YMのメンズファッションリサーチ

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【2023年上半期ベストバイ5選】メンズファッションブロガーが買って良かったものは?

 

光陰矢の如し

この前、年が明けませんでしたっけ?

丁度この前職場で部下からそういう風なことを言われました。

そう。もう2023年も上半期が過ぎようとしています。月日が流れることのはやさよ。

この分だと、きっと2~3年などという単位の月日もあっという間に過ぎてしまいそうです。

さて、今回は2023年上半期のベストバイアイテム5選をご紹介。自分自身もきっちり振り返って下半期の有意義な買い物に繋げていきたいと思います。

 

メンズファッションブロガーの2023年上半期ベストバイ5選

 

5位 ダイワピア39・テックボンベイサファリシャツ

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第5位はこちらの記事でご紹介したダイワピア39のテックシャツ

 

話題のブランドというだけではなく、実力も確か!

昨年あたりから気になっていたブランドであるダイワピア39。今年はダイワピア39のものを何か買ってみたいという気持ちでいましたが、1月末にテックボンベイサファリシャツを手に入れました。

ダイワピア39は過去記事でも述べたように釣り具三大メーカーの一角であるダイワが新たに立ち上げたアパレルライン。釣り好きの間では押しも押されぬ信頼のメーカーですが、それを街着仕様に・・・というとファッション観点から鑑みた場合少々無理があると感じられるのは必然でした。

しかし、BEAMS(ビームス)のディレクターが立ち上げに関わり、現代のトレンドを嫌味なく落とし込むことで昨今のムーブメントであるテック系の波に見事に合致。元来ダイワが持っている下地や剛健さと高い次元で融合し、ダイワピア39は一気に人気ブランドへと駆け上がりました。

実際に手に取ってみるとバックグラウンドの確かさと現代っぽさの両方をしっかりと感じ取ることが出来る秀逸な作りで、ワードローブの中でも屈指の存在感を放つ一着になりました。

 

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あんまり気に入ったものだからもう一着ダイワピア39のシャツを購入。個人的にも今後変わらず追い続けようと思っているブランドです。

 

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第4位 コンバースタイムライン23SSワンスター

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第4位は4月に購入したコンバースタイムライン23SSワンスター

 

コンバースタイムラインはシーズンごとに同ブランドが持つ豊富なアーカイヴの中から1モデルをチョイスし、メイドインジャパンで忠実復刻するプロダクト。23SSで選ばれたワンスターは1974年に発表された「70年代の幻(オリジナルはたった2年間程度しか製造されなかった)」と称される傑作バスケットシューズです。

現行ではキャンバスのワンスターは余り多くリリースされておらず、多く流通しているのはメイドインジャパンのスムースレザー、エナメル、若しくはスウェードレザーのもの。それぞれ勿論良さはあるのですが、やはりオリジナルと同様のキャンバスモデルはより心を揺さぶられる要素が多く、サイドのワンスターのサイズ感、ステッチやトウのテープ、シューレース、そしてヒールパッチ等拘りがこれでもかというほどに詰まっており、あっさり一目惚れして購入したわけです(過去記事を参照して頂きたいのですが、手に入れることが出来た経緯も若干運命めいたものを感じるほどのものでした)。

これは勿論復刻であって、ヴィンテージの物も存在はしているのですが簡単に手が出せるような価格の代物ではありません。しかしヴィンテージにも負けない風格を感じ取ることができ、しかし履き心地は現代的。全く不満なしです。

ただいま絶賛育成中。ガンガン履き込んでアジを出している所なので、そのうち経過報告できればと思っています。

因みにもう件(くだん)のタイムライン版ワンスターは完売していて、基本的に二次流通でしか手に入れることが出来ない状態です。

 

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第3位 Hanes SHIRO(ヘインズ・シロ)

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上半期、当ブログの記事の中でもダントツのアクセス数を稼いだのがこちらの「Hanes SHIRO】ヘインズ・シロ)」についてのもの。

購入した際に予約販売だったことや、実際に売り切れるスピードの速さも見ていたので注目度の高さは大体掴んでいたのですが、まさかここまでと言いたくなるほどの反響だったようです。

 

ただ、よくある評判が独り歩きしている状態というわけではなく、実際に使ってみるとその使い易さにやはり若干驚いてしまいます。

一切のクセがなく、文句のつけようがない。逆に言えばこれといった特徴もなく面白味には欠けるのですが、「これは売れるよな」と納得してしまう出来の良さです。

バインダーネックや丸胴仕上げなど、Hanes(ヘインズ)側からすれば色々トピックスはあるようですが(実はヘインズの名作であるビーフィーに於いてもこのディテールは採用はされていますが)、個人的にはヘビーウェイトTシャツにはないふんわりとした生地感と絶妙なサイズ感こそがこの「SHIRO」の真骨頂なのではないかと思っています。

