[はじめに]
先日、風邪をひいた記事を上げました。
たくさんの方々から心配して頂くコメント等をもらい、とても嬉しく思いました、心から感謝申し上げます。
このコロナ禍の中で、いつ誰が新型コロナに感染するかもわかりません。加えて普通の風邪もひくと大変だという事を骨身に染みて感じました。
皆さまもご自愛頂きますよう願っています。
目次
ワークなムードに寄り添ってくれる良品
特定のブランドに執着する傾向が薄い私ですが(広く浅い(笑))、オアスロウはいつも注視している存在です。
過去記事でUSネイビーショールカラージャケットをご紹介しましたが、秋になるまで隠しておいた(笑)アイテムがもう一つ、実はあったのです。
それがこちら
エンジニアジャケット(ブラックデニム)です。
ワークなムードにどっぷりハマっている筆者としては、今年の秋にヘビロテしそうな予感がムンムン立ち込める良品。今回はこちらをご紹介していきたいと思います。
このオアスロウのエンジニアジャケットは残念ながら現行品ではないため、当記事の最後には他ブランドのエンジニアジャケットのご紹介もしていこうかと思っています。
オアスロウのおさらい
出典:オアスロウ公式サイト | orSlow official Site
前回記事のおさらいになりますが、オアスロウは兵庫県発のブランドで、デザイナーは仲津一郎氏。児島デニムで有名な岡山県の児島で研鑽を積んだ、ヴィンテージ、紡績について一流の知識や技術を持った素晴らしいデザイナーさんです。
出典:オアスロウ公式サイト | orSlow official Site
深い歴史を持つジーンズやワーク、ミリタリーに非常に深い造詣を持っていて、そこに自分なりの新しい解釈をエッセンスとして加えている様は、日本発のブランドの素晴らしさを堪能させてくれる稀有な存在だと言って良いでしょう。
オアスロウのアイテムが放つ存在感や確かな個性は、服好きなオトコの心を途端に掴んでしまう魔力を持っています。
私も、長年魅了され続け、今に至るというわけです。
オアスロウ・エンジニアジャケットのご紹介
まずはディテールから行きましょう。
①漆黒のブラックデニム素材
以前ご紹介したUSネイビーショールカラージャケットは淡いインディゴデニムでしたが、こちらは対照的な漆黒のブラックデニム。後述しますが、冬はインナー使いをしますので、恐らくそれを想定して軽オンスの軽やかさのあるデニム生地になっています。デニムですが嵩張らず肌にも馴染みます。
画像では伝わりにくいですが、ブラックデニムはかなり漆黒で男っぽい格好いい表情を見せます。使っていくとアタリが出たりして薄らいでいくかもしれませんが、数年使ってもあまりそれは感じられません。
インディゴも良いですが、やはりオトコというものはブラックが好き(笑)勝手にそう思っています。
②「映え」が良いゴールドのボタン
ボタンはゴールド。ボディのブラックに、ゴールドのボタンが非常に映えます。
「or Slow(オアスロウ)」の刻印が入っており気分が上がります。ここは経年変化していくといい味が出てきそうですね。
③「気分」なショート丈と各所のワークディテール
エンジニアジャケットとは軍の工場で作業をする際に着用していたものがルーツです。作業の邪魔になりにくいよう、襟が省略され、短めの丈になっているものが多い様子。ポケットもその流れでパッチポケットになっています。
このアイテムも例に洩れず先述のディテールがきちんと表現されています。
ルーツの影響で省略された襟も、ファッション着になればスマートさの表現に繋がったり。そういうところが面白いですね。
私はノーカラーのアイテムが大好きなのですが、立体的な襟があるシャツやジャケットの方が比較効果で小顔に見えるらしいです。確かにそうだなとは思います。
ファッションユーチューバーさん等は、「小顔効果のあるものの方がモテる」と良く言ったりしていますが、私は別にモテるというのを目的にはしていないのでそこは関係ありません。
④コーディネート
着用イメージです。173㎝66㎏(風邪を引いてさらに痩せました・・・)の私がサイズ2を着用しています。
インナーのカットソーはタコマフジレコード
パンツはスウェディッシュミリタリーのパンツ
シューズはパラブーツのアヴィニョン
となっています。
いやあ、良いですね(笑)(自分で言う?)
