- ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023秋冬販売開始
- 「ホワイトマウンテニアリング」と「ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング」
- ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023秋冬購入レビュー
- まとめ
ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023秋冬販売開始
ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023秋冬コレクションですが、発売前プレビュー記事を9/28に投稿したところ、相当多くのアクセス数を稼いでおり、思っていた以上に世間の注目度は高かったのだと実感していました。
10/13(金)の販売開始日、オンラインストアでは午前10時から約30分ほどサーバーがダウンする事態に。購入できるのかどうか若干焦燥感に駆られたほどです。
結果から言うと、先日述べたユニクロU2023秋冬と違い展開店舗に制限をかけておらず余裕をもって入手することが出来たのですが、後述するように今回のユニクロアンドホワイトマウンテニアリングの2型は親しみやすいデザインと高いコストパフォーマンスが魅力なので、是非この冬多くの方々に手に取ってもらいたいと思えるアイテムになっています。
「ホワイトマウンテニアリング」と「ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング」
ホワイトマウンテニアリングとは
出典:UNIQLO and White Mountaineering 2023年秋冬コレクション|UNIQLO
ホワイトマウンテニアリングは相沢陽介氏が設立した日本のブランドです。相澤氏は元々ジュンヤ・ワタナベに属していたデザイナー。ジュンヤはコムデギャルソンに属するブランドなので、相澤氏もまた「川久保チルドレン」と呼べる方の一人でしょう。現在世界的に活躍している日本人デザイナーのうち、コムデギャルソン出身の方は非常に多く存在しています。本当にコムデギャルソンというのは日本が世界に誇る存在ですよね。
ホワイトマウンテニアリングはそのネーミングからも分かるようにアウトドアブランドではあるのですが、デザイナーズ出身である相澤氏はそこにスタイリッシュでラギッドなテイストをふんだんに付加し、ある意味唯一無二の世界観を表現しています。アウトドアだけれどもスタイリッシュでギミックフル。ビジネス面で見てもなかなかブルーオーシャンな領域に位置しているブランドだと言えましょう。
・・・いや、単純に凄く格好良いと一言で纏めておきましょう。本当に凄い人だ、この方は!
ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング
そんなホワイトマウンテニアリングがユニクロとタッグを組んだのは2021年の秋冬。当時はやや唐突な発表だったのですが、虚を突かれたこともあり相当胸が躍ったのを覚えています。
ユニクロは近年クリストフ・ルメールやJWアンダーソン、マルニ、そしてジル・サンダーといった海外のデザイナー(またはデザイナーズブランド)とコラボすることが多かったのですが、やはり国内の一流デザイナーとのコラボは待望でもありました。そして、ホワイトマウンテニアリングとの親和性は高い気もしたのです。
実際、ユニクロのインラインアイテム(ハイブリッドダウンやフリース、ウルトラライトダウン)を相澤氏が新解釈して展開したユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2021は刺さるアイテムが多く、結局3型購入しました。
今回のユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023秋冬は概報の通り2型と少し寂しい展開数ではありますが、やはりスルーする訳にはいきません。
ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023秋冬購入レビュー
フリースフルジップパーカ購入
購入したのはフリースフルジップパーカ4,990円、カラーはダークグリーンです。
2型のうちこちらを購入した理由は、インナーダウンタイプは2021年に購入していて未だ愛用しているからです。勿論今回アップデートされてはいますが、敢えて買い足すほど必要ではありませんでした。
フリースフルジップパーカもブラックかダークグリーンで迷いましたが(インフルエンサーのように全型購入などは流石にしません)、最近特にアウターはブラックばかり選ぶ傾向があったので敢えてこちらのダークグリーンを選択しています。
インラインとの違い
繰り返しになりますが、ユニクロアンドホワイトマウンテニアリングは、一から型を開発するのではなく、ユニクロインラインのアイテムを基に新解釈したものになっています。このフリースジャケットも元は「ユニクロと言えば」なアイテム。
ホワイトマウンテニアリングは定番的なアウトドアブランドのアイテムとは違い、デザイナーズ出身らしいギミックや切り返しを組み込んだデザインを得意とするブランドですが、まさにユニクロのフリースに「らしい」味付けをしたような仕様になっています。
このように各所に素材の切り返しが入っており、デザインが良く考えられている様が見て取れます。量販店で安価に販売されているフリースとの差別化になっていて、安っぽさが解消されている要因に。使っている素材はユニクロインラインのものと同じですが明らかに違って見える。しかも嫌らしくない絶妙な塩梅で。この辺りにやはり相澤氏とホワイトマウンテニアリングの凄味を感じたりしました。
ラグランスリーブやインネックのテープなどでシルエットも綺麗に見える工夫もなされています。
全体的な出来(コスパ)
価格が4,990円という事ですが、これはインラインのボアフリースジャケットと大差がないという事になります。盛り込まれたギミックの多彩さを鑑みると、相当高度なコストパフォーマンスを誇っていると評価することが出来るでしょう。
もしもホワイトマウンテニアリング自体を知らない方でも、間違いなく満足できる出来の良さ。個人的にはインラインのボアフリースを買うくらいなら圧倒的にこちらをお求めになることをおすすめ致します。クオリティは全体的に◎です。
サイズ感、コーディネート
アウター:ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング
カットソー:ハリウッドランチマーケット
シューズ:アディダス HANDBALL SPEZIAL(ハンドボールスペツィアル)
173㎝61㎏でXLサイズを着用しています。
私はアウター使いを想定してリラックスフィットになるようXLサイズを選択しましたが、実はこのアイテム、アウターの中に着るミドラーとしての運用も可能。もしもそのような想定をするならばLサイズを選んでいたかと思います。
保温性に関しては文句なし。真冬のアウターとしてはやや物足りないですが(地域によってはいけると思います)今からの季節に活躍しそうです。
身頃がボアフリース、袖が通常のフリースに切り替えてあるため、保温性の高さの割にシルエットが綺麗に出ます。
私もそうなのですが、ボアフリースを着用した時の腕部の野暮ったさが苦手だという方には非常におすすめ。着心地も良く軽いのでストレスフリーです。この辺りは流石はユニクロといったところです。
「キメて」着るものではないと思いますので、余り気を付けてコーディネートするというよりも自分なりにいい意味で適当に着るという運用が向いているかと思います。よくできたデザインなので、そのように着ても意外と安っぽく見えずサマになったりします。
まとめ
これだけのデザイン性を有していて、品質的にも上々。4,990円という価格設定は、物価高騰に嘆く昨今に於いてなかなか感動的な値付けです。極めて良心的だと言って良いでしょう。
先述したように使い方も工夫すればアウターからミドラーまで幅広いし、総合的に見てコストパフォーマンスはかなり高いと言って良いかと思います。
ホワイトマウンテニアリングという、日本が誇るアウトドア・デザイナーズブランドのエッセンスに触れるいい機会だという意味も含めて、ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング2023はマストバイとここに言い切りましょう。
出典:「リサイクルハイブリッドダウンジャケット」を使った着こなし| ユニクロ公式 (uniqlo.com)
もう一型のリサイクルダウンハイブリッドダウンジャケットも、私は一昨年クルーネックバージョンですが購入しているのでスルーしましたが、非常に良い出来と思うので気になる方は是非チェックしてみて下さい。なお、幅広い実店舗でも販売されているので是非立ち寄ってみて下さいね。
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