目次
- 大人のオトコこそ夏は長袖ポロシャツで
- ラコステL1312(長袖ポロシャツ)が大人の男に相応しい理由
- ラコステL1312(長袖ポロシャツ)のディテールのおさらい
- ラコステL1312のサイズ感とコーディネート
- ラコステL13112のまとめ
- おまけ(今日のネコ)
大人のオトコこそ夏は長袖ポロシャツで
今年のお正月に、ラコステL1312ALを購入しました。
ラコステの名品ポロシャツであるL1212のロングスリーブ(長袖)バージョンであるL1312ですが、過去記事でも言及したように、私は長袖のポロシャツには苦手意識があったのです。おじさん臭くなるのでは。真夏には暑くて着られないのでは・・・。
しかし、半年ほど経った今、自分のワードローブ内のアイテムでも屈指の主力になりました。
こちらはL1212の着用画像ですが、これはこれでやはり素晴らしく、流石にポロシャツの原点だと思わせてくれる絶妙さなのですが・・・。しかし、大人のオトコこそ夏には長袖ポロシャツを!今こそそう叫びたい。今回はその理由を述べていきます。
ラコステL1312(長袖ポロシャツ)が大人の男に相応しい理由
①「『半袖』はドレスではありえない」
出典:【楽天市場】半袖 ニットシャツ 新作 台襟付 前開き 吸汗速乾 鹿の子 ボタンダウン Yシャツ クールビズ COOLBIZ ビズポロ ポロシャツ ビジネス カジュアル オシャレ:SUIT STORY
現代ではすっかりスタンダードである半袖のドレスシャツですが、スーツ発祥の地であるイギリス(本当はフランスらしい)では、シャツ自体が下着扱いであり、「半袖」等と言う概念自体があり得ないそうです。今しているのはカジュアルウェアの話ですが、洋装の始まりはドレス。それを簡略化したり別解釈した果てがカジュアルウェアやスポーツウェア等ともいえる訳ですから、脈々辿っていけばその原点はスーツスタイルな訳です(色々な枝分かれがあってのことですが)。
出典:ラコステ(LACOSTE)公式オンラインショップ - 1933年創業のプレミアム・カジュアルブランド
特にポロシャツに関してはスポーツウェアが始まりなので、「何の関係があるの?」と言われそうですが、原点の事情を鑑みれば、やはり「半袖よりも長袖の方が大人に相応しい」「半袖の方がきちんとしている」という結論にたどり着くと言えそうです。
私は半袖も勿論着ますしTシャツ1枚で出ることも多いですが、やはりそれなりの用事の時などは真夏でも長袖を着用します。そう考えると、元々ロングスリーブポロシャツはワードローブに必須アイテムだったのかもしれないとも思います。
②L1212(半袖)と違い被りにくい
繰り返しますが、ラコステのL1212は名品中の名品です。しかし名品の宿命とでもいうべきか、街を歩けば必ずと言っても大袈裟ではないほどに他人と被ってしまいます。「いや、良いモノだから別にいい。」そうですね。私も実はそっち派ですが(笑)しかし、もしL1312を選べば余り他人と被らないというおまけつきです。ああ。それは悪くない。ですよね?
③腕捲りすれば暑くはない
ディテールの違いについては後に詳細を述べますが、L1212とL1312について、その違いは僅かなものです。生地の厚さは一緒。つまり、L1312の腕を捲れば、「長袖だから暑い」という事はほとんどないのです。是非、腕を捲って五分袖にしましょう。「じゃあ最初から五分袖を作ればいいのに」。そうそう、それはそうでもないのですよ。長袖を捲った時の具合が大人の余裕を醸し出すというものです。
④体型を隠せる
出典:赤峰流。はカジュアルもちょっと違う!「夏リゾートスタイル」の絶対とは | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル]
(洋装界の生き字引・赤峰先生も長袖ポロシャツの着用を推奨されています!)
30代、40代くらいになってくると、若い頃と違い二の腕も他人に自慢して見せるほど逞しくあるはずがない(笑)。そんなケースは稀です。長袖であるL1312を着用すれば二の腕を隠すことができて、スタイルも良く見えてしまいます。ここは結構大きなポイント。 これは単に弛んでいる方だけの問題ではなく、逆に痩せすぎていたり筋肉に自信がない方に関しても同じことが言えるかと思います。
ラコステL1312(長袖ポロシャツ)のディテールのおさらい
①日本企画のラコステです
それでは改めてL1312のディテールを見ていきましょう。
私の所有しているL1312は日本企画モデルです。ラコステのポロシャツは大きく分けて①フランス企画の通称「フレラコ」
②アメリカの会社が作っていた「アイゾッド」
③日本企画のもの
と言った種類があります。ラコステの店舗等に普通に置いてあるのが日本企画の物です。
こちらの記事でも詳しく述べられています、是非ご覧ください。
だっちさんと同じ意見で、ヴィンテージ好きな方たちはフレラコやアイゾッドを好む傾向にあるようですが(いや、それらもとても格好いい!)、日本企画には日本企画の良さがあります。やはり日本人の体型に合ったカッティングがなされており(特に着丈が丁度良い。フレラコは少し長いようです)、とてもしっくりきます。
②さすがはポロシャツの原点というべきディテール
まずはこの絶妙な襟。台襟なしでこの美しいラインはやはり唯一無二なのかもしれません。
美しい天然貝のボタン。見る角度によって光具合が変化します。シャツの質を測る指標の一つとしてボタンは非常に重要。
ラコステが使用する貝ボタンは、象徴的ディテールとして有名だからというのもありますが非常に目立つ部分ですね。
緩くも細くもない丁度いいスリーブ幅。シルエットはキレイに出ます。鹿の子生地はスーピマコットンを使用。着こんでいくと味が出てきます。
