- ロサンゼルスアパレルは、全国民買って良し
- ロサンゼルスアパレルとは
- ロサンゼルスアパレルの凄さ
- ロサンゼルスアパレル 6.5oz(オンス)ガーメントダイ・ロングTレビュー
- ロサンゼルスアパレルのおすすめアイテム
- ロサンゼルスアパレルのまとめ
ロサンゼルスアパレルは、全国民買って良し
出典:https://facy.jp/article/men/news/post-108694/
シンプルな装いが好きで、メイドインUSAやメイドインEURO等に敏感に反応する私が、「ロサンゼルスアパレル」というブランドの名を聞いたのは2~3年程前のことだったと記憶しています。
無地系でアメリカのブランドと言えば「ヘインズ」「フルーツオブザルーム」「プロクラブ」「キャンバー」、そして、「アメリカンアパレル」等が思い浮かびます。
その中で、「アメリカンアパレル」こそが「ロサンゼルスアパレル」を紐解くキーワードな訳ですが・・・。
これから述べていく前にまずはっきりと言っておきましょう。
この「ロサンゼルスアパレル」のアイテムはかなり良いです。
凄いです。みんな買って良し。老若男女関係なし。ファッションが好きとか興味ないとか関係なし。今すぐ買いましょう。
・・・少し勢いが良すぎました・・・次項から、その理由をとくと述べていきます。良ければ最後までお付き合いください。
ロサンゼルスアパレルとは
それでは、気を取り直しまして、まずロサンゼルスアパレルの背景について述べていきます。
出典:The Cuse Clothes Line: March 2011
ロサンゼルスアパレルの創業者はダブ・チャーニー氏。2016年に同ブランドを立ち上げます。
このダブ・チャーニー氏、アメリカンアパレルの創業者にして元CEOだったのですが、取締役会で解雇を言い渡され退社しています。
理由は様々囁かれていますが真相は分かりません。
因みにアメリカンアパレルはダブ・チャーニー氏の解雇後に株価が一時上昇するのですがやがて倒産。その後カナダの世界的規模を誇るブランド「ギルダン」の運営会社に買収されます。そして生産拠点が現在は中南米に移されている事は付け加えておきたいと思います。
元々手頃な価格に見合わない品質と頑強さ、そしてシンプルながらも多彩なカラー展開等が魅力だったアメリカンアパレルですが、ダブ・チャーニー氏がアメリカンアパレル退社後に新たに設立したロサンゼルスアパレルはそのアメリカンアパレルのポリシーを踏襲しています。
自らが立ち上げた会社を追われた後に、似たブランド名で同じコンセプトのブランドを立ち上げる・・・なかなか色々な意味で凄い人だと思わずにはいられません・・・。
因みにロサンゼルスアパレルの立ち上げに伴って、倒産したアメリカンアパレルの社員300人余はロサンゼルスアパレルに移っています。アメリカンアパレルは現在も存在していますが、昔のアメアパとはほぼ別物だと思って良いでしょう。
この「ロサンゼルスアパレル」、以前のアメリカンアパレル時代よりも更に素晴らしいものになっており、ダブ・チャーニー氏のカラーがより鮮明に出ているのではと思わせてくれる内容になっています。
ロサンゼルスアパレルの凄さ
①ラインナップのベーシックさ
出典:ロサンゼルスアパレル公式HP
ロサンゼルスアパレルのラインナップは、基本的にはTシャツ、スウェットシャツ、スウェットパーカー、スウェットパンツといったベーシックなものです。
ファッション小物など例外も一部ありますが、アメリカンコットンを使用して製作できるアイテムがその芯の部分にあると思って良いでしょう。
これは他の無地系ブランドにも言えることですが、デザインがほぼ入っていないアイテムを中心に運営して、世界中に名を轟かせることが出来るって本当に凄いですよね。
②全てメイドインUSA
出典:【5分でわかる主要ニュース】ゾゾ前澤が世界初の一般月旅行者に、三陽商会が希望退職者を募集、カルティエのコンビニ...(9/16〜9/22)
以前のアメリカンアパレル同様、ロサンゼルスアパレルのアイテムは全てメイドインUSAです。
製品に使う糸の半分以上もアメリカ産で賄っており、コットンは勿論USコットン100%。昨今人件費の安いアジア製の物が増え、昔は当たり前だったUSメイドのものが少し遠い存在になっています。
「アメリカのブランド」と言ってもタグを見ればアジア製だったり、グローバル企業に発展すると拠点がアジアや南米などに移ったり。
アジア製が悪いとは言いませんが、特にいまの大人世代はアメリカ産の服に触れて育ってきたという感覚が根強いものです。
