YMのメンズファッションリサーチ

メンズファッションについて、ブランド、アイテム、ショップ、人物等様々な角度からリサーチします。

【300記事投稿記念 】そろそろ「オシャレになる方法」について私見を交えながら総論を述べよう

 

300記事到達しました

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(ネコのねねまでもコーディネートする事に成功した、これが私の最近のベストコーデです(笑))

 

皆様のおかげで、「YMのメンズファッションリサーチ」は300記事に到達いたしました。本当にありがとうございます。

思えば、このブログを開設した契機は、「自己表現の手段にしたい」というものでした。

以前某企業の方が当ブログを見て頂き、オンライン会議ツールでインタビューがしたいと依頼があったためお受けしたのですが、参考にしていただくどころか、こちらが自分のここまでの歩みや自覚していない矜持等を自己覚知することが出来て、非常に有意義な時間になりました。

誰かとお話しすると、そういった気づきになるものです。

私は、「自己表現するためのツール」として最終的にファッションのカテゴリーを選びましたが、本当は材料は何でもよかったのです。

世界史や日本史が好きなのでそれでもよかったし、社会学にもそれなりに通じています。趣味のプロレスや欧州サッカーでも、怪談でも、おやつでも。

本業はブログの題材に使用したくないのですが、それ以外にも候補は色々ありました。

何にせよ、300記事継続できたことには非常に達成感を感じています。重ね重ね、いつもありがとうございます。

 

そろそろ、まとめようか

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さて、当ブログの方向性を、ここで明確に述べます。

私のポリシーは、「排他的でない」ことです。

  • ヴィンテージに傾倒しファストファッションを身につけることを良しとしない
  • アメカジが好きだからラグジュアリー系は除外
  • ストリート系だからコンサバ系は紹介しない
  • 本場英国のトラッド好きだからアメトラは認めない
  • 襟付きのシャツしか着ないと決めている
  • スニーカーはプレ値付きしか買わない、履かない

等等・・・

何かに傾倒し対極にあるスタイルを排他する。そんなことを考えません。

全てのジャンルに、「良いモノ」も「良くないモノ」も含有されているからです。

ヴィンテージは全て肯定?いいえ、ヴィンテージで価値が高いものの中にも良くないものはあります。

「ここのショップですべて揃えたらだれでもオシャレになる!」そんなショップは存在していません。世界中どこにも。

ユニクロは全てダサい?いいえ。選び方次第で滅茶苦茶オシャレになります。GUだってそう。ワークマンも。しまむらも(今後リサーチを開始しようと思っています!)。

どのジャンルにもどのセクションにも逆に素晴らしいモノがある。

だから、ほとんどすべてのジャンルを網羅したいのです。何物も排他せずに。

そして、老若男女、全ての方々に参考になる記事を。

そういった方向で、私の気持ちは固まっています。

 

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バブアーを着た次の日にワークマンのジャケットを羽織って出かける。それが私、YMのスタイリングの特徴なのです(画像はワークマン定期巡回の様子(笑))。

 

「オシャレになるには」

確定的な方程式は存在しない

さて、アイテムレビューやブランド紹介が最も主流になっている当ブログですが、今まで敢えて「ロジック」的なものを表題にした記事はあまり書いてきていません。

様々理由はありますが、もっとも大きなものは、「オシャレになるのに」一発逆転はありえないからです。

幾度も幾度もトライ&エラーを繰り返し、PDCAを重ね、「良いモノ」と「良くないモノ」を見分ける感覚が身に付き、ブランド種別も「アリ」か「ナシ」かを振り分けることが出来るようになってきます。

また、自分のキャラクターや体型を知るのも、ただただすぐにできるものではありません。いくら良いモノでも、自分のキャラに合っていなければオシャレに見えません。

体型も、サイズといった既知的概念を言っているわけではなく、体の特徴や個人的コンプレックス等、個々で全く違ってくる類のものを言います。

だから、「審美眼」も「自分を知ること」も、確定的方程式はないのではないかと思っています。

 

最低限のルールやロジックはある①「フォーマル」

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出典:赤峰幸生がたどり着いた|一生愛せる服 | THE RAKE JAPAN | The Modern Voice of Classic Elegance

 

ただ、前項の内容を踏まえたうえで、ある程度の確定要素は存在しています

まずはフォーマル。正式な場では「外し」や「工夫」という概念は存在しません。

冠婚葬祭ではシルバータイがマスト(勿論お悔やみの場では黒ですよ)。スーツは「葬」以外でブラックは正式ではありません(ネイビーかチャコールが相応しい)。

シューズはブラックの内羽根ストレートチップ以外は基本的にNGです。特にウィングチップやカントリーシューズなどは起源が狩猟用なので非常に縁起が悪いということになってしまいます。

まさかブラックの内羽根ストレートチップを持っていない方がいたらGU(ジーユー)にリアルレザーシューズ(3,990円)を買いに行きましょう!

