YMのメンズファッションリサーチ

メンズファッションについて、ブランド、アイテム、ショップ、人物等様々な角度からリサーチします。

NEEDLES(ニードルズ)の真の魅力とは?トラックパンツやトラックジャケット、パピヨン刺繍だけではない!

 

NEEDLES(ニードルズ)の人気ぶりはなかなか凄い

「人気ブランド」というと実に数多存在していますが、NEEDLES(ニードルズ)の人気ぶりもまた相当に凄まじいものがあります。

若干ひねくれている私は、実は少し前までNEEDLES(ニードルズ)を食わず嫌いしていました。

 

ymfresearch.info

特にカルト的な人気を誇るトラックパンツ、トラックジャケットは避けに避けてきたのですが、過去記事にも挙げているサムエジャケットをひょんなことから購入してから、少しだけNEEDLES(ニードルズ)に対するイメージは変わり出します。決して「分かりやすさ」を前面に出して「売れる物を作る」ことに固執しているブランドだというわけではない。・・・そう感じました。

 

NEEDLES(ニードルズ)とは

出典:ネペンテス公式HP

 

NEEDLES(ニードルズ)はネペンテスが展開する同社のオリジナルブランド。ネペンテス代表の清水慶三氏自らが手掛けており、同氏が古くからインポートアイテムに触れてきた経験をもとにワーク、ミリタリー、ネイティブ、そしてドレスやスポーツの要素もふんだんに盛り込まれている、個性が光るブランドです。

NEEDLES(ニードルズ)は「針」の意味で、洋服を製作する上に於いて欠かせない「針」の意味と同時に「NEED LESS」の意味も含まれているとのこと。「必要最低限」の名を持つこのブランドは一見個性的でありながら、その実余計なものを除したシンプルな存在でも在り続ける事を目指しているのかもしれません。

 

清水慶三氏について

出典:ネペンテス公式HP

 

その清水慶三氏ですが、例に洩れずというか、やはりというか、若い、というか幼い頃に 「VAN」を通ってきているそうです。現在の日本の服飾に携わっている重鎮たちはほぼほぼ例に洩れず若い頃に石津謙介のヴァンヂャケットに触れています。ユニクロの柳井社長の実家もヴァンの代理店だったそうだし。よく述べるのですが、なんとも偉大。

閑話休題。

もう少し時間が経ち、清水氏は本場のアメトラ、アメカジに傾倒していきます。文化服飾学院を卒業した清水氏はアメリカの服飾を探求するのと同時に欧州の服飾や日本のDCブランドにも多く触れ、その結果「日本の服飾文化への馴染みが良いのは結局アメリカ」という結論にた辿りきます。

ネペンテスでの生涯の相棒となる鈴木大器氏とアメリカのショップ「Numsb」で出会い、その後「Redwood」を開店。ここでのトピックスは服屋として初めて、スポーツブランドであるナイキの取り扱いを始めたこと。アパレルショップでナイキを初めて扱ったのは清水氏だったのです。その他にもレッドウィングやチャンピオンのリバースウィーブ等アメカジの象徴ともいえるようなアイテムをセレクトし、いずれも順調なセールスを記録しました。

その後29歳で独立しネペンテスを創設。自らは国内で自社ブランドNEEDLS(ニードルズ)を立ち上げ、相棒の鈴木氏はアメリカに渡りエンジニアドガーメンツを手がけました。

全てのアイテムをメイドインニューヨークに拘るエンジニアドガーメンツに対し、ニードルズは全てメイドインジャパン。日本の縫製技術の高さと繊細さ、そして伝統に拘りを見せるラインナップとなっています。

 

NEEDLES(ニードルズ)の魅力

国内生産ならではの確かな作り

出典:楽天

 

先述したように、NEEDLES(ニードルズ)のアイテムは全てメイドインジャパン。清水氏が拘る縫製やカッティング技術の確かさは、国内生産だからこそ成しえている、信頼に足るものです。個性的なアイテムでも、よく見ると雑さは微塵もなく、実際に長く愛用できるアイテムばかりだと思います。

 

感性豊かなアイディア

出典:ネペンテス公式HP

 

先述したように、NEEDLES(ニードルズ)の根底には基本に忠実な「正しい」アメトラやアメカジの潮流が流れていることは間違いありません。しかし、その基本に一捻り、いや、二捻り以上を加えるのがNEEDLES(ニードルズ)流。唯一無二の感性が光る個性豊かなラインナップが繰り広げられてます。

しかし、この「個性」というものは「基本」がなければただの安っぽい服になりかねません。NEEDLES(ニードルズ)が支持される理由の一つは、その個性が飽くなきまでの地盤の上にテイストとして加えられているからこそなのではないかと思います。

 

ほどよい「やんちゃ感」

出典:ネペンテス公式HP

 