やはりなんだかんだ言ってもオールアメリカ製に拘っているロサンゼルスアパレルは稀有な存在だと言えるでしょう。
③縫子(ぬいこ)さんの顔プリント
ロサンゼルスアパレルのアイテムのタグには、そのアイテムを製作した縫子(ぬいこ)さんの顔プリントが付いています。これは私が結構好きなポイントで、アメリカの企業らしいというか、日本人にはあまりないような発想という気がします。
以前コムデギャルソンのシャツを買った際には検針印がプリントしてあったことはありましたが。
同じアイテムでも縫子(ぬいこ)が違えばタグも違うらしく、手が込んでいるし真実味が伝わりますよね。何かロマンティックだし、ヒューマニズムも感じます。正にブランドの信念を象徴している部分なのかもしれません。
④気軽に買える価格設定
「で?アメリカ製なんでしょう?高いんでしょう。最近アメリカ製やヨーロッパ製なんかはそれだけで値が張るものだもの!」
いやいや、そんなことはないのですよ。
ロサンゼルスアパレルのアイテムは非常に気軽に購入できる価格設定になっています。
出典:ロサンゼルスアパレル公式HP
例えば6.5オンスの比較的ライトウェイトのTシャツなら3,000円前後
ヘビーオンスのスウェットシャツやパーカーでも10,000円もしません。
この価格設定で本格的なアメリカ産のカットソーやスウェットシャツが購入できるというのは非常に驚きです。
アメリカンアパレル時代のポリシーが踏襲されているわけですが、時代は変遷してます。その中で「変わらない」という事は難しいのではと思うのですが、それだけ固い信念のもと運用されているという事の現れと言えるでしょう。
⑤日本のセレクトショップ別注アイテムがある
画像は日本のセレクトショップシップスのラインの一つである、シップスエニイ別注のスウェットシャツ。
後述しますが、ロサンゼルスアパレルのアイテムのシルエットはアメリカ人用に作られているので若干袖や丈が長かったりします(私はそれが良いのですが)。それを日本人体型に合わせてカスタマイズしている別注品。
価格:9,460円 |
このように、日本の有名セレクトショップが別注したり取り扱ったりしている事はなんだかんだと言っても一定の信頼の担保と言えるのではないかと思います。バイヤーの目に留まっているわけですしね。
因みにいち早くロサンゼルスアパレルのポップアップを開催し日本に紹介したのはジャーナルスタンダードだと記憶しています。その他フリークスストアやビームス、ビーバー等でも取り扱いがあります。
ロサンゼルスアパレル 6.5oz(オンス)ガーメントダイ・ロングTレビュー
そんなロサンゼルスアパレルですが、やはり試したくなりました。
ネットで購入することになるので、最初の一枚はライトなものから試してみようという事で・・・
こちらを購入。6.5oz(オンス)のガーメントダイロングTシャツ。
サイズ感はロンTで試すのが最も合理的。半袖だと袖丈の具合が分からないし、スウェットシャツだと最初からヘビー過ぎるからと言うのが理由です。
①カラー(製品染め)
カラーは「セメント」。ブラックやネイビーも良いですが、ホワイト系のものが欲しかったのと、このアイテムはガーメントダイ(製品染め)なので、その質感が分かり難いホワイトは避けたことからこうなりました。
このセメントカラーは見方によってははっきりしないアンニュイなカラーリングですが、最もコーディネートには馴染みやすいのではないかと思います。
ブランドによってはオフホワイトやオートミールと呼んだりする類のカラーリング。
「製品染め」とは出来上がったシャツをグツグツの熱い染料で丸ごと染め、産業用乾燥機で乾燥させて仕上げるものです。よって、濃いカラーリングのアイテムはタグごと染まります。
②質感
今回購入したのは6.5oz(オンス)のTシャツ。比較的ライトオンスで、ごわつきは少なくさらっとした手触り。しかし頑強さは十分伝わってきます。透けも一切なく、USコットン100%の品質の良さを体感することが出来る作り。この厚みでこの質感はなかなかお目にかかれないと思います。雰囲気も抜群。
先述したように産業用乾燥機で仕上げてあるのでふわふわした感触でもあります。
画像の通り、袖口はリブになっており、後述しますが多少袖が長くても逆に袖元にたるみが作れてトレンド感を醸すことも出来ます。腕捲りするのが好きな私にはとても嬉しい仕様でもあります。
③タグ
非常にシンプルなタグ。ブランド名よりもアイテムのカテゴリーや特徴が前面に出ているデザインなのは、いかにもアメリカンな感覚です。
捲るとメイドインUSAの表記。やっぱりこれが堪らないですね。
因みにタグに解れが見られます。これも製品染めの由来の一つで、決して不良品というわけではありません。
