングも良い。これで2,990円なのだからやはり見逃せない高コスパアイテムだと言わざるを得ません。凄いぞ、GU(ジーユー)!
まとめ
今回はGU(ジーユー)のヘビーウェイトスウェットパーカをご紹介しました。
ノーマルの無地の他、コロンビア大学、ハーバード大学とのコラボもラインナップされており、パーカの他プルオーバーやパンツもあります。
デザインものを選ぶなら、自分の手持ちのアイテムとの相性や好みで選んでも良いかもしれません。
大人の方は色合いやロゴの色数には若干注意しましょう。派手になりすぎると途端にコーデが難しくなってしまいます。
サイズ感はややゆったり目が個人的にはおすすめですがレイヤードに使うならジャスト目でもいいかもしれませんね。リラックスサイズだと嵩張るので。
改めてですが、このクオリティとグッドデザインで2,990円というコスパの高さ・・・。これはやっぱり驚愕です。
ヴィンテージのスウェットシャツを探していましたが、こっちにしてしまいました。そして今、それなりに満足できている自分がいます。
GU(ジーユー)のスウェットコレックションは必見だと思うので、是非チェックしてみて下さい。
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