YMのメンズファッションリサーチ

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【テック系のボーダーも良き】DAIWA PIER(ダイワピア)39のマルチボーダーTをレビュー

 

すっかりオキニのブランド

比較的何か一つのブランドに固執する傾向がない私ですが、ダイワピア39は最近結構何着も買ってしまっている所を鑑みると、好きなのだろうなと思っています。

最近テック系のブランドの勢いが強く、トレンドと言われるようになってから幾分か年月も経っていますが、私もいい歳ではあるので如何にもど真ん中のテック系ブランドはどちらかというとやや苦手。

その点ダイワピア39はバックグラウンドにフィッシング3大ブランドの1つであるDAIWA(ダイワ)があり(後はシマノとアブ・ガルシア)、それを街着に昇華しているというストーリーがあるので抵抗がなくなっている気もします。

勿論普通に格好良いしデザインセンスも高いので、若者にも人気があるし、全く以て良いポジショニングを取っているなと感心させられます。

さて、今回はそんなダイワピア39のテックドローストリングマルチボーダーTを購入したのでレビューしていきたいと思います。

 

ymfresearch.info

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ダイワピア39の過去のレビュー記事はこちらから。

ブランドについてもこちらで詳細に述べています。

 

ダイワピア39・テックドローストリングマルチボーダーTレビュー

大体私はボーダーと言えば基本的にセントジェームス・オーシバル・ルミノア等のバスクシャツを長年愛用していて、酷い時はそれ以外を「邪道だ」と言う時分もあったほどでした。・・・最近は随分そんな自分の論調も変わってきて、色々なブランドの様々なタイプもチェックし始めています。

今回購入したダイワピア39のテックドローストリングマルチボーダーTは、

  • 素材が化繊
  • マルチボーダー(プリント)
  • クルーネック
  • リラックスシルエット
  • 裾をドローストリングで絞れる

等々、普段最も愛用しているバスクシャツとは全く正反対に位置しているシャツ。まあまあ新鮮で、着易いし合わせやすくて、改めて感心しました。

 

ディテール

まずネックですが、ご覧の通りかなりはっきりとしたクルーネックです。

トゥルーホワイトのリブネックで、シャツ全体の中でもかなり目立つパーツになっていると思います。

後の着用イメージで分かるかと思いますが、太目のリブネックは全体のシルエットを綺麗に見せる役割を担っており、相当なグッドデザインと言えると思いました。

 

袖も同様のリブ。他の記事でも述べましたが、ロンTの袖口はリブが歩かないかで全然使い勝手が違います。間違いなくリブ袖が正解。カラーコントラストもグッドです。

 

アイテム名にもあるように、裾がドローストリングで絞れるようになっています。アイテム全体では余り「ダイワらしさ(テックっぽさ)」がないように思われますが、この辺りで表現しているということなのかなと理解しています。

 

カラー

グリーンの下地にブルーとホワイトのマルチボーダーカラー。

かなり思い切ったカラーリングで、自身も今まであまり選んだことはありません。マルチボーダーは多色なのでなるべくブラック、ホワイト、グレー等のモノトーン寄りにしておかないと纏まりが悪いからというところです。

グリーン、ブルーの色味もはっきりしていて、ホワイトもくすみのないトゥルーホワイトなので一見難しそうにも見えます。

このボーダー、編みではなくプリントで表現されている為やはり全く通常のボーダーTなどとは違うわけなのです。

 

素材

素材は思い切りの良いポリエステル100%。コットンライクさもほぼなく、全くナチュラルさに寄せてはいません。

ボーダーTでテック素材、化繊感ありありというのが逆に個人的には新鮮。先述したようにポリ100%なので色味が鮮やかに出ており、「そういう路線のシャツなんだな」と他者にもわかるのではないかと思っています。

なので、雨水にも強いし普通に耐久性が高いというのはポジティブなポイントになりますね。後、勿論ストレッチ性も抜群。

 

着用イメージ(サイズ感、コーディネート、シルエット)

サングラス:MOSCOT(モスコット)レムトッシュ

カットソー:ダイワピア39

パンツ:GU

シューズ:ホワイトマウンテニアリング×ティンバーランド

173㎝61㎏でLサイズを着用。

かなり余裕のある身幅と丁度良い身丈で肩も程よく落ちています。

ブラックのワイドスラックスと合わせましたが、ゆったりとリラックスしたコーディネートが可能。先述したように太めのリブネックがポイントになり、重心が下がらないのでだらしなく見えないのがGoodです。

 

ドローストリングで裾を絞ればまた違ったシルエットに。

・・・でも、余り絞らないかな、私は・・・。

 

春夏のアイテムではありますがミディアム位の厚みはあるので十分秋冬に使えます。LAD MUSICIAN(ラッドミュージシャン)のコートを羽織ってみましたが、プリント柄でクリーンな印象なのでスムースな生地感のアウターとの相性も良い様子。ダークトーンになりがちな秋冬の装いの中、良いアクセントになってくれそうな気がします。

 

まとめ

ここまで書いておいて何ですが、このマルチボーダーTは若干以上「どうかな~」と思いながら購入した節はあります。

ですが結論はとても良かったというところです。

やや頑なに「ボーダーはフレンチバスクに限る」といった見解を持っていた向きがありましたが、これはこれで良さがあり、何と言っても新鮮でした。

プリントで表現されたマルチボーダーはその明確な色味が鮮やかで着こなしのポイントになるし、まあ何より使い易いですね。ダイワピア39らしさも良く表現されていると思いました。

パッと見た目よりも実際は断然使い易いので多くの方々におすすめです。

 

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