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インナーダウンは超便利アイテム
本格的な冬がやってくる気配。寒くなってくると、「今の所有物で真冬は大丈夫だろうか・・・乗り切れるだろうか・・・」と、心配性な私は必要以上に怯えてしまいます(笑)
そんな時、皆さんは何を物色しますか?ダウン?ウールコート?はたまたマフラー、手袋?
私は結構インナーダウンだったりします。
こちらは昨年購入したTAION(タイオン)のもの。画像ではバブアーSL(ナイロン)の下に着こんでいますが、ミドルレイヤーとして活用できるインナーダウンは、様々なアウターとの合わせを愉しむことが出来ます。アウターの中にニットやスウェットも良いですが、保温性は勿論、コーディネートを愉しめる幅も広がるという気がしています。
個人的には、アウターよりも比較的コストも抑えられる分、バリエーションを揃えることのできるインナーダウンは真冬の必須アイテムの一つだと思っています。
更に、真冬以外は薄手のアウターとして独立した使い方もできますし、ミドルレイヤーとして着こんでいる場合、気温が上がれば脱いで持ち歩くことも出来ます(パッカブル仕様のものが多いですからね)。
つまり、色々な意味でインナーダウンは非常に使い勝手の良いアイテムだと言いうことです。
おすすめのインナーダウンをご紹介
では、お勧めのインナーダウンをご紹介していこうと思います。価格帯はファストファッションのものからハイスペックなものまで幅広くいきます!
①ユニクロ
出典:ウルトラライトダウンコンパクトジャケット (MEN) | ユニクロ (uniqlo.com)
まずはUNIQLO。言わずと知れた名作ウルトラライトダウンコンパクトジャケットです。ダウンの保温性の高さの目安となるFP(フィルパワー)は「640FP以上」の表記。
温かさもですが、名前の通り他の追随を許さない軽さが最大の特徴と言えるでしょう。パッカブル具合も最高クラス。とても小さくまとめることができ、付属の袋に入れることが可能。
デザインはクセのないシンプルさで迷ったときはこれを買っておけば間違いはないと思います。価格も勿論グッドプライスの4,990円。
②無印良品
出典:軽量オーストラリアダウンポケッタブルノーカラージャケット 紳士S・ダークネイビー | ジャケット・コート | 紳士・メンズ 通販 | 無印良品 (muji.com)
無印良品のインナーダウンはオーストラリアダウンを使用したポケッタブル仕様。ユニクロを凌ぐ750FPを誇り、価格は明らかにユニクロを意識しているであろう同額の4,990円になっています。
先日店頭で見たり触ったりしてみましたが、これは要注目だと思いました。デザインは良くも悪くも特徴がなく自然にコーディネートに馴染むでしょう。無印らしい特徴だと言えますね。なかなか良いです。コスパはひょっとするとウルトラライトダウン以上かも。
③ワークマン
https://workman.jp/img/goods/S/36538_t1.jpg
ワークマンからもリリースされています。商品名は「洗えるフュージョンダウンライトジャケット」。価格はなんと2,990円。裏地がワークマンお得意のブラックアルミになっており、保温性はある程度担保されていそうですね。インサレーションは「ダウン」と銘打っているからにはダウンが入っていることは間違いないでしょう。未確認なのですが恐らく何かとの混紡かと思われます。
ワークマンのアウターは、サイズ感を間違えなければ(大体は大き目が吉)最近デザイン性も上がってきているのでチェックする価値はあるかと思います。元々ワーク、アウトドアは得意な分野なので機能性は低くないのではないでしょうか。
④TAION(タイオン)
TAION(タイオン)は過去記事でもご紹介しました。
インナーダウンに特化した日本発のブランドです。専業ブランドと言ってもいいでしょう。なので、春夏は何してるんだろうとこの前ふと思いました(笑)
楽天で「インナーダウン」と検索を掛ければ上位にはTAIONのアイテムがズラッと出てきます。それだけ、ここ数年で巷の信頼を勝ち取っているという事でしょう。
最近デザインやタイプも様々バリエーションが増え、セレクトショップやブランド別注も増えてきています。比較的気軽に手を出せる価格帯の設定も魅力。
私も所有していますが、まず間違いのないブランドだと思います。専業のようなブランドなのでそのへんはさすが。
TAION(タイオン)については是非過去記事をご覧ください。詳細に綴っています。
以下おすすめアイテムのみご紹介します。