裏面には例の縫子(ぬいこ)さんの顔プリントが。先ほど載せた方と同じでしたね。同じアイテムを買っても違ったりするそうです。笑顔なのが良いですね。
④コーディネート(着用感)
173㎝66㎏の私がLサイズを着用しています。
ハバーサックのワイドパンツ、スペルガ2950と合わせました。
丈は気持ち長めです。しかしこのくらいが好みですね。肩は程よく落ちてリラックスフィットくらいと言った感じでしょうか。イメージ通りのサイズ感でした。
腕を捲りました。先述したようにリブになっているので留まりが良く非常にきまりやすいです。
腕捲りをしなくても袖口のリブのお陰で溜りができ、トレンド感を醸してくれます。良い作りですね。
アメリカンコットンの風合いと製品染めの柔らかい雰囲気が非常にハイクオリティに感じさせてくれます。
首元は若干モックネック気味に作られています。恐らく着込んでいくと良い感じに緩くなってきそうな雰囲気。
オアスロウのデニムジャケットを羽織ってみました。こういったアイテムとの相性は抜群ですね。足元はパラブーツ・アヴィニョンで締めています。
ロサンゼルスアパレル LOS ANGELES APPAREL ロンT 長袖 ガーメントダイ メンズ LONG SLEEVE T-SHIRT MADE IN USAレディース 価格:2,490円 |
上手く探せばこのくらいの価格で買えてしまいます(驚愕)!
楽天等で探すときに並行輸入品も混ざっているかもしれませんが、並行輸入品だとしても正規代理店以外が輸入しているだけで特に変わらないので問題ありません。私も良く並行輸入品を購入します。
ロサンゼルスアパレルのおすすめアイテム
ロンTを試したら次に行きたくなるのはヘビーウェイトのスウェットシャツです。14ozとかなり重厚なオンス数。
裏起毛で気温10度の環境下でも温かさを提供してくれる丈夫で地厚な生地、性別や体型に関係なくゆったりと着こなせるシルエットになっており、よりUSコットンの凄味を感じさせてくれそうなアイテム。ごくごくシンプル顔ですが実力は満点!私は次はこれです、多分。
ロサンゼルスアパレル 14OZ. ヘビーフリース クルーネック スウェットシャツ HEAVY FLEECE PULLOVER CREWNECK SWEATSHIRT HF-07 価格:6,980円 |
スウェットと同素材のプルパーカーも注目。カンガルーポケットに、触らなくても立ったままという抜群の立ちの良さを誇るフードはやはり魅力的なディテール。大人が着てもサマになるシンプルなパーカーでしょう。
価格:7,900円 |
もうはっきり言っておきます。今度の夏はハーフスリーブのTシャツを複数枚買いします。素材や作りはレビューした6.5ozのロンTと同じ。ハーフスリーブはかなりカラー展開も多いので思い切ってパープルやオレンジなどを選んでみても良いかもしれませんね。繰り返しますが恐ろしい安さなので数枚買っても大丈夫です。
価格:2,711円 |
最後にこちらはポケットTシャツ。ポケットが付加されると随分雰囲気も変わりますね。一枚での使いやすさならばこちらでしょう。
価格:4,180円 |
ロサンゼルスアパレルのまとめ
出典:"LOS ANGELES APPAREL" SHOP IN SHOP | TOPICS | BAYCREW'S GROUP
今回はアメリカの無地系ブランドロサンゼルスアパレルをご紹介しました。
現在世界中から注目されており、飛ぶように売れまくっているというロスアパ。今後の展開も楽しみです。
それではまとめます。
- ロサンゼルスアパレルはアメリカンアパレルの創業者が新たに立ち上げたブランド
- ロサンゼルスアパレルは全てメイドインUSA
- ロサンゼルスアパレルは高品質且つ高コスパ(びっくりする程)
- どんな人でも持っていて全く損なし!
しつこいですが本当に凄いと思います、このブランドは。
無地アイテムはどんな系統が好きな方でもどの年代でも邪魔になる物ではないし、品質やシルエット等も保証します。何と言っても気軽に購入できる価格も素晴らしい。
是非是非チェックしてみて下さい!
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ロサンゼルスアパレルはフリークスストアでも取り扱いがあります!
おまけ(今日のネコ)
記事を作成している間、ずーーっと乗っていました(笑)こういう時は動けないので(笑)おかげで少し腰が痛くなりました・・・。
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