③L1212とL1312の違い
奥がL1212ですが、そのディテールはほとんど違いがないです。
生地の厚さ、サイジング、作り・・・。単純にL1212をロングスリーブにしたという感じで理解していいと思います。
ラコステのポロシャツを象徴する綺麗な前立てはL1212も勿論健在。というかこっちが元祖。
ただ一つ。L1212ではスポーツアイテム由来である名残の裾部分のスリットがありますが・・・
L1312にはありません。ロングスリーブバージョンはスポーツ仕様という性格が弱いという事なのでしょうか。でもスリットは個人的にはあっても良かったかもと思います。
出典:ラコステ定番ポロシャツ 5種類のモデルを徹底比較! 【2020年版】 | cocochiya BLOG
因みに最近の新作であるスリムフィットモデルのスリットは深めのようです。
今回ご紹介している2枚はどちらもクラシックフィットなのでその外という事で。
ラコステL1312のサイズ感とコーディネート
⓪サイズ感
コーデ例では173㎝68㎏の私がクラシックフィットモデルのFR5・USLのサイズを着用しています。私は緩めに着るのでジャストよりもワンサイズ上を選択していますが、ジャストでもいいと思います。L1212も同じサイズ感ですので、ジャストで着たい方は適応サイズを。緩めに着たい方はワンサイズ上げて下さい。因みにUSLはJAPANサイズでXLサイズという意味になります。なのでLサイズを買いたい方はUSMとなりますね。
①+ミリタリーパンツ
前提として腕捲りは必須です。これをしないとやはりおじさん臭くなる可能性が出てきます・・・。スウェディッシュミリタリーパンツとコーデ。足元はペネロペのメノルカサンダルです。
緩めのシルエットで武骨な印象のミリタリーパンツとは好印象。言っても長袖なので、サンダルと合わせると重さのバランスが取れると思います。
スエードのローファーに替えてみました。これもちょっぴりトラッドな雰囲気がプラスされて良いですね。夏場でもやりすぎではないくらいの大人っぽさが演出出来ます。レザーのローファーでも良いかと思います。スエードだと柔らかさが出ますね。
いずれにしても太目のパンツだと汎用性が高まる様子。相性が良いのはわかりました。
②+ショートパンツ
ショートパンツとも好相性。GUのシェフショーツとコーデしています。足元はボリュームのあるスニーカーやローファー、サンダルでもいいかなと思いますがここではルーマニアのシューズメーカー・マカロニアンのキャンバススリッポンを持ってきました。このシューズはエスパドリーユ的な雰囲気を持っていて、やり過ぎない程度のリゾート感が出せるので夏場に重宝します。丁度色味も拾えていますね。ショートパンツを穿く時はその他を大人っぽい雰囲気のアイテムで揃えるのが上策。そんな時にもラコステL1312は役立つようです。
③+スラックス
スラックスとも問題なく合います。ユニクロUのワイドテーパードスラックス。足元はナイキのエアリフトで外しています。他にもやり様は色々あると思いますがどこか1箇所は外したいので。ポロシャツもドレスアイテムではないのでドレスシューズを合わせても悪くはないかもしれませんが。好みでしょうか。
④+ベイカーパンツ
余談ですが、最近実はほんのちょっぴりダイエットしていまして・・・恥ずかしながら、増量と共に苦しくなってしまって履かなくなっていたガンホーのベイカーパンツが履けるようになりました(笑)
というわけで、ガンホーのベイカーパンツとバンズのスリッポンでコーデ。
少しカジュアル要素が強いコーデですが、なかなか良いですね。
こちらはスペルガ2750を合わせました。シンプルなスニーカーも相性がよさそうです。ガンホーのベイカーは太すぎず、細すぎずきれいにストンと落ちているクラシックなシルエットなので汎用性がとても高いです。バックサテンの雰囲気が非常にお気に入り。昔から定番のアイテムなのでラコステのポロシャツとマッチします。
ラコステL13112のまとめ
いかがだったでしょうか。以前もL1312の記事を書きましたが、今回はコーデ等についても言及しました。
元々こちらの記事を拝読させて頂いて購入を決めました。ちゃんべーさん、本当にありがとうございました。
コーデ例のイメージでも述べたように、スラックスから軍パン、ショートパンツまで意外と着回しが効く大人のアイテムであるL1312。是非とも大人の男性に手に取って頂きたいアイテムです。
こちらは海外製(ペルーやエルサルバドル)でデザインドバイフランスの「フレラコ(フララコ)」です。若干丈などの寸法が日本企画の物とは異なります。
ラコステ LACOSTE L1312 L/S Classic Pique Polo クラシック ピケ(鹿の子)長袖ポロシャツ 通称フララコ 価格:14,800円 |
こちらが今回ご紹介した日本企画のものです。
lacoste ラコステ 長袖 ポロシャツ メンズ Polos L1312AL 価格:15,400円 |
杢糸を使用したバージョンは品番がL1313になります。基本的にはL1312と一緒。メランジカラーになっていて、また少し雰囲気が違いますね。
LACOSTE 長袖 リブ カラ-ポロシャツ L1313 (杢・長袖) ラコステ カットソー ポロシャツ ブルー カーキ グレー ネイビー レッド【送料無料】 価格:15,400円 |
おまけ(今日のネコ)
んんんんん・・・?鋭い眼差し!
今日のネコネコ会議では・・・
心境著しいアフリカ方面の人口増加についてディスカッションしていたとか(ウソです)。
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今後ともよろしくお願いいたします。