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TAION(タイオン)クルーネックボタンダウンジャケット インナーダウン ダウン ジャケット クルーネック メンズ 104 価格:6,160円 |
最もベーシックでブランド設立当初から存在するモデルはこちら。キルトは格子状になっています。色々試しても最後に戻ってくるところはここかもしれません。非常にしっくりくる仕様です。
650FPを誇り、保温性や使い勝手も抜群です。
こちらはユナイテッドアローズグリーンレーベルリラクシング等のセレクトショップで今季良く取り扱っているミリタリーテイストのアレンジモデル。
ミリタリーっぽいひょうたんキルトとサイドの開閉ジップが印象的です。インナーダウンには勿論、単体でサマになるようにとの狙いが見て取れる一品ですね。
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価格:7,920円 |
ビームスライツ別注のこちらは縦キルトとチャイナスナップが特徴的なモデルです。これはデザイン性が高く、TAIONだとは一見して分かりませんね。ビームスライツのセンスが光るアイテムになっています。チャイナジャケットは最近個人的に気になっているディテールでもあります。
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価格:9,900円 |
⑤ダントン
フランスの老舗ワークブランドDANTON(ダントン)。過去記事でもご紹介したように、日本の「ボーイズ(B-shopの運営会社)」が権利を買い取りデザインから手掛けています。
「胸にワンポイントがあると、何故かオシャレに見えてしまう」ブランドの代表格。そんなダントンですが、このインナーダウンは同ブランドのロングセラーアイテムの一つですね。相変わらず人気があるようです。
ダウン90%、フェザー10%となっていますが(この比率は黄金比率と言われており、ダウン100%だと柔らかすぎて型崩れが起きやすくなります。10%のフェザーは型崩れ防止のための硬さを保つためです)、FP(フィルパワー)の表記がないのが残念なところ(ないということはどういうことなのか、想像にかたくないですね)。しかし、市場の信頼を勝ち取っていることを鑑みれば機能性も高いことが伺えます。
ユニクロやTAION(タイオン)よりも少しだけ良いモノが欲しい方にはおすすめ。特に女子が着用すると可愛いですね。
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ダントン DANTON クルーネック 軽量 インナーダウンジャケット メンズ ユニセックス レディース 2021秋冬 DT-A0001 DT-A0025 【送料無料】 0716 価格:19,250円 |
⑥NANGA(ナンガ)
NANGA(ナンガ)は日本発のシュラフ製造からスタートした本格ブランドです。100%フランス産のホワイトダックダウンを使用しており、行程は日本国内で熟練の職人さん達が行っています。
アウトドアフリークや服好きからは必ず一目置かれる存在で、インナーダウンに関してもやはり一味も二味も違う質の高さを誇っています。
さすがの品質だというのは画像からも十分伝わるかと思いますが、ふんわり柔らかく、軽さも極上。若干値は張りますが十分投資する価値はあることでしょう。
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価格:26,400円 |
私も欲しいです。
⑦マウンテンイクイップメント
マウンテンイクイップメントはイギリスのアウトドア専業ブランドです。コアなアウトドアフリークから厚い信頼を勝ち取っている本格的なブランド。ザ・ノースフェイスやパタゴニアほどの知名度は日本ではありませんが、その本格的なスペックと、実は高いコストパフォーマンスは一見の価値ありです。他人とも被りにくい格好良いブランドですよ。
このインナーダウンジャケットは800FPを誇り、保温性は言及するまでもありませんが、特徴的なのはスリムフィットなデザインとメカニカルストレッチと呼ばれる伸縮性の高い生地で、身体の動きに合わせて高いストレッチ機能を発揮する為、密着度合いと反比例した抜群の動き易さを誇ります。
前立てがジップアップで前項までにご紹介したものよりもスポーティーな印象ですが、使い勝手と機能美重視ならこれです。
耐久性の高さも折り紙付きなので長く愛用できるでしょう。
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マウンテンイクイップメント ストレッチ・ダウン・カーディガン ME425172 メンズ/男性用 ダウン STRETCH DOWN CARDIGAN 2021年秋冬 価格:24,200円 |