それで十分です。そういった場では「良い革質か否か」よりも「どういったタイプか」が重視されます

上記は一例ですが、様々な「動かし難いルール」が存在しているのがフォーマルなのです。正式な場では「ルールがちゃんとわかっているかどうか」=「オシャレ」の等式が成り立ちます。余りにもかけ離れると、オシャレではないどころか一般常識を疑われかねませんよ。

 

最低限のルールやロジックはある②「TPO」

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出典:TPO 石津 - Bing images

 

かつてVAN(ヴァン)を設立した石津健介が生み出した言葉「TPO」は現在当たり前のように日常に浸透しています。

 

ymfresearch.info

 

昔の「テイク・アイヴィー」はアイヴィーを志向する者たちへの指南本だったわけですが、様々なものの境界線が分かりづらくなり、ルールじみたことが随分少なくなってきた昨今も、この「TPO」という概念は色褪せることなく根付いています。

ドレスコードがなかったとしても、フレンチのコースが出されるレストランにTシャツとデニムで行くのはNGでしょうし、ビジネスマンの集まるセミナーにサンダルで出かけてはいけません。

逆に細かいところで言えば、スポーツジムにはテクニカルなシューズを持参したいもの。レトロなデザインが特徴的なスニーカーはいかがなものでしょうか。

「TPO」は非常に「オシャレ」という概念上非常に重要なファクターに他なりません。

 

最低限のルールやロジックはある③「季節に合ったものを装う」

ymfresearch.info

 

過去記事で述べたように、季節に合ったものを装うことは、特に四季が存在している日本では重要な部分です。

春めいた気候の4月頃に既に半そでで闊歩する人は季節感を考えるべきでしょうし、逆に冬にリネン素材のものを着ていたりしてもちょっと・・・と思います。

 

tradman-dc.com

 

こちらの記事でもそういったことについて言及されています。参考になりますよ。

特に日本人にとって、季節感に合った服装を心掛けることは大切なのではないでしょうか。四季という素晴らしいものを、装いの面でも楽しめることが出来てこそ「オシャレ」な人だと思います。

 

「オシャレになる方法」を考える

それでは本題。

基本的には「ルール」の存在しないカジュアルシーン。

「オシャレになるにはどうしたらいいの?」

先述したように、「一発で」オシャレになることは私は不可能だと思っています。

しかし、見映えを一定の位置まで引き上げることは可能。そのロジックを考えてみましょう。

 

MB氏の7:3理論とは

まず一番大事なことを教えちゃいます。
あなたはメンズファッションでオシャレを構築する上で
最も重要な要素は何だと思いますか?

それは「ドレスとカジュアルのバランス」です。

テーラードジャケットとスラックスは100%ドレス。
100%ドレスだと「ビジネス」や「パーティー」などになってしまい
街着として成り立ちません。

パーカーとスウェットパンツは100%カジュアル。
100%カジュアルだと「部屋着」や「パジャマ」などになってしまい
同じく街着として成り立ちません。

引用:【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは? | 【最も早くオシャレになる方法】現役メンズファッションバイヤーが伝える洋服の「知り方」/ Knower Mag (neqwsnet-japan.info)

 

国民的メンズファッションインフルエンサーのMB氏は、ドレスとカジュアルのバランスを7:3に整えることで「最短でオシャレになる」と説きます。

これは特に初心者には非常に有効な理論と言えますし、理に適っています。

 

MB氏の7:3理論を解説

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出典:https://www.pinterest.com/pin/139682025925378473/

 

「ドレスとカジュアルのバランス」・・・。まずは「ドレス」とは何を指すのか、カジュアルとは何を指すのかを考察していきましょう。

 

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出典:「ユニクロのセミオーダースーツ」を自腹で買ってみた | 日刊SPA!

 

まずは「ドレス」について。ドレスとは勿論スーツスタイルが最もその象徴的スタイルです。スーツスタイルを見てみると「ドレス」とは何を指すのかが分かります。

1.カラー

スーツスタイルに用いられることの多いカラーは、ブラック、ネイビー、チャコールといったものです。その次がダークブラウンやライトグレーといったところ。

つまり、ダークトーンよりであればあるほど「ドレス」と言えそうです。因みにブラックよりもネイビー、チャコールの方がより「ドレス」です。これは、それらがブラックよりもよりフォーマルなカラーだというルールがあるからです。

スーツの本場英国人が日本の結婚式の集団を見ると「葬式のようだ」と思うという話を聞いたことがあります。本場では結婚式や、葬儀以外の正式な場以外ではブラックのスーツはあまり着用しないそうですよ。

2.シルエット

スーツは元々その起源をたどると、オーダーが元です。

つまり、身体のラインに沿って作られるもの。ジャストフィットなサイズ感、シルエットであればあるほど「ドレス」と言えそうです。

3.素材

スーツスタイルに使われる素材で最も代表的なものはウールです。光沢感、ツヤ感のあるウール、若しくはウールライクな素材こそ「ドレス」ライクだと言えそうですね。ツイードやフランネル、高密度コットン等他にウールに続く素材もあります。