プリントTに軍パン、レザーシューズで合わせましたが、中にシャツを着たり、チノパンやスラックスでも面白いかもしれません。足元はスニーカーも問題なくハマるでしょう。
個人的な好みでは、この漆黒デニムのインナーにはヘザーグレーのものを合わせるのが好きです。とても色の相性が良いかと思います。
ご覧のように適度な余裕があり、着心地はデニムとは思えないほど柔らかく馴染みが良いです。やはり、ゴールドのボタンも効いており、良いアクセントになっているようです。
秋や春はカーディガン感覚で羽織り、冬は上にジャケットやコートを重ねることが出来ます。サイズ感を間違えなければ3シーズン使用することが出来るお役立ちアイテムだともいえるでしょう。デニムって意外と保温性も高いですしね。
この秋、活躍しそうな予感がプンプン漂います。
おすすめのエンジニアジャケット
先述したように、このオアスロウのエンジニアジャケットは残念ながら現行品ではないのでリンク等を貼ることが出来ないのですが(中古でたまに出ますのでそれに期待するしかないですね)、他ブランドのものをいくつかご紹介したいと思います。
①ジャパンブルージーンズ
まずは桃太郎ジーンズの兄弟ブランドである「ジャパンブルージーンズ」から。言わずと知れた岡山は児島のブランドの代表格です。
オアスロウのものと同じく、軽オンスの軽やかなデニム生地を使用したジャケット。ゴワツキなどはなくさらっと羽織れそうです。雰囲気もさすがに良く、トレンドに左右されず長く愛用できることでしょう。
因みにこちらは大阪のオシャレなセレクトショップ「ロココ」さんの別注になっています。
価格:19,800円 |
②スペルバウンド
お次も、岡山発のブランド。スペルバウンドはレディースのパンツが有名なDMG(ドミンゴ)のメンズラインになります。
スペルバウンドは割と最近立ち上げられたブランドだと思いますが、もっと世間的に評価されてよいのでは?と思うほど、いつも良いアイテムを作っています。
コスパも良く、手頃にメイドインジャパンの良品を入手したいならチェックしてみるべきなのではないかといつも感じる隠れた名ブランドと言えるでしょう。
このエンジニアジャケットも非常にいい発色で(スペルバウンドのオリーブグリーンの発色はとても良いのです)、シルエットも野暮ったくなくさらりと着られそうです。バックサテン生地を採用してあり、言わずもがなの丈夫さと雰囲気の良さを醸していると思います。
価格:15,400円 |
③キャルオーライン
ここ数年、急速的な勢いで各有力セレクトショップ等でも取り扱われ始めている「キャルオーライン」。「CAL O LINE」と表記するのですが、私はずっと「キャロライン」だと思っていました(笑)
このキャルオーライン、なかなかに気鋭のブランドで、2015年発足なのですが、アメリカ西海岸のサブカル臭を漂わせながらもそのアイテム作りには抜かりがなく、モノ好きな大人の支持をあっという間に獲得しています。
このエンジニアジャケットも随所に拘りが詰まっており、3本針縫製やカンヌキ止めが施されていたり、デニムではなく敢えてコットンツイルというところも面白い。思わず本気で欲しくなりそうな(笑)グッドアイテムになっています。
適度にストレッチ性のあるコットンツイルなのでデニムよりも更に着やすいでしょうね。シルエットのバランスも抜群です。
[CL211-013] CAL O LINE(キャルオーライン)ENGINEERS JACKET(エンジニアジャケット/ジャケット) KZ 価格:17,600円 |
勿論日本製。
④オアスロウ・エンジニアシャツ
オアスロウはエンジニアジャケットのディテールを基に作ったシャツは現行として在りますのでリンクを貼っておきます。シャツもとても素晴らしいですよ。女性にもおすすめです。
【orslow】 NO COLLAR SHIRTS NAVY ノーカラーシャツ ネイビー オアスロウ 日本製【送料無料】 価格:17,380円 |
orSlow(オアスロウ) ノーカラーワークシャツ(01-8073) 価格:23,100円 |
orslow オアスロウ ORSLOW 01-8073-95 NO COLLAR INNER SHIRTS DENIM ノーカラー デニムシャツ日本製 送料無料 価格:23,100円 |
まとめ
ワーク、ミリタリーのトレンドは近年継続していますが、まあ、トレンドだから選んでいるわけではなく、やはり実用着にルーツを持つアイテムというのは根拠の力も強いし、機能美が漂っていたりで、なんだかんだ言っても格好いいですよね。どうしても行きつく先であるというか・・・。
エンジニアジャケットは、着こなし次第で3シーズン使えるアイテムであることも間違いなくお勧めできる理由の一つです。
小顔効果は期待できませんが(笑)良ければお試しください。
オアスロウに関しても今後まだ紹介していないアイテムもあったりするので、その内登場するかと思います。その際にはまたこのブランドの持つ魅力をご紹介したいです。
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