悩ましい夏の腕元のアクセントに
首、手首、足首。これを「3首」と呼称する事があります。
その心は、「先端部」というのは他者の視線が集まりやすいポイントであり、その最たる部分である3首に注意を払うと、グンと印象が良くなるという事。
「首」に関しては、いくら良いブランドのロゴが映えるトップスを着ていてもネックがよれていたりデザイン上よろしくなければ台無し。女性はネックレスを着けると一発で印象を変えることも出来ます。
「足首」は中途半端な丈のパンツを穿くと全くオシャレに見えない。アンクル丈のソックスがシューズからはみ出しているのもダサい。
・・・そして「手首」は?
暑くなってくると必然的に手首は露になります。そこに何もなければどこかのっぺりとした印象に。最も簡単なのは腕時計ですが、逆側の腕にブレスレットがあれば両腕解決という寸法。
・・・というわけで今回はアクセ初心者にもおすすめのアメリカンジュエリーブランド「ファーストアメリカントレーダーズ」のブレスレットをご紹介します。
メンズのアクセ選びは難しい
・・・とはいえ、メンズにとってアクセサリー選びはやや難易度が高いですよね。
女性の服飾文化は「着飾る」文化。自らを美しく見せる事が伝統的に当たり前で、如何に華美であるかが評定の基準になってきました。
それに対して男性は極めて実用的な文化であり、「着る、着ける意味合い」がなければ実に嘘っぽく、そして嫌味に見えてしまいます。
だから、「実用性がない」アクセサリーというものはレディースに特化したアイテムなのです。
唯一男性にとって意味合いのある装飾品と言えば腕時計。スマホで時間の確認ができる時代になったとはいえ、腕時計が嘘臭く感じられることはまずありません。
特に手首が露になる季節は腕時計があるのとないのとではスタイリングに雲泥の差が出ます。腕時計は必需なのです。
では、アクセサリーは?
これはもうある程度仕方ないのですが、あからさまに存在を主張するような大きなもの、存在感がありすぎるものは避けるべきでしょう。絶対に悪いとは言いませんが、かなり難易度が高いし、下手をすると他者に与える印象が悪くなってしまいかねません。
シンプルで品があり、ブランドの主張もない方がベター。さりげなさがポイントだと思います。特に初心者には。
心配は無用。個性がないものでも、本当に何も手首にないのと何かでもあるのとではかなり印象が変わるものです。要は、極論、何もないよりは何でも良いのです。
ファーストアメリカントレーダーズとは
出典:ファーストアメリカントレーダーズ公式HP
何でも良いと言っても・・・。
そんなメンズにご紹介したいのがファーストアメリカントレーダーズ。
ブランドのネーミングからも分かるように、アメリカの先住民であるネイティブアメリカンのアーティストが手掛ける、オールUSメイドのシルバージュエリーブランドです。
1974年にアメリカのニューメキシコ州で創業したファーストアメリカントレーダーズは、古くから伝わるカッティングのテクニックやデザイニングセンスを後世に引き継いで行くという信念のもと運営されています。創業当時は小さな小屋一つからスタートしたファーストアメリカントレーダーズですが、今では多くのショップやブランドが取り扱う、世界的にも有名なブランドへと成長しました。
アメリカ製のハンドメイドにも関わらず手に取りやすい価格設定も魅力。しかしクオリティは決して低くはなく、確かな技術に裏打ちされたデザインや品質は世界中から高い評価を得続けています。
出典:ファーストアメリカントレーダーズ公式HP
一般的にネイティブ系のアクセサリーは、デザインは秀逸でもクセの強いものが多く、先述したようにシンプルな物を求めたいメンズにとっては敷居が高いことが多いのですが、ファーストアメリカントレーダーズは(勿論ゴツいものもラインナップされていますが)小ぶりでシンプルな使い易いものも多く、汎用性という側面から見た場合おすすめしたいアイテムが多くあります。
「アメリカ製」というオトコ心を擽る要素も相まって、初心者にもおすすめしたいブランドです。真鍮製も悪くはないですが、折角ならアメリカ製のシルバーアクセを選んでみたいところです。価格もお手頃だし、言う事はないと思います。
ファーストアメリカントレーダーズ・ブレスレット実品レビュー
・・・とはいえかく言う私も久々に購入したわけですが。
実品をレビューしていきたいと思います。
素材
出典:ココチヤ
素材はシルバー。もう少し正確に言うと「スターリングシルバー925」というものになります。シルバー925とはシルバーの含有率が92.5%の金属のこと。これは何も100%シルバーの物よりも粗悪だというわけではなく、極めて柔らかい素材であるシルバー100%の物を作ると、とても普段使いのアクセサリーとしては不向きになってしまう為です。
程よい硬さとしなやかさを併せ持ったシルバー925はタフながらもサイズ調節が容易で、簡単にグニャっと曲げて脱着することが可能。勿論サイズ調整も同様です。
因みに残りの7.5%は何が含有されているのかというと、ズバリ銅です。シルバー925の中でも、シルバー以外の7.5%に銅以外のアルミやニッケルなどを含有するものは「スターリングシルバー」を名乗れない規定があります。
スターリングシルバーではない普通の「シルバー925」表記のアクセサリーの場合はアルミニウムやニッケルなどが含有されている場合もあるようなのでアレルギーをお持ちの方は注意が必要。
デザイン
出典:ココチヤ
ざっと7種類くらい選択肢がありましたが、今回選択したのは「J」タイプ。
非直線的な、角度の付いたカッティングが程よいアクセントになりそうな気がして選びました。光の当たり具合や見る角度によって様々な表情を見せてくれそう。
ネイティブアメリカンの職人の技術が垣間見えるデザインは、非常に美しく感じ得ます。
太さ自体は華奢なのですが、だからこそ技術の細かさやハンドメイドの様が分かるというもの。他者目線では、注意を凝らして見ないと分からないというところもそそられます。
形は極々ベーシックなブレスレット。先述したように柔らかくしなやかなので簡単にグイっと曲げることができます。装着は非常に簡単。
更に軽さも際立っており、装着してもほぼほぼストレスはありません。
着用イメージ(サイズ感)
装着するとこんな感じです。私の腕の太さは標準かやや細身。ブレスレットの太さはやや華奢で細い部類と言えるでしょう。
前からスポッとはめて内側を簡単に調整すれば装着は完了です。
サイズはフリーサイズ。どんな方にも対応可能な作りになっています。
手首が露になる季節に、さり気ないシルバーのアクセント。あるのとないのとでは恐らく雲泥の差でしょう。
決して品は損なわず、あくまでも脇役に留める程度の存在感。
この「丁度良さ」がミソなのです。
まとめ
「アクセサリーを探してみたいけれど、何を見たらよいのか分からない」。そんな迷えるメンズにファーストアメリカントレーダーズはピッタリです。
「極論を言うと、何でもOK」とも述べましたが、モノが好きなオトコなら「アメリカ製」で「ハンドメイド」の物には惹かれずにはいられないでしょう。
しかもシンプルなシリーズのブレスレットならばアンダー10,000円。出自がしっかりとしていてデザインも格好良く、スターリングシルバー製でこれです。勿論経年変化も愉しむ事ができるし、言う事はありません。
この夏の手首のフォローを、ファーストアメリカントレーダーズに一任してみても損はないでしょう。
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