⑧ザ・ノースフェイス
ザ・ノースフェイスもご紹介。ノースフェイスのインナーダウンはダウンと化繊綿のハイブリッド仕様。そうすることで、ダウンの唯一と言っても良い弱点である水濡れに対する弱さへの対策としています。
シームが斜めに入っており、かなりシャープな印象です。いかにもノースフェイスらしいソリッドな雰囲気を醸していますね。
ノースフェイスは若干名前ばかりがひとり歩きしている印象もあるブランドですが、その実、品質もデザイン性も高く、決して買って損をするブランドではない事を書き添えておきます。
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価格:27,500円 |
⑨バンブーシュート
バンブーシュートからはミリタリーライナーから着想を得た、非常に格好いい一着がリリースされています。さすがはバンブーシュート、雰囲気が抜群ですね。
ヴィンテージに深い造詣があるバンブーシュートオーナーの甲斐氏が手掛けるインナーダウン(ライナー)はやはり古着のような、昔のミリタリーもののような趣のある逸品に仕上がっています。
ダウンと述べましたが、インサレーションはプリマロフトが使用されているので厳密にいうとインナーダウンではありません。しかし、プリマロフトはもしかしたらダウンよりも軽くて温かいのではと言われているほど優秀なマテリアルなので保温性の心配は皆無。アメリカ軍の防寒着にも良く使用されているとの事です。
表面は勿論リップストップになっており、裂けにも強い、正にミルスペックなつくりだと言えます。
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価格:36,300円 |
⑩ロッキーマウンテンフェザーベッド
アメカジ好きには堪らないブランド、ロッキーマウンテンフェザーベッド。私の憧れのブランドの1つでもあります。
1960年にアメリカで創業したロッキーマウンテンフェザーベッドは、もともとカウボーイの防寒着を作っていた伝統のあるブランド。
ロッキーマウンテンフェザーベッドのダウンウェアはその縦キルティングが非常に有名なディテールです。
大体何故横や斜め、ブロック型等にキルティングを入れるのかと言えば、インサレーションのダウンやフェザー等が徐々に落ちていってしまうからなのですが、ロッキーマウンテンフェザーベッドのダウンウェアは最高品質のホワイトダックダウンを使用しており、FPが滅茶苦茶高い為そうする必要がなく、縦キルトが成り立っているのです。
つまり、この縦キルトはロッキーマウンテンフェザーベッドの品質の高さの象徴と言えるわけです。
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Rocky Mountain Featherbed ロッキーマウンテン シックスマンス ダウンカーディガン 200-192-23 インナーダウン コーデュラ メンズ 価格:41,800円 |
その品質の高さ故やはり値が張ります。いつかは手に入れたいですね。
まとめ
というわけで、お勧めのインナーダウン10選をお送りしました。
インナーダウンの元ネタは、バンブーシュートの項で述べたように大体はミリタリーコートの中に防寒用として付属しているライナーです。それが近年は「インサイドアウト」という概念で、それ自体を独立したアイテムとして成り立たせるようにデザインし、汎用性を高めたという流れと言われています。
一昔前はインナーダウンでオシャレなものはあまりなかったように感じますが、近年はその傾向から完全に脱却しました。
かくいう私もインナーダウンを活用し始めたのはここ数年です。
きっかけはこれ。おすすめ10選には入れませんでしたが、日本が誇るアウトドアブランド「モンベル」の傑作「スペリオダウン」。このアイテムの良さに触れてから一遍にインナーダウンの素晴らしさに気付き始めたのです。
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mont-bellモンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men's インナーダウン 軽量 800フィルパワー 人気 ジャケット SNS あったかダウン 薄型 価格:11,880円 |
真冬でも着こなしが愉しめ、保温性を保証してくれ、真冬以外はカーディガン感覚で独立して活躍してくれるインナーダウンは、どんな方でも必携のアイテムだと言えるでしょう。
おまけ(今日のネコ)
何気ない一幕ですが、まあ微笑ましいものですね(笑)
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