2024年、憧れの人達に近づきたい
憧れている人たちが何人かいる。
年が明けて、今年はどんな風に生きたいか、ふと考えてみた。
もう、気付けば44歳だ。今年の誕生日には45歳になる。本当にいい歳だ。間違いなく若くはない。
まだまだ自分のスタイルを模索中で、度々寄り道するし、逡巡している道中だ。こんな歳になるというのに、まったく自分のことながらに嘲笑してしまいそうになる。
あくまでも憧れだし、烏滸がましいのは分かっているが、「どんな自分になりたいか?」語っていきたいと思う。
坂本龍一
昨年惜しまれながら逝去された坂本龍一氏。
音楽には左程明るいほうではないが、彼が残した功績が筆舌にし難い程大きいことは周知のことと同じく理解しているつもりだ。
私は坂本龍一氏のスタイルが大好きだ。特に近年、「あんな大人の男性になりたい」と強く願うようになってきた。
つい先月も美容室で「坂本龍一さんのようなシルバーヘアにしてみたい」と美容師に話したところ、まだ10年早いのではないかと言われたところだ(諦めて、アッシュカーキのカラーをちょっぴり入れてもらうに留めた)。
手入れをしない白髪は時として見苦しく見えるかもしれないが、坂本龍一氏のそれは綺麗に手入れされた意図的なさらさらシルバーヘア。これは(今年はまだ無理だろうが)将来的には必ずチャレンジしたい。
そして、坂本龍一氏が晩年愛用したジャックデュランのアイウェアには興味が尽きない。アイヴァンのE-0505等も愛用したいたようなので、少しでもあの雰囲気に近づくためにチェックしていきたいと思う。
あと、ふと気づくのは、私がバンドカラーシャツを良く着るのは坂本龍一氏の影響なのかもということだ。
山口一郎
サカナクションの山口一郎氏。
私は山口一郎に対するリスペクトで溢れている。溢れ出てしまって収拾がつかなくなってしまいそうな時もざらだ。
音楽に関しても、度を越して理屈っぽく、ド文系な私はリズムやサウンドよりも歌詞の内容から入ることが多いのだが(だから洋楽はあまり聴かない)、サカナクションの楽曲は殆ど唯一と言って良い程感覚的に聴くことが出来る邦楽だ。サカナクションの楽曲を耳にする度に、山口一郎は本当に天才だと思わずにはいられない。
彼がコムデギャルソンを愛用していることは良く知られていて、昨年はコムデギャルソンシャツとコラボコレクション(カプセルコレクション)をローンチしたようだ。
ショーでは先鋭的な側面がクローズアップされるコムデギャルソンだが、リアルクローズも勿論超一流だ。山口一郎ばりにギャルソンのモノトーンシャツを大人っぽく着こなせるようになりたいと願って止まない。
菅田将暉
アダルトな魅力溢れる先述の2人とはだいぶん路線は異なるが、過去記事でも述べたように、私は年甲斐もなく菅田将暉さんに憧れている。
古着、ストリート、ルード、モードといったジャンルを自らのフィルターにかけた上でコーディネートする彼のセンスはやはり図抜けて格好良い。
菅田将暉だからこそ似合うということは分かっている。自分の持っているキャラクターがかけ離れすぎているのも分かっている。そのくらい・・・痛いほど分かっているのである。でも、参考にしたい。もうこの思いは仕方ないのである。
滝藤賢一
過去記事で滝藤賢一氏の大人のオトコのオシャレ論を紹介した。
いつも服を選ぶ時にこの矜持を思い浮かべて、重ね合わせている自分がいることに、最近よく気付くようになった。
自らのワードローブには柄物やパープルカラー等、彼が取り入れるテイストのものも気づけば俄かに多くなってきた。私は多分に滝藤賢一の影響を受けているのである。
トレンドに感化され過ぎることなく自分のスタイルを貫きながらも、大人だからこそできる尖ったコーディネートを見せつけてくる滝藤賢一。まさしく自分が目指すカタチの一つだと感じている。
まとめ
全然違ったキャラクターをもった4人の憧れのひとを並べたが、あくまでもそれぞれの個性を自分の特徴に重ねて、自分のフィルターを通じて解釈し取り入れようと思っているという話である。
憧れて、コピーするという要素はありながらもあくまでも最後は自分なのである。
それに、彼らの格好良さはスタイリングだけではなく、内面から醸し出されてくるものの結果の一つにしか過ぎないとも言える。
私はまだまだ全く以て彼等のような「中身」を持っている立派な人間ではない。圧倒的に勉強が足りないし人間としても出来ていない。途上中なのである。いつかもっと「本当の格好良いオトコ」になりたい。そう願っている。まだまだ全然駄目だ。
だがしかし、ファッションも全く関係のない要素であるとも思わない。「何を選ぶか」という問題もまた人格の一端ではあるのだ。
「幸せはオシャレから始まる」
これもまた普段から強めに思っている矜持でもある。
自分が良いと思ったものを取り入れて、ほんの少しでも自分の理想とするカタチに近づいたかもと思える瞬間はやはり嬉しいし幸せだ。
・・・いずれにせよ、2024年はまた少しでも「違う自分」へ近づくための一歩目になればと思っている。
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