兎に角心地よい生地感はクセになるレベル。そしてサイズ感に関しては、一枚着でもジャケット等のインナーとしても全く以て丁度良い。本当に良く考えてあるなと感心させられます。

時々再販があっても瞬く間に売り切れてしまうHanes(ヘインズ)の「究極の白T」と銘打たれたこのアイテム。私も「もう一枚買っておけばよかった」と後悔している位の傑作であることは間違いありません。気になる方はこまめにネットでチェックしましょう。

 

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第2位 yuhaku(ユハク)ロングジップウォレット

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暫く簡易的なミニ財布を使いながらピンとくる財布が見つかるのを待っていたのですが、今年の2月にずっとその存在を追っていた日本のブランド「yuhaku(ユハク)」のロングジップウォレットを購入しました。ミニ財布(コインパース)でも十分日常的に用は足りていたのですが、yuhaku(ユハク)のa Lightを使用すると、きちんとした財布を持つことの重要性を再認識してしまいます。

 

a Lightはユハクのラインナップの中ではエントリーモデル的な立ち位置のアイテムですが、今の私はこの財布のお陰ですっかりユハクの世界観にぞっこん。ユハクの真骨頂である染色レザーは部分的な面積に留めてあるのですが、逆にそれがしおらしさを感じさせられて使い易い。美しいダークパープルのアクセントカラーはよくある安物のそれではなく、拘りに拘り抜いたユハクの染色技術がきちんと感じられます。数か月使用してきて、少しずつではありますがエイジングも進行中。もう少し使ったらレポートしたいと思っています。

使い勝手も勿論抜かりなし。特に不満もなく、日常のマスターピースになっています。

 

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第1位 ポータークラシック・落ちこぼれスパイアロハパンツ

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今年に入ったくらいのタイミングで、ベーシックに軸足を置きながらベーシックを身に纏っていた私のスタイルが、ベーシックに軸足を置きながら非ベーシックに片足を突っ込む感じに変遷しています。勿論ベースになっている部分は全く変わらないのですが、総柄やモノトーン以外のカラーリングのものを自分のワードローブに組み入れて、更にコーデに幅を持たせたいという思いがふつふつと沸いてきたのです。

昨今のトレンドも勿論そういう傾向にあるのですが、実は私自身は数年単位でその変遷を繰り返していて、自分の中では久々に波が来たという風に感じています。

 

総柄のパンツと言っても古今東西様々なものが存在していますが、バックグラウンドがしっかりしていて大人が格好良く身に纏えるものとなると探すのは意外に簡単ではありません。そんな時見つけたのがポータークラシックのアロハパンツ

過去記事で述べたように、総柄のパンツやシャツをコーデに取り入れるにはかなり気を付けないといっぺんに安っぽくなってしまいかねません。

しかし「落ちこぼれスパイ(諜報活動で失敗を繰り返すスパイたち)」のレトロ且ついい塩梅にコミカルなイラストは如何にも「ただものではない感」を漂わせ、そんな杞憂を一蹴。レーヨン100%の生地と抜群の抜け感を醸す絶妙なテーパードシルエットも合いまって、ポータークラシックというブランドの凄味をこれでもかと感じさせられる一本になり得ている気がしてなりません。

 

因みにこちらが上半期のベストコーデだと自分で思っているもの。

カーディガン:NEEDLES(ニードルズ)

カットソー:バーンズアウトフィッターズ

パンツ:ポータークラシック

シューズ:パラブーツ・コロー

ねこ:ねね

このパンツのお陰で、相当自身のコーディネートの幅が拡がった気もしており、早くも2匹目のどじょうを狙う様相を呈しています。

「総柄を狙ってみようか」と思ったときに、安直にトップスから入るのではなく、コーデのベースになりやすいパンツから入ったことも英断だったと自負しています。そういう意味合いも含めて上半期ベストバイに選びました。

 

まとめ

というわけで2023年ベストバイアイテム5選について述べて参りました。

ポータークラシックやユハク等のブランドが上位に並びましたが、先日投稿した記事で述べたように、最近ユニクロに対する興味が減退気味な為今回ベストバイの中にユニクロの物が入っていません。今まで何度か投稿したベストバイ的な記事では必ず一つ、二つユニクロの物が入っていて、実際に愛用もしていたのですが今回は無しです。年末に年間ベストバイを上げる際、「上半期は~~と言っていましたが」等という記述ができることを心から願っています。

先日の記事の続きになってしまいますが、ユニクロがインラインの底上げをもしも狙っているのならそれでも良いのですが、少なくとも私は余程の傑作でなければインラインの物は一軍扱いはできません。たまに使うものもありますが、やはりそれはごく稀です。ユニクロのもので一軍扱いするのはどうしてもユニクロUやJWアンダーソン、その他のコラボものが中心。このままだと肌着やソックス等の生活必需品くらいしか見に行かなくなってしまいそうで、何だか切ないです。重ね重ね、巻き返しを期待しています。

 

それでは、また下半期もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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