目次
マストバイ・インナーダウンブランド
まず初めに記しておきます。
今回の題材である「TAION」のインナーダウンウェアは、はっきり言ってマストバイです!
走攻守揃っています!
様々な観点からみてそつがなく、自信をもってお勧めいたします!
TAION(タイオン)は、2016年にスタートした日本のブランドです。立ち上がったのはごく最近ですね。
記憶が正しければ、2017年くらいからは多くのセレクトショップ等で見かけるようになり、2018年にはもはや定番化していると言っても過言ではない程の流通ぶりを見せています。たった数年で定番化。恐ろしいスピードです。
出典:TAION公式HP
しかしそれも頷けます。
品質、デザイン、価格の3拍子が恐ろしく揃っている素晴らしいブランドだからです。
そして、「インナーダウンに特化したブランド」という触れ込み。ラインナップも現在でこそダウンコートやネックウォーマー等にまで幅が広がりましたが、デビュー当時は本当にインナーダウンのみ。しかもデザインも1~2種類くらいだったと思います。
これが逆にそそる。
「余程自信がなければそんな展開の仕方はしないだろう」
我々消費者はそういう風に思う訳です。
・・・勝手な想像も入っていますが、ブランド戦略は功を奏したと言えるかと思います。
TAIONの凄さ
ダウンとフェザーの割合
ダウンジャケットの中身のお話ですね。
ダウンジャケットの中には「ダウン」と「フェザー」の2種類が入っています。ダウンは羽毛、フェザーは羽根。ダウンのほうが軽いとされ、フェザーの割合が多いと保温性が低くなってしまいます。
ごく一般的にはダウンの割合が70%~90%、フェザーの割合が30%~10%のものが良質なものと言われています。
TAIONのダウンウェアはダウン90%、フェザー10%で統一されています。上質なマテリアルを使用している事が分かります。
FLP(フィルパワー)
FLP(フィルパワー)はダウンの反発力・復元力のことです。反発力・復元力が高いということはそれだけ多くの空気を含むことができるということです。フィルパワーが高ければ高い程、少量のダウンで保温できるということになります。つまり、軽くなるのです。
一般的には
600FLP~ 良質
700FLP~800FLP 登山でも使えるほど高品質
800FLP~ 雪山でも通用する超高品質
とされています。
TAIONのダウンウェアは、全て600FLP以上。800FLP以上のものもラインナップにはあります。素晴らしい!
因みにUNIQLOのウルトラライトダウンは640FLP以上とのこと(非公式情報)。こちらも素晴らしいですね。
私はモンベルのスペリオダウンも持っていますが
これも素晴らしいダウンジャケット。ダウンとフェザーの割合は9:1で800FLPです。さすが日本の誇るアウトドアブランド・モンベル!の傑作スペリオダウン!
・・・と、今回はTAIONのお話なので・・・
価格
価格の比較をすると・・・(同じタイプのもので比較)
UNIQLO ウルトラライトダウンコンパクトジャケット 4,990円
TAION クルーネックボタンインナージャケット 5,600円
モンベル スペリオダウンラウンドネックジャケット 11,880円
ダントン インナーダウンジャケット 18,480円
UNIQLOに600円足せば買えてしまいます。素晴らしいコスパ!
UNIQLOにはかなわないとして・・・これは勝負を挑む相手が違いますから。
モンベルやダントンには圧勝。
モンベルのスペリオダウンはある意味インナーダウンの王者なので。質も素晴らしいですし。
ダントンはダウン・フェザー割合やFLPの記載がないという点でたまに叩かれたりしますがやはりデザイン性では一日の長があります。
しかし、前述のハイスペックダウンがこの価格で購入できるというのは素晴らしいのではないでしょうか。
「UNIQLO被り」が嫌な方は即決です(私もそのクチです)。
購入レビュー
私は2018年から毎年TAIONを購入しています。
左はSHIPS別注の裏フリースリバーシブルジャケット。少し厚みがあるのでインナーダウンというよりはカーディガン感覚になります。主に仕事中に着ています。恐ろしい暖かさで重宝しています。
右は去年買ったベスト。ブラウン色がアクセントになります。ブラウンというよりはゴールド。
本当に軽くて暖かいです。Vネックでエレガントさも強調される一品。
そして今年は・・・ネットで購入!届きました。
「フレディアンドグロスター」という「ノーリーズ」の系列ショップで購入しました。
因みに、9月末に予約したのですが、あっという間に売り切れました。
あとで楽天で他のショップを見たらまだありましたけれど。
それではご登場!