普段がシンプル志向でも、時々程よくやんちゃな格好がしたくなる時がありませんか?私はあります。

でも、派手なものなら何でもよいわけではなく、やはり大人だから、基本を抑えた上でデザインフルなものを身に纏い、大人でも見苦しくないやんちゃ感を演出したい。

そんな時にしっくりくるブランドって、極めて少ないのです。

NEEDLES(ニードルズ)はそんなニーズにドンピシャで応えてくれるブランド。これはある意味アパレルの界隈でのブルーオーシャンなのではないかと思います。そしてNEEDLES(ニードルズ)が現在の地位を確立した最も大きな理由の一つではないかとも。私が着こなしの面で憧れる俳優の滝藤賢一さんもNEEDLES(ニードルズ)のそんなところに惹かれていると語られています。

 

アイコニック

出典:ネペンテス公式HP

 

NEEDLES(ニードルズ)を象徴するアイテムと言えばトラックパンツ及びトラックジャケット。長年巷でカルト的人気を博しています。

ただ、確かに良いアイテムなことには違いないのですが、私は手を出していません。

NEEDLES(ニードルズ)の真骨頂はここにはないような気がするからです。

プレ値が付き、二次流通界隈でも時期によっては入手困難な程の人気ですが、NEEDLES(ニードルズ)が本当に好きな人は他のアイテムにも目を向けてみたほうが良いかもしれません。

 

出典:ネペンテス公式HP

 

アイコニックなパピヨンのロゴが大きく入ったアイテムもよく見かけますが、トラックパンツもパピヨンもNEEDLES(ニードルズ)を象っている要素の一部に過ぎません。・・・ただ、まあ・・・結局格好良いですけれどね(笑)。

 

シアー素材でシルク混でジャガード織りでほつれ加工・・・お気に入りすぎなNEEDLES(ニードルズ)のカーディガン

シアー素材でシルク混

以前ご紹介したNEEDLES(ニードルズ)の所有物であるサムエジャケット以外にも、実はあと一着ご紹介しそびれていたものが。

それがこちらのカーディガン。

 

ご覧の透け感。シアー素材になっていて、真夏でも着用可能な一着です。

 

キュプラに30%のシルクが混紡されている結構珍しい素材ですが、これがなかなか優秀。シャリシャリしており、軽くて光沢感が抜群。後述するジャガードの柄を引き立たせる、個性的且つ着用感にも秀でた、(多分)無二の生地感になっています。

 

ジャガード織り

ジャガードとは、一般的なプリントとは違い、生地のパターン自体が織り込まれたものです。模様が立体的に浮かび上がって見えるのが特徴的で、複雑なパターンになればなるほど味わい深い雰囲気を醸します。

 

よく見てみると、大柄なチェックの中にダイヤ柄が縫い込まれており(ダイヤ柄はジャガードではなく刺しゅう)、極めて複雑な組み合わせの柄になっています。

 

高級感と、大人っぽさと、そして絶妙なやんちゃさが入り混じった味わい深いパターンだと思います。

 

ほつれ加工

インサイドアウト技法で、敢えて表と裏を反対にして製作してあります。縫製部分を見せることで服全体の雰囲気のバランスを取り、「やさぐれ感」さえ感じ得るような・・・。如何にもNEEDLES(ニードルズ)らしい、「ただでは済まさんぞ」と突き付けられているかのようなグッドディテール。

 

着用イメージ

カーディガン:NEEDLES(ニードルズ)

カットソー:タコマフジレコード

パンツ:PORTER CLASSIC

シューズ:VANS(ヴァンズ)・SLIP-ON(スリッポン)チェッカーフラッグ

滝藤賢一さんは言っていました。

「柄に柄を合わせることを恐れない」

コーディネートのセオリーから言えば、総柄のものを着る時は他をシンプルにというところですが、NEEDLES(ニードルズ)を着ると不思議とそのセオリーを敢えて破りたくなります。

しかし不思議としっくりくる。何とも不可解ですが、恐らくNEEDLES(ニードルズ)のアイテムの持つ独特の世界観がそうさせるのでしょう。これだから面白い。そして奥深い。服を着ることの面白さを思い出させてくれるかのよう。

 

どんな色の物にも、意外と合ってしまう。ある程度の経験値は必要かもしれませんが、「感性で着て」大丈夫。

NEEDLES(ニードルズ)はやはり不思議なブランドです。

そして、このカーディガンは巷で人気のトラックパンツやトラックジャケットに勝るとも劣らない名作。間違いない。

 

まとめ

NEEDLES(ニードルズ)の人気の秘密は、きっとアイコニックな分かりやすさだと思う方が多いかも知れませんが、その実は清水氏とネペンテスの経験に裏打ちされたバックグラウンドの確かさなのではないかと思います。うん、きっとそうに違いない。

その上に独創的なアイディアや工夫、遊び心が乗っかっている。だから嘘くさくないしこの上なく洒脱な仕上がりになっている。

 

若い人が着るのも良いけれど、私達のような大人世代が程よくやんちゃしたい時や、普段のベーシック志向から時々はみ出したモノを着たい時に最適なのかもしれません。

そして、カジュアル服をコーディネートする際の「遊び」の愉しさも存分に詰まっています。やっぱりカジュアルはそうでなくちゃ。

 

出典:ネペンテス公式HP

 

NEEDLES(ニードルズ)を象っている傑作は、決してトラックパンツやジャケット、パピヨン刺繍のアイテムだけではありません。

 

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