YMのメンズファッションリサーチ

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【予想】どうなる、ユニクロU2024春夏コレクション 今期の小出し戦略からその行方を占う!

 

ユニクロU2024春夏コレクションを占う

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

まだまだ寒い日が続きますが、例年だともうすぐユニクロUの春夏コレクションリリースの情報が届いてくる頃合いです。

ユニクロUのローンチを毎期楽しみにしている私は、何かワードローブに足そうかななどと考えても、「ユニクロUを見てから考えねば」と踏みとどまることも少なくなく(でないと結局ものがいっぱいになってしまうから)、このくらいの時期もそういう意味では重要な季節と言えるのです。

 

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

かつてエルメスやラコステで辣腕を振るった、世界でもトップクラスのデザイナーであるクリストフ・ルメール(最近他のはてなブロガーの方から教えて頂いて知ったのですが同姓同名の競馬騎手の方がいるようですね)率いるデザイナーズチームがディレクションするユニクロU。2024春夏コレクションの発売日や内容はどのようになるのでしょうか。

 

よもやの小出し戦略

というわけなのですが、今期のユニクロUはいつもと若干趣きが違うように感じられています。

それはどういう事かというと・・・。

 

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12月のあたまにエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(長袖)

 

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年末にはドローストリングショルダーバッグの新作。

 

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

そして1月中旬にオープンカラーシャツ(長袖)ドローストリングバックパックと、立て続けに先行アイテムをリリースしているからのです。

今までも、1~2アイテムを先行販売するケースはありました。事実、2023春夏も2023秋冬もその手を使っていたことは事実。

しかし、既に4アイテムというのはどういうことなのか?これはあくまでも主観がだいぶん入った予測ですが・・・

  1. 先行販売アイテムを増やすことで本発売日を大幅にずらす
  2. 先行販売アイテムを増やすことで本発売日の購入殺到現象を軽減させる(ここ数期の発売日はくまなくサーバーがダウンしている)
  3. 今後も小出しが続いて、ユニクロUはインラインに半分くらい吸収される感じになる

といった推察をしてしまいます。

 

詳細な考察

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

1.先行販売アイテムを増やすことで本発売日を大幅にずらす

⇒通常だと大体ユニクロUの春夏コレクションは2月の初頭位に販売開始になります。2023秋冬は2月10日でした。

この発売日を何らかの理由でずらしたい意向があり、小出しにしているとしたら案外辻褄が合います。

 

2.先行販売アイテムを増やすことで本発売日の購入殺到現象を軽減させる(ここ数期 の発売日はくまなくサーバーがダウンしている)

⇒ユニクロUはユニクロ屈指の人気コレクションです。発売日当日はオンラインストアがサーバーダウンするのが恒例化しており、それなりの苦情も寄せられている事でしょう。実店舗には行列ができることも。

ここに対する対策を今までなかなか打てていなかったのは間違いない事実で、まさに小出し戦略こそがその対策だったとしたらこれもまた辻褄が合います。

ただ仮にそうだとすると、先行販売されたアイテムのラインナップを鑑みた場合、その効果はごく僅かな気もしますが・・・。

 

3.今後も小出しが続いて、ユニクロUはインラインに半分くらい吸収される感じになる

⇒そもそも、「〇月〇日販売開始」と銘打って一気に多くのアイテムをリリースする手法ではなく、定期的に一つずつ小出しにしていく方向に舵を切ったとしたらいかがでしょう。

いつの間にか私たちはユニクロ(に限らずですが)の特別コレクションはリリース日にほぼすべてのアイテムが同時リリースされるものだと思い込んでいる(刷り込まれている?)節があります。しかし、他のインラインのアイテムは別にそういったことはなく、定期的に告知もなく店頭に並びます。

ユニクロUもそういうインラインの物に近い扱いになっていくという可能性もさもありなんですね。

しかし、折角のユニクロUの価値が落ちる気もするし、告知がほぼほぼないので私のように常に追いかけていても見逃してしまう事もあります。

仮にそうだとしたら、他のユニクロ&JWアンダーソンやユニクロC等といった特別ラインの行方も気になってしまいます。

 

まとめ

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

今回の内容は完全にただの考察です。

恐らく2月の初旬位にはこれが当たっているのかどうかといったことの答えは出るかと思いますので自分でも楽しみにしています。

最後に言及しておきたいことは、ここ数シーズンのユニクロUやユニクロ&JWアンダーソンといった特別コレクションについて、郊外ではフルラインナップ店舗とされている箇所でもフルラインナップが店頭に並ばないようになっています。

これまではそんなことはなく、些か落胆するというか、はっきり言ってかなり納得いっていません。

私は熊本県に住んでいますが、熊本県内の2か所のフルラインナップ店舗でも一部のアイテムしか取り扱いがないことがここ数シーズン続いています。つまり熊本に居住していたら、フルラインナップについては事実上オンラインストアでしか手に入らないということになってしまいます。

 

出典:ユニクロ公式オンラインストア

 

ユニクロはそもそもチラシ戦略に重きを置いていて、マーケットの裾野たる「地方」を重視してきた背景があります。

それをここにきてないがしろにするような戦略はやめて欲しいです。

確かに都心に比べて熊本なんかはファッション感度がどうしても低いことは否めないので、インラインと違って特別コレクションの売れ行きは伸びないのかもしれないし、近年のユニクロが日本国内よりも海外に向けたグローバルな戦略を重視しているのは知っています。それと、特別コレクションに拘らなくとも総売り上げは好調をキープしているどころか増収傾向にあることも。

でも、ずっと大事にしてきたはずの郊外のユーザーを軽視するようなことは考え直して頂きたいものです。

地方(郊外)にも、私のように特別コレクションを毎期毎期楽しみにしているユーザーは確実に存在しているのです。

ユニクロU2024春夏コレクション、熊本から楽しみにして待っています(届け!)と声を大にして叫び、今回の記事を締め括りたいと思います!郊外をないがしろにすると、中長期的視点で見た時に必ず後悔しますよ。

 

 

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