TAION パイピングダウンカーディガン シティラインです。
こちらはネック付き
2018年ごろまではデザインの種類が少なかったのですが、最近は随分幅が拡がりました。
デザインソースはラベンハムかもしれません・・・
なんと800FLP!ホワイトダックダウンということで、超高品質です!
中身の見本が付属しています。こういうのは男心をくすぐられますねえ。
そして、はいお約束!
中身を取り出した箱には必ず入ります(笑)
ビデイルの中に着てみました。暖かいのに嵩張らず、とてもいい感じです!
アウター バブアー
インナーダウン タイオン
カットソー オーラリー
パンツ ディッキーズ
シューズ パラブーツ
アウターなしでも様になります。
やはりモノがいいです。
去年までのものよりも、表地の質やボタンの品質など全体的にアップデートされていました。安っぽさは微塵もなく、アンダー10,000円でこれだけのものが手に入るとはと驚いています。
サイズ感はジャスト目です。
(初めて明かしますが)身長174センチ体重70キロの私でLサイズを着ています。
おすすめアイテム
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まずはベスト。
ベストは特にインナーとして使う場合に腕が嵩張らないので適しています。
因みにUNIQLOのものはシームが横一直線なのに対してTAIONの基本モデルは四角キルトなので一発で見分けがつきます。
UNIQLOとは間違われないアイテムです。
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ジャケットタイプ。
「ベストは腕が嵩張らない」と言いましたが、ジャケットタイプでもFLPが高いのでダウンの分量が少なく薄いのでそんなに気にならないと思います。
一枚で着るシチュエーションも想定するのならばジャケットでしょう。
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ネックウォーマーもラインナップされています。私は苦手ですが・・・
[rakuten:vanquish-selectshop:10053839:detail]
[rakuten:jack:10004306:detail]
こんなキレイ目なアイテムも昨年からっ作っていますね。
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セレクトショップでも実にいろいろなところがセレクトしていますが、中でもシップスはいち早く手を出していました。
毎年別注をかけています。今年はベスト付きコート。使い勝手がよいでしょうね。そして暖かいでしょう。そしてなんといっても安い!
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レディスはこんなタイプもお勧めです。
TAIONの世界観が堪能できることでしょう。
安いですし!
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そして極めつけはこちら!
TAIONのハイエンドライン「エクストラ」
内蔵されているUSBバッテリーによるヒーティングシステムを搭載。 胸元のスイッチを押すことで3段階まで衣服内の温度調節ができ、真冬でもへっちゃら!
なんと近未来的。イノベーションですね!
ビギンでこのアイテムが特集されているのを見たときに本当に驚いたのを覚えています。
実際どのくらい暖かいのでしょう・・・
まとめ
昨今、温暖化の影響で冬のアウターの中でもハイスペック且つ保温性の高い物、また裏地のあるコート等は売れ行きが悪いそうです。
裏地のないライトアウターなら秋・冬・春と3シーズン使えますからね。そうなってしまいます。
そんな状況の中、インナーダウンの存在感は相当増したと言ってよいでしょう。
ライトアウターのインナーとしてインナーダウンを差し込む。非常に理にかなっています。
TAIONというインナーダウンに特化したブランドが脚光を浴びるようになったのも当然の成り行きなのかもしれません。
見る限りほぼほぼダウンウェアしか売っていないブランドですけれど夏は大丈夫なのでしょうか?
TUBEって冬は何してるの?みたいな問題です(古すぎました・・・)
まあそれはいいとして、
UNIQLO被りしたくない、高品質のインナーダウンをコスパ重視で手に入れたいという方にとってTAIONは最強の味方と言えるでしょう。
私はもう冬はTAIONなしではとても考えられません。そのくらい素晴らしいダウンメーカーだと思います。
マストバイです。間違いありません!