4.小物(シューズ、バッグ)

シューズは勿論レザーが最もドレスライクです。シルエットは細身であればあるほど。そしてタイプとしてはストレートチップ⇒キャップトウの順。外羽根より内羽根。

フォーマルで装飾性のないデザインであるばあるほど「ドレス」と言えそうですね。バッグも同様で、装飾性のないレザー素材のものが最もドレス寄りです。

「カジュアル」についてはそのすべて反対。

カラーは明るいもの(ホワイトはフォーマルで使うので除外)。シルエットはゆったりしたもの。素材は光沢感、ツヤ感のないもの。小物は装飾性の高い(カラーリングの明るい)レザー素材以外のもの。

ということになります。比率を考えるときに、トップス・パンツ・シューズというセクションに分けて2セクションをドレスにすれば完成というわけではなく、カラー、シルエット、素材、小物といった要素も組み合わせて全体のバランスが7:3になればよいとMB氏は論じています。

 

コーディネート例

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シャツ:ユナイテッドトウキョウ

パンツ:スウェーデン軍

シューズ:パラブーツ・コロー

 

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こちらはツヤのあるシャツに軍パン、レザーシューズでコーディネートした例。シャツは合繊だしシューズはシボ革のローファーなのできちんと7:3に整えたわけではありませんが、割と先述のロジックに近いのではないかなと思います。これも先述しましたが、ダークカラーはカラー面でドレス寄りなのでそういう要素が強くなりもします。

パンツはシルエットも素材も雰囲気もカジュアル度の高い軍パンなのでここで外しているつもりです。

 

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シャツ:キャプテンサンシャイン

パンツ:ハバーサック

シューズ:ニューバランスM1500

 

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こちらは少し応用版。

一見、ドカジュアル寄りに思えるかもしれませんが、キャプテンサンシャインのタブカラーシャツは襟の作りや光沢感という部分でドレスの要素が少し入っていて、ハバーサックのパンツも思い切ったワイドシルエットですがタックやクリーツ等のドレス要素が。ニューバランスM1500も実はフォルムが細身で形はスマート。

このように各アイテム毎にドレス要素をちょとずつ入れていけば野暮ったさが軽減されます。

先述したように、それぞれ単体で考えるだけではなく、「要素」という観点で見ていくとまた合わせ方の幅も広がっていくのではないかと思います。

 

個人的に考える「オシャレ」とは

「さりげなさ」

過去記事でも述べたことがありますが、個人的には「さりげなさ」が肝心なのではないかと思っています。

 

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つまり、「オシャレをしているつもりは特段ない」と思わせて・・・しかし、「何かオシャレだよね」と思わせる。

それで勝ちです(笑)

昔「無造作ヘア」と謳うCMが一世を風靡しました。

正にそれで、ビシッと決めているヘアスタイルではないが、狙って洒落たところを攻められている。

先述したMB氏の7:3理論に通じるところもありますが、基本的にきちんと着るけれども「抜け」を作る。

 

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私は逆に3:7でもいいのではないかなと思っています。基本的に無造作だけれども一点だけはきちんと感のあるものを入れる。

そうすると不思議と「決めすぎ」にならないしだらしなさも相応になる。

今のところその辺りを狙いうのがいいのではないかなと思ったりしています。

「今日はキメてきました」は少し気恥ずかしい・・・。

 

「気に入ったもの」を着てオシャレを楽しむ

最後に、

「インフルエンサーが言っていたからあれを着なければ」

「ロジック上必要だから買わなきゃ」

等ではなく、「自分の気に入ったもの」を上手に取り入れることこそが最も大切なのではないかと思います。

結局ここに帰結するように思うわけです。

 

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感性は人それぞれ。良いと思うものも良くないと思うものも実のところは一人ひとり違うのではないでしょうか。

店頭で見て、オンライン上で見て、直感的に気に入った!その他、特別な何らかの理由があって好き!なんていうものもあるかもしれませんね。

 

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それじゃあ、それを世間の評価やインフルエンサーがどんな論評を展開しているかなどは抜きにして、手に入れて上手に自らのワードローブに加えましょうよ。

 

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オシャレは楽しむもの。

即ち、「自分の好きなものを身につけること」。やっぱりそれが一番楽しい。

自分が気に入ったものを上手にコーディネート出来たときが、本当に「オシャレを楽しむことが出来た」瞬間なのかもしれませんね。

 

当ブログでは、幅広い方々がオシャレを楽しむことが出来るようになるため、様々な情報を今後も発信していきたいと考えています。

どんなジャンルに興味があっても、そんなテイストを嗜好していても、記事を検索して貰えばヒットするものがある。そんな運営をしていきたいものです。

まだまだ稚拙な身ですが、良ければ今後ともよろしくお願い致します。

 

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おまけ(ネコ)

 

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ウシ柄のララ

 

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マロ眉のココ

 

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おはぎ柄(ただ黒いだけ)のねね(最近ひらがなに改名)

 

の3ネコも引き続きよろしくお願い致します!

 